司法試験に落ち続けた20代で得た強み。28歳で入社後、売上トップに【#gCな人たち vol3:中西正也】

こんにちは。編集部の佐藤です。
現在の自分は30代ですが「20代では圧倒的に成長すべき!」という強いメッセージ性に対して、戸惑ってしまう時があります。自分のキャリアが特殊で、初めて就職したのが20代半ば。人より就職が遅かったからかもしれません。
今回は自分と同じく少し変わった経歴の中西さんにお話を伺いました。

司法試験に落ち続けた20代の経験が営業としての強みに

ー中西さんの20代について伺いたいのですが、大学卒業したあとは、何をされていたのですか?

20代は弁護士を目指していて司法試験を受けていた時期だね。大学を卒業して、大学院に進学。その後、司法試験を3回受けて落ちたんだよね。
大学院を卒業したのが2011年で終わったのが2013年。そこから就活して2014年の6月にgCストーリー入社って感じかな。

ー受験してた時期ってどんな生活を送っていたんですか?

平日はずっと勉強で土日のどちらかもフルで勉強。大学院時代は課題が出るので予習、復習やらないといけない。

ー凄くストイックでハードな生活ですね。。

試験落ちた後の方がもっと大変だったよ(笑)
スケジュールを自分で全てを管理しないといけないから。自分で自分を律するのはそこで学んだ気がする。

ー司法試験の受験生時代って、どんな気持ちでした?

めちゃくちゃしんどかったよね(笑) しかもしんどさの種類が多くてさ。
周りの目を気にするし、1年に1発勝負のストレス、勉強量の膨大さ、毎日の地道な苦しさだったり。司法試験が受かれば、周りから「弁護士、検事、裁判官」で世の中からちやほやされるステータスだとは思う。

ただ、落ちたら何者でもなくて、自分が積み重ねてきた学歴とか、お金、時間は何のためだったのかっていう思いもあって、プレッシャーのかかる時期だった。

周りの人からも大変だよねっていう、腫れ物に触るような対応をされた感覚があったかな。

ーそれ辛いですね。。

試験に落ちた際は、何者でもなくなる、アイデンティティを失う感じで、本当に落ち込んだよ(笑)
自分は人間として何なんだろうっていう。

ー中西さんの泥臭さや、粘り強さはその時の経験が営業としての強みに転化している印象があります。

「折れない心を持つ」部分はまさにそうだね。ただ、絶対折れないわけじゃないんだけど(笑)

粘り強さの部分で言うと「大変な時にやめないのは自分の強み」なのかもしれない。それはやっぱりロースクール時代のことが大きいよね。

入社3年目ぐらいに、それまでの平均売上から約3倍の案件数が重なった時期があって。今だったら、周囲と協力しながら進めるけど、人に仕事を任せるのが下手だったのもあって、一人でなんでもやってたなぁ。

そもそも成長とは何だろう?縦軸と横軸の方向性

ー そもそも「成長」とは何でしょうか?

最近会社でも言われてるけど、横と縦の成長という考え方はしっくりきているかな。
縦が人間性で、横がスキル。その2つで人間は成長していくんじゃないかな。

gC ストーリーでは人間性の成長が軸になっていて、自分も特にその部分を伸ばすことが出来たと思ってる。

ー 成長の実感ってどういう時に感じますか?

社内コミュニケーションの時に実感した事があるかな。昔、お客さんに寄り添いすぎて社内コミュニケーションを疎かにしてしまったことがあったんだよね。

俯瞰してみた時にどういう風に動けば「みんながハッピーになるのか」という視点を教えてもらったと思っている。
「自分の目線だけ」でもなく「相手の目線だけ」でもなく「関わっている皆の視点」で捉えるのは、 gC ストーリーで教わった事の一つだね。

ー その視点はどのように学んだのですか?

社長の研修が大きいと思うかな。当時の事業部で勉強会があって製造&営業12人ぐらいで参加して、社長に色々言ってもらいながら、覚えていった。

そこの勉強会では、コミュニケーションについての話が多かったんだけど、社長が根気強く教えてくれた記憶がある。

相対軸から絶対軸への変化

ー ロースクール時代の友人と久しぶりに会ったって日報に書いてありましたね?

注:gCストーリーではSlackで各個人がチャンネルを作成し、日報を書いています。

弁護士になれなかったことに対するコンプレックスで、自分が変に身構えていただけだったんだと気づいたんだよね。元々友達はフラットに接してくれていて自分の世界の認識の仕方が変わった。彼らは最初から何も変わっていなかった。

今までで言うと比較の発想だったんだよね。 ステータスの話や年収、働いている会社のネームバリューだったり。でも途中で自分の考えが変わった。

自分の立ち位置が世の中の常識にとらわれていた気がする。

ー吹っ切っている感じに近いでしょうか?

相対軸が絶対軸に変化した
のかもしれない。
ステータス、年収、会社規模、それよりも自分がこれから、「どう生きるか?」を考える方がワクワクしてくる。

営業としての仕事も、自分の中では誇りになっていてやりがいを感じている。

ー中西さんの中で、生きると働くが繋がっている感じがします。

去年あたりから大きく変わっていて、人前で原体験や今後の目指している志を話す機会をもらって整理したのがきっかけかな。

あと、一昨年だけど、ヨーロッパを旅したタイミングで自分の中で大きい意識の変化があったね。
もちろん、知らない場所にいって得た刺激もあるけど、長い休みを取れたのが大きいかもしれない。「人に仕事を任せる」ということを意識してやったのが大きくて、今まで全部自分でやることが美徳だと考えていたんだよね。

行きたい場所に行ける、自分で選択してそれができる嬉しさ。好奇心が満たされ、世界はやっぱり広いということも実感できた。

自分の中でのパラダイムシフトが起きて、仕事もすごく大事だけど自分の人生をどのように捉えるか、そこから模索して考えるようになったんだよね。
今は自分の人生を充実させていきたいと思えている。

ー最後にですが、当時の20代の中西さんになんて声を掛けるますか?

まず「頑張れば?」って言うかな(笑)

自分で目の前の決めたことを一生懸命やると必ず何かにつながってくる。そこに対して一生懸命取り組む。一生懸命やるからこそ成長できることもある。

結果として自分は司法試験には受からなかったけれど、愚直に取り組む姿勢を得た。結果としてそこが強みになって、営業部内で一番成果が出た時期もある。

今までの出来事に意味付けしていくのは、現在や自分。それは、一生懸命やったからこそ思えるようになるんだよね。

経歴
2014年6月中途入社。サービスプロモーショングループに営業として勤務。
趣味はトレイルランニング。2022年に海外で行われるトレイルランニングの世界一決定戦に参加する事が目標。

文・取材・編集/佐藤政也 撮影/長田和真 デザイン・アートディレクション/熊谷怜史


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gCな人たちとは、いったいどんな人たちなのか。それぞれの価値観や転機となったできごとを、深く楽しくインタビューしています。
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