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小銭の些事

※ここでは、山暮らしのサラリーマンで時々旅人になる筆者が、旅の些細な事(些事)をnoteにしています。

「ほんと小銭が減らねぇな」

海外旅をしていると、こういうことをよく言っています。

私が、お金を持っているわけではなく、なぜかどんどん溜まっていくんです。

考え方が違う

私は、山暮らしのくせに日本ではキャッシュレスで生きていきたいと考えていて、支払いはカードか電子マネーにしています。
もちろん、現金も持っていますが、最低限です。

例えば、現金を使う場合、
540円が支払いだとすると、600円渡すよりも1,040円払って、500円玉をお釣りもらいたいたちの人間で、今読んでいただいてる人も賛同くれる人がいるのではないでしょうか。

日本だと、この考え方を理解してもらえて500円玉を受け取れますが、海外では通用しません。

それを痛感させられるエピソードがあります。

私がバンコクで生活していたときに、
62バーツの支払いで、満を持して102バーツ(100バーツ札×1、2バーツ硬貨×1)支払うも2バーツを払いのけられて100バーツ札を回収、38バーツ(20バーツ×1、5バーツ硬貨×3、1バーツ×3)をお釣りとして返されることが毎回起きます。
(本来であれば、20バーツ札×2を返してもらいたかった。)

よく考えると、旅先でこんなことを毎回繰り返しています。

終いにはお釣りを返さない

わざと小銭にしているんではないのかと考えてみたくもなるほど、うっとおしいですが、小銭が返ってくれるだけマシかもしれません。

今度はお釣りを返してくれないからです。
少額の支払いに、大額紙幣を使うのはご法度としても、少しのお釣りも返してくれない場所が、世界には山ほどあります。

自分は許せないので最後まで戦いますが、日本人は結構泣き寝入りして諦めるのでしょう。

こういうことがあると、小銭が必要になってくるというジレンマに陥るんです。

早く世界がキャッシュレスになると、こんな問題なくなるのに。

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