アムロ・レイ「たかがメインカメラをやられただけだ！」

機動戦士ガンダムの最終話にて、赤い彗星のシャア操るジオングの猛攻で、アムロの操るガンダムの頭が破壊された時のセリフ。

ガンダムの世界はミノフスキー粒子の存在によりレーダーの使えない設定であるため、戦闘では直接の視覚情報が重要である。それゆえ、カメラがついていた頭ごと破壊されることは大ピンチの状況である。にも関わらず「たかが」と言い放つ不屈の精神あふれる熱いシーンである。アムロがニュータイプという超常的な感知能力を異常なまでに覚醒させた状態であることも表している。

あきめないで戦う決意の時、超常的な勘を発揮しているとき、単純に目が見えない時、頭を失った時の例えとして用いられる。

使用例

この間タクシー乗ったんだけど、なんか運転手さんがどこか痛そうで運転がおぼつかないの。
「どうしたんですか？」って聞いたら
「コンタクトにゴミが…」って。つむった目から涙あふれてるじゃないの
ちょっとちょっと、よく運転できるねそれ。
「たかがメインカメラがやられただけだ」ってやつ？
なんか目隠しした走っているようなもんでフラフラなの。怖いから何度も降りようかと思ったけど、タクシー界のアムロのおかげで何とか無事に帰宅。
もうね、ものすごい安堵。「まだ帰れる場所があるんだ…、こんなにうれしい事はない」って言いたいほどに。

類義語
・松岡修造　「諦めんなよ! 諦めんなよ、お前！！どうしてそこでやめるんだ、そこで！！もう少し頑張ってみろよ！」
・燃えよペン！　炎尾燃「やればわかる！！やらなければ一生わからん！！」

関連語
・機動戦士ガンダム　アムロ・レイ「僕にはまだ帰れる場所があるんだ…、こんなにうれしい事はない」
・起動戦士ガンダム　シャア「当たらなければどうということはない」

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