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K-160 ミロ島ヴィーナス胸像(丸)

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石膏像サイズ: H.60×W.28×D.35cm(原作サイズ)
制作年代  : 紀元前130~100年頃
収蔵美術館 : ルーブル美術館
作者    : アンティオキアのアレキサンドロス(Alexandros of Antioch)
出土地・年 : ギリシャ・ミロ島(Milos)

19世紀前半、エーゲ海・キュクラデス諸島の一つであるミロ島(Milos)で発掘されたヴィーナス像で、古代ギリシャ・ヘレニズム期に製作されたオリジナル大理石彫像です。ルーブル美術館の至宝とされています。

この胸像のように、一つのオリジナル彫像を色んな形に分割したり、縮小したりして石膏像として販売しているケースはたくさんあります。このミロ島ヴィーナスの場合は、

・原作大全身像
・原作大半身像
・縮小全身像 109㎝、87㎝、65㎝、50㎝、38㎝
・縮小半身像
・原作大胸像 (丸)、(面取り)
・原作大半面像 (丸)、(面取り)
・縮小胸像
ということで、なんと13ものバリエーションがあります。

2m以上の大きさの原作サイズは、学校など限定されたお客様しか購入していただけないので、より親しみやすい形でということで、このようなたくさんの部分像・縮小像が作られるようになりました。



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