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パリ・オペラ座の日々1993~1994:1月4~8日 母のパリ滞在サポートなど


1月4日

午前中は寝坊。午後3時くらいにオペラ座へ行き、アメックスのカウンターにイタリア行きの相談をしたが、ミラノの宿の手配等どうも上手く話が進まずなんとなく断念する方向に。

旅行会社添乗員としてパリ駐在のマイマイと3人でお茶する。相変わらず元気いっぱいで楽しく話していたら、横にす~~っとエリザベット・モーランが登場。なんだか縁のある人だな。偉大なエトワールだけど、普段はすごく普通のヒトにしか見えない。マイマイからフラメンコの舞台に誘われた。週末の公演を観に行く予定。

ギャラリー・ラファイエットで帽子、マフラー、ネックレスを買う。Auchan(たぶんバニョレの)へ移動して、いろいろ買い物して9時半くらいに帰宅。(雪)のエシャンジの相手を交渉中で、FIAPで知り合った人が探してくれている。上手くいくといいね。

コーヒー 32F
フラメンコチケット 370F
アクセサリ 45F
帽子 125F
マフラー 40F
マック 60F
Auchan 399F
財布 360F



1月5日

午前中はオペラ座へ行きのチケット購入。1月末までくるみ割りが続くので引き続きそれを。相変わらず行列が長くて座席の確保に苦戦する。

ジュンク堂で初めて書籍を購入。オテル・ド・ヴィルで(雪)と待ち合わせて、C&A、FNAC、Naf Nafなどで買い物。Soldの残り物を求めて買い物ばかりしてる。レアル周辺をウロウロして、サマリテンヌにも立ち寄って帰宅。手帳がよいのが見つからない。

夜はFNACで購入したペーパーバック(プチ・ニコラとか、カロリンヌだと思う…)で勉強再開。エシャンジュの件は、キャロルさんという方がOKで(雪)と会う約束になった。

村上龍の「普通の女の子として存在したくないあなたへ」というのを読んでる。

ジュンク堂 177F
オペラ座チケット 120F
ポム・ド・パン 41F
メモ 6F
C&A 79F
Naf Naf 299F
FNAC 106F
ケンタッキー 34F
傘 119F


1月6日

(G)は朝から駅前の市場へ。(雪)はM女史とTelでおしゃべり。明日からケニアに行くとのこと。アニエル・ルテストュがプルミエに昇格したそう。

午後は(雪)はマレのスタジオでバレエ。(G)はシャンゼリゼのエール・フランス→イリフネ→Rayon d'Orと周って、ようやく帰国時用のトランクを購入。夜は母のグループと待ち合わせてオルセー美術館へ。軽めに鑑賞して、夕食はオペラ座近くの「安兵衛」で。焼き鳥が美味しい。

スーツケース 450F
Banco 50F
カフェ 8F
市場 120F


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母と。これはパリ市庁舎の前かな。

せっかくパリまで来てくれたので案内するのは当然なんですけど、なんのかんのと予定が割り込んできて、結局この週はずっと自分たちのペースで動けずちょっとストレスでした(笑)



1月7日

引き続き母のグループをアテンド。午前中はガルニエ宮のガイドツアーに参加。建物の地下とか初めて見る場所も多くて、それなりに良い体験だった。午後はバスチーユ界隈、マレ地区を一緒に散策した。夜はみんなで「リド」とかいうエンタメ劇場に行くようで、そちらは自分たちだけで行ってもらった。

カフェ 20F
パン 10F
LANCEL 300F
Et vousで洋服 300F


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パリ・オペラ座(ガルニエ宮)は建築物そのものが観光名所ですから、公演の無い時間帯には、このようなガイドツアーが開催されています。バレエ、オペラはちょっと敷居が高い…という方には良いですね。シャガールの天井画、豪華な正面ホール、美しい二階のホワイエなど見どころいっぱいです。

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(シャガールの天井画と巨大なシャンデリア)


1月8日

早起きして母の見送り。ロワシー空港まで行って11時くらいに別れた。バスでGalieniまで行って、マックを食べながら今後のことをあれこれ話し合う。パリでの残り時間の過ごし方も大事だけど、帰国後の生活のことなど気になりだして、ちょっと憂鬱。

カフェ 30F
Roisy Bus 62F
マック 83F


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一年前はパリのアパートを探して希望に胸躍らせていましたが、今度は現実に戻らなければなりません。帰国の手配、帰国後の生活について模索が始まりました。母がやって来て話していると、どうしても帰国後の住まい、石膏屋としての現実が迫ってきます。パリに来て楽して過ごしていたつもりは無いんですけど、労働はゼロでしたからね(笑) なんだか複雑な心境でした。

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