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K-154 ジャンヌダルク胸像

石膏像サイズ: H.40×W.44×D.25cm
制作年代  : 
収蔵美術館 : 
作者    : 

フランスには数多くのジャンヌダルクの彫像が存在しますが、この石膏像と一致する作品はまだ発見できず、収蔵美術館等の情報は不明です。

英仏100年戦争(1337-1453)末期、英国+ブルゴーニュ公によって、パリを含むフランス北部が占領され、フランス王家は主権を失った状況でした。そんな時、フランス北東部のドンレミ村の羊飼いの娘だったジャンヌ・ダルクは、「フランス国王を救いに行け」との啓示を神から受け、救国のために立ち上がります。1429年、ロワール河南部に逃れていたシャルル7世と謁見し、英国軍に包囲されていた要衝の街オルレアンを解放。さらにランスへと向かいシャルル7世を国王として戴冠させてフランス王家の王位継承権を回復させることに成功しました。しかし徐々に国王側との溝が深まり、やがてジャンヌは敵側に捕えられてしまいます。その後は、反対勢力によってキリスト教上の異端として断罪され、ルーアンで火刑に処せられました。

ルーブル美術館収蔵 リュード作 ジャンヌダルク像 
(写真はWikimedia commonsより)


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