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パリ・オペラ座の日々1993~1994:1月28日 パリ・オペラ座「くるみ割り人形」を最前列で鑑賞


1月28日

朝からチケットの買い出しに出かける。(雪)は柳さんという方のところへカット&パーマに出かける。3時くらいまでかかっていたけど良い出来で帰って来た。

夜はとうとう「くるみ割り人形」の最前列の日! オシャレして出掛けた。至近距離で観るバレエは想像していたよりもずっと素晴らしかった。息づかいまでが手に取るように感じられて、どのダンサーが登場してきても古い友人を観るような気持ちになってドキドキした。大感動の一夜だった。

舞台後はオペラ座となりのアントル・アクトで食事。ご飯食べてたら、さっきまで舞台上で主役を踊っていたモーランが登場してビックリ。

カルトオランジュ 416F
オペラ座チケット 240F
パーマ屋 350F
オペラ座でシャンパン&アイス 80F
Entre acteでの夕食 193F


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↑ よく見てください(◎_◎;) 370F(だいたい7500円くらい)!!! 
日本だったら当たり前の値段…というかオーケストラ付きのバレエ公演だった破格の安さだと思いますが、この日は特別なチケットでした。最前列でオーケストラボックスの目の前の席。

帰国が近づいてきたので、ここらでそろそろ本気だしてやろうか…と奮発してみました(笑) 

これまでのチケットは8割以上が30Fの立見席(しかも”視界無し”の注意書きのあるチケット)でした。とにかくたくさんの演目と公演数を観るために、一番安くて、しかもちゃんと公演が見渡せる席を一生懸命確保してきたんです。でももうそんな日々も終わりが見えてきました。今さらお金をケチっても意味がないので、ここからは良い席も試してみようという話になりました。


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モーラン、ゲラン、ジュード、ル・リッシュ、ドゥラノエという並び。何も言うことはありません。最高の面子。

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これは別の日、舞台のそでに近い席からの写真。当時はカメラ・ビデオにもおおらかな時代で、ボックス席内だとみんな結構写したりしてました。コアなファンが三脚に据えたビデオカメラを最初から最後まで回してたり(テレビ局かよ…と…笑)


パリ・オペラ座ガルニエ宮を出てすぐ向かいの「アントル・アクト(幕間の意)」というカフェ&ブラッスリー。ここ食事もまずまず良い感じですし、店内の雰囲気も素敵です。なによりオペラ座のダンサーがウロウロしてたりします。この日も、さっきまで舞台で主役のマリーを演じていたエリザベット・モーランが現れてびっくりしました。



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夕方出かける前にアパートで。なるべくちゃんとした服装でと思って精一杯おめかし(笑) 

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