一人で勝手に死ぬから、いじめられている子と親は読んで欲しい


「引きこもりは必ず問題を起こす」
たまたま社会との繋がりを捨てた大人が問題行動を起こしただけで、一部の人たちがそんなレッテルを張ってしまったように感じる。
  学校や家族という小さな世界の一部で死ぬ間際まで苦しみ、唯一生きられる場所を探して部屋で塞ぎ込んでいる若い子たちは貼られたレッテルの心無さにショックを受けたことだろう。引きこもりを引き起こす理由の大半はいイジメか家庭環境なのに、勝手に未来の犯罪者候補にまでされている。
 ネットが普及している現代では自宅で仕事をしている大人の引きこもりは沢山居るので、大人の場合は部屋にずっと居る状態を指しているのではなく収入が無くて部屋から出ない大人を大人の『引きこもり』に分類したいのだろう。私は仕事が決まらず家に居る期間が長かったけど、その社会と繋がっていない状況下で無差別に誰かを殺したいなんて思ったことはない。学生時代苦しんできたので大人になったら若い子たちを救ってあげたいと思っていたのだけど、人付き合いが苦手と言うか、飲み会とかカラオケとか無理な大人に成りました。
 現時点で中学生、高校生で不登校になっている子はこの先も苦しいことばかりが続き引きこもりとして”生きる”か、”生きる”ことをやめるしかないのかと不安になっている子もいるだろう。「君たちはまだ大丈夫」と言いたいところだけど、対処法も根拠もない励まし程、ムカつく言葉は無いので、失敗からわかったことを少し書こうと思う。
 ゲーム風に語るなら人生はバッドエンドを一度選ばなければ、選択肢が間違っていたか正しかったかわからない不便な仕様で出来ている。そのバッドエンドを選び続ける役は私一人で十分なので、君たちはトゥルーエンドに最短で辿り着けるよう参考にして欲しい。時間が経って歳を取ると、選択肢がどんどん減ってしまう。「一人で勝手に死ね」と言われるまでもなく、悩みぬいてしまった大人の大半は一人で勝手に死ぬことを選んでいます。東京で月曜日に電車が遅れるのは、それが原因です。一人で勝手に死んだ後は、
「電車送らせやがって、誰だよ自殺したバカ」
「死んだ奴の写真撮ろうぜ!」
 バシャバシャ! とか、そんな感じです。
「若くて羨ましい」と学生のとき大人に言われたのですが、「じゃあお前が変われよバーカ」って、心の中でツイートしました。あれはいじめられていのが羨ましいのではなく取り敢えず体が若いことと、将来の可能性が広いことを羨ましがっていたのでしょうが、相当頭にきました。
 さて、若い子たちにはしなくていい苦労を避けて欲しいです。嫌な思いをしながら得られるものなんて、本当になにもない。楽しいことなら身につくのですが、嫌な思いをしながら楽しいことを考えるなんて不可能です。学校の人間関係に悩んでいる状態は、一生関わることがない奴に生きている時間を吸い取られているだけです。歳を取ったとき「俺の時間吸い取った奴、死ね!」と思うのですがそういう人たちは死なないし、人の幸せを取ったのに自分たちは幸せに暮らしていたりします。そこで学校の悩みを親に理解してもらいたいのですが、親に自分のことを理解してもらうのが難しかったりします。理解してさえもらえれば通信制に行くとか、選択肢が大分変わってきます。
「学校には絶対行け!」(私の親はこのタイプ)などと不条理なことを言われると、生きられなくなります。
 学校が地獄なのに「学校に行け」というのは、いわば死刑宣告です。そうすると引きこもる訳にもいかない。このとき女の子だったら、家出を試みたりします。
 お金の問題に直面したとき女の子は『神待ち』を繰り返して、最後は女性特有の高額の仕事に就くしかなくなります。男の力の強さを知らない女子は、特に危機感を持ってください。
 私は男ですが、最近駅で怖い人に絡まれることがありました。肩がぶつかったのが気に障ったみたいなんですが、「テメー、誰にぶつかってんだよ!」と胸ぐらを掴まれて、時刻表の掲示板に叩きつけられました。その時の相手の力、半端無かったです。襲われた経験がある人ならわかると思うのですが、咄嗟だと叫び声も出ません。目にする光景が夢見ているみたいで、口をパクパクするだけです。後、周りの通勤客も助けませんでした。男の私でも同じ男が怖いんですから、女性だったらもっと怖いと思います。更にムカつくのが、そのエピソードを周りに話すと、「お前がなんか悪いことしたんだろ。じゃなきゃ、相手そんなに怒らないだろ?」なんて言いやがるのです。話す相手を間違えると「レイプされる奴が悪い」とか、「いじめられる奴が悪い」とか平気でこういうこと言ってきます。戦うのは無謀です。          
 話を戻しますが、親子での理解があれば取り敢えずは自宅に居させてもらえるので、生きていく難易度が大きく変わります。だって、多くの子どもにとって世界は学校か、家しか見えてないんです。その片方の世界がなんとかなれば、未来を変えられる確率は格段に上がります。
 ボケナスで、どーしてもわかり合えない親も居ます。不公平な話ですが、家庭環境とか生まれた国とかで、人生が初めからハードモードだったんです。歳を取ると『親に感謝するのが当たり前』空気を出されるのですが、酷い親なら感謝する必要もないです。大人なんて歳を取ればなるんですからろくでなしの親だって、世の中に溢れる程居ます。
(毒親エッセイ漫画:田房 永子さん おすすめします。 )
 そのとき「一人で生きてやる!」と思うのですが、やはり一人で生きるのはキツイです。東京だったら、家賃も払えません。生きていく上で信用できる人や、しっかりと生きる知識を与えてくれる人、頼れる機関の存在は必須です。子どもの頃、オリンピック選手にコーチが居ることが不思議でした。コーチ以上に実力があるんだから、自分で練習したほうが伸びるだろ? そう考えていたことがあったのですが、逆に世界一に成れる実力者でも頼れる存在(メンター)が必要なんです。
 「誰かに頼れ」とは言いましたが、この誰かや組織(NPO、政治家、学校指定の団体など)に頼るときに、絶対注意して欲しいことがあります。小説の『あしながおじさん』や、ラノベの『俺tueee』主人公みたいな人に救って貰えればラッキーですが、”いい人のフリ”をしている奴に出会す可能性もあります。
 なので信用している組織や人への信頼度を、80%信用、残20%を疑いぐらいに保ってください。誰かに頼りたくてやっとの思いで頼った先で、裏切られるリスクも0じゃないです。例えばそれが優しく接してくれた異性で、100%の気持ちを寄せていた。
 そのタイミングで裏切られることがあったら? 
例えばそれが先生や大人で、100%の信頼を寄せていた。
 そのタイミングで裏切られることがあったら? 
 その瞬間、完全に居場所を失ったと思い込んでしまい、大体の子は真っ先に自殺へ走ります。
 10代で相手がいい人か見抜いたり、ネットで正しい情報のみを取り出したりできるのは一握りしかいません。
 最終的に生きているとか死んでいるとか、失敗しているとか成功しているとか、そういった類は結果論が殆どですが上記で書いたことを頭の中に留めておけば他人に裏切られるリスクは減るはずです。
 そうやって一つ一つを積み重ねて力を持てる立場に成ったら、弱い立場の人を守ってあげててください。そういった振る舞いを”ノブレス・オブリージュ”と言います。典型的な正義の味方という奴で、かっこいいと思いませんか?

 いじめを止めたいけどなにもできずに居るクラスメイトの君は、チャンスがあればいじめられている子に自分の気持ちを伝えてあげて欲しい。ちゃんと味方が居るって、それとなしに伝えられればいいです。
多くの本では“いじめを止めさせるように勇気を出して声を出す”ことを推奨されているけど、そこまで無理にしなくていい。
 そんな簡単に行動できるなら、世の中にいじめは無くなっている。本当はその子のことを助けたくても、大体、その子と話しかけただけでいじめのターゲットになる状況が既にできていたりします。
 今いじめられている子も心優しいクラスメイトが次のターゲットになることは、望んでいない。もどかしさや罪悪感が残るかもしれないが、高いリスクは侵さずにできることをやってほしい。
 たまたまこの文章を見た同世代の大人は、いじめについて興味を持つ切っ掛けにしてください。実は一番読んで欲しいのは、既に子どもが居るであろう同世代の人たちです。
 幸せに生きてきた人間には、不幸が想像できないものです。お金持ちには貧乏が想像できませんし、就職が楽だった人たちには就職できなかった人たちが単に努力が足りなかったとしか映りません。いじめと関係無しに育った大人は、いじめがどんなものか想像できません。自殺したいと思ったことも無ければ身近に自殺した人も居なかった大人は、”自殺=甘え”の方程式を作っていたりします。あなた一人の価値観なら別に構いませんが、子どもが相談してもそのままの認識でいるのは絶対に止めてください。大人以上に子どものほうが傷つきやすく、死にたがりです。そもそも、中高生なんてまだまだ子どもです。その子どもが死のうとしているなら、加害者の次に悪いのは軽視してしまった親です。想像が付かない親は、いじめを大人の世界に置き換えてみてください。
 大人の世界では誰かに殴られたら、警察を呼びます。それなのに、子どもの世界ではしないんです。
同期の人間からセクハラやパワハラを感じたら、上司へ報告するか法的な処置を考えますよね? それなのに”いじめ”という軽い言葉に書き換えられて、軽視されているのが子どもの世界なんです。
「いじめられないように強くなれ!」
 なんて体育会系のことを言う人も居ますが、大人だってボブサップ並にイカツイ人に絡まれたら戦わずに逃げますよね。入社したのが耐えられないブラック企業だったら、転職を考えますよね? 
 子どもだってブラック学校に入って、ブラッククラスメイトばっかだったら転学したいんです。
 会社と同様に学校を辞めたり変えたりするのは逃げているのではなく、子ども自身が生きるのに必要な選択をしているだけです。
 どうかネガティブなイメージで捉えず、最強アビリティの”危機回避能力”を身に着けたことを褒めてあげてください。
 自分の子どもがあまり好きじゃない親は、まあ、取り敢えず子どもが成長してお金を稼いでくれるようになれば自分の生活が楽になるとでも考えてください。腹黒い考えを推奨している訳ではなく、虐待するよりはせめてそう考えてほしいからです。
 ウダウダと綴りましたが、成功したとか失敗したとか、生きているとか死んでいるとか、そういうのは大人の世界でも結果論が多いです。
 現在の視点から過去の自分にあれこれと指示を出せればいいのですが、それができるのは物語の中だけです。以降に私が生きた物語を掲載しますので、読まれた方は私自身をグッドエンドへ導いていただければと思います。若者の人は私の真似はせず、過去じゃなくて未来を見てください。本や診療内科の先生が良く言うのですが、鬱やネガティブが治らない人は過去ばかりを見ています。ノベルゲームやアニメでは過去を変える話や『ループもの』が沢山流行っていますが、現実世界でやり直せない過去ばかりを見ていると、過去に殺されます。若い人は、未来を見たほうがいいようです。
 
この記事が誰かの役に立つことを願います。
山田 葉介

死にたいをツイートする理由
https://note.mu/geekmogura/n/n7dad02c26ad1


(これ以外の投稿は1990年代の東京のような神奈川のような街で発生するノンフィクション小説となります。陰キャラ、陽キャラ、メンヘラ、ヤンデレ、JK、神待ち、リスカなんて単語も無く、ネットも普及していなかった時代の話です。いじめや差別自体は、時代が変わっても本質は全く変わっていません。近年、スマホ出現により悪いことをやる側の手口が巧妙になった気がしますが・・・・・・。)

スクールカースト形成前の90年代(小学校編)

https://note.mu/geekmogura/n/n75d2abc95872 

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

へえー 1へぇ
14

山田 葉介

1990年代実体験を一週間テスト連載。スクールカースト形成前の小学生編 1話 https://note.mu/geekmogura/n/n75d2abc95872  連絡用Twitter https://twitter.com/Geekmogura

一人で勝手に死ぬ前、90年代とスクールカーストを語る

東京のような神奈川のような街で起こるノンフィクション
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。