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連撃インテウーラの使い方.mp4

はじめに

 こんばんは、初めまして。
 宮崎でポケカやってる『げも』と申します。よろしゅう。
 さて、時に皆さんは『サーナイトex』にお悩みではないだろうか? 自分はとあるデッキに出会うまで、あのカードが大嫌いだった。

 身内に練度極まったサナ使いがいて、その人が周りの身内にサナの使い方を教えてみんな練習しまくったからさぁ大変。宮崎環境にはサーナイトが溢れかえり、自分の愛用していた『ロストギラティナ』や、憎しみを込めながらも勝つために使おうと練習していた『白ルギア』(勝率3割)は空封ザシアンの餌食となってポコポコ負けた。もちろん自分の練習が足りていない部分もあったが、とはいえ『クレイバースト・スノーハザード』環境のサナは対抗できるデッキが少なく、Tier0まであり、事実凄まじいヘイトを集めていた(当社調べ)。大体つりざおとナンジャモのせいだった気がする。極まったサナ使いのS氏曰く、『だんけつのつばさ以外には負けん』。

どどどどどーすんの

 あんなんどうやって勝つのよ…と絶望していた中行われたPJCS。その大会のシニア優勝のデッキが私の目に留まった。『インテウーラ』
 マジで? あの化石勝てるの? っていうのが最初の印象だった。
 元々自分は『裏工作ウーラオス』を愛用していたものの、『ミュウVMAX』の登場によって簡単に握れるデッキではなくなり、新カードが出るたびに『今度こそミュウ〇ぬやろ!』 と喜び勇んでドラピオンやら雪道やら突っこんではマジレスされて涙を流していた。あれだけのメタカードを刷られながら2年生き残ったフュージョンのカードパワーがヤバすぎる。

 さて、PJCSの環境の主なデッキは『サーナイトex』『ロストギラティナ』『ロストカイリュー』『ミュウVMAXまたいるのかお前)』『アルセウスギラティナ』『パオジアン』『白ルギア』など多岐にわたった。さて、これらのデッキに対する『インテウーラ』の個人的に考えた相性だが、

サーナイトex…概ね有利
ロストギラティナ5分付近
ロストカイリュー有利寄り(ブン回られると後1で種Vが飛ぶためキツいが、全体の流れでは有利)
ミュウVMAX無理はよ消えろ。
アルセウスギラティナ超有利(おやつ。先取られてもほぼ問題なく勝てる。アルギラ側からワンパン手段がなく、こちらには卍モミ卍があるため)
パオジアン5分(先行ゲー。)
白ルギア不利。ミュウほどではないが、ルギア本体が重すぎる。闘抵抗・Vガードでしっぷうづき90点しか入らないのはギャグ。頑張ってダメカン乗せても崩れたスタジアムでトラッシュされる。

 …なんかやれそうだな
 以外にも不利対面が少なく、ミュウさえ踏まなければなんとかなりそう。
 ということで、さっそく使用してみることにした。

C2杯(32人規模)優勝
トクサネ杯(48人規模)4位
さつまチャンピオンロード予選(48人規模) 優勝

 …勝てるねぇ、キミ!
 大会で負け越し一回もないのでマジで強かった。
 使用してそこそこになり、結果も残せるようになってきたので、備忘録がてら使い方を記述しておくのでよかったらゆっくりしていってね。

※バリバリに予防線を張りますが、ここに書くことには間違いも多く含まれていると思います。あくまで『自分がこうしたら勝てたよ』くらいの認識なのでそこのところ( `・∀・´)ノヨロシク


インテウーラの使い方


・じゃんけんに勝つ

『インテウーラ』は非常に先攻2ターン目の動きが強いデッキだが、後攻1ターン目はロスト系統のデッキに比して圧倒的にやることがない。
 なので、まずじゃんけんに勝とう。身も蓋もないが、このデッキは多分先攻取らないとキツいマッチアップが多い。
 例を挙げると、『サーナイトex』『パオジアン』『白ルギア』など。
 進化系のデッキにマウントを取るため、なるべくじゃんけんには勝とう。

【勝てよルルーシュ。自らの過去に。そして、行動の結果に。】


・対戦相手のデッキを予測する


 後攻であれば相手のデッキは大体わかるので先攻の場合について考える。
『インテウーラ』を使う上で、対面のデッキの予測はかなり大切である。
 例えば、バトル場に『アルセウスV』がいるのであれば、『アルセウスVSTAR』で殴り始めるデッキであるか、『アルセウスVSTAR』の特性を使用してコンボを決めてくるデッキである可能性が高い。次のターン弱点を付ける『れんげきウーラオスVMAX』で攻撃したいため、『インテレオンV』より優先的にベンチに置いておきたいところだろう。
…と書いたが、多分今環境にいるアルセウスはほぼリザと組んでいるので『インテレオンV』の方が優先度が高いと思われる。『リザードンex』が重く、『ダブルシューター』で『ヒトカゲ』を狩るのが一番良い為。

 一方、『マナフィ』でスタートしている場合、相手は「小物を並べてくる」デッキであると予想できる(ルギア、黒リザ以外のアルセウス系統などはマナフィの採用率が高くない)。この場合、『インテレオンV』の優先度が『れんげきウーラオスV』に勝ってくる。理由としては、『キョダイレンゲキ』を通すために、まず『マナフィ』を退ける必要があるので、次のターンに『れんげきウーラオスVMAX』が必要なく、『マナフィ』や『キュワワー』、『ラルトス』などの小物にダメカンを乗せていくために『インテレオンVMAX』の方が使用する可能性が高いからである。

概して『インテレオンV』が優先! アルギラそんなおらん! アルギラだったとしてもビッパ置きを牽制できるので『インテレオンV』で良いと思われる。

 長々と書いたが、この辺は自分で使っているうちになんとなくわかってくる感覚なので、そのうち言語化もいらなくなると思う。これがわかってきたらポケカ中級者くらいなんじゃない知らんけど。


・先1のベンチ作り


 対面によって多少は左右されるが、『インテレオンV』『インテレオンV』『れんげきウーラオスV』『テッポウオこの並びが作れると理想的。手札的に何か足りないことが多い。
 自分のレシピは相当序盤の展開に気を遣っており、『バトルVIPパス』を4枚、『ネストボール』を3枚、そして5枚目のVIPパスこと『森の封印石』まで採用しているが、それでもこの盤面にたどり着けるのは6割くらい。
 こういった場合、前項≪・対戦相手のデッキを予測する≫で説明したちょっとした推理が必要になってくる場合がある。ただ、普段は深く考えなくても良い。基本的な優先度が存在する。
基本的な優先度は『1枚目のインテレオンV』>『テッポウオ』>『2枚目のインテレオンV』>『れんげきウーラオスV』。
 これは例えば『チャーレムV』でスタートして『ネストボール』が1枚しかなかったときの話。先攻2ターン目の動きで、相手のポケモンを攻撃したい。その最低限の動きをするのに最も適しているのが『インテレオンVMAX』である為、他のポケモンより優先度が高い。
『ネストボール』が『バトルVIPパス』だった場合、『れんげきエネルギー』や『みずの塔』を引いてくるといった攻撃に移るのに必要なカードを持ってこられるので、『オクタン』に進化できる『テッポウオ』が次に優先度が高い。
 大体こんなところ。後はケースバイケースなので適宜。
 初心者が勘違いしがちなことなのだが、『チャーレムV』、『かがやくフーディン』は基本的に最初のターンに置くべきではない。特に『かがやくフーディン』は『みずの塔』の逃げエネ軽減に引っかからず、お祈りボスでターンを稼がれる可能性があるので注意。特にサーナイト対面では有利不利がひっくり返るほどのロスになるので厳禁。『チャーレムV』に関しては進化できないVポケモンであるため、VMAX→オクタン→チャーレムのサイドプランをとられてしまうので慎重に考えよう。


・最初のサーチで確認すること


…さあ初手に幸先よく『バトルVIPパス』がある、山札を見ようじゃないかトレーナー君。『テッポウオ』、『インテレオンV』を持ってこよう。番を返すよ。番が帰ってきたねぇ。『ハイパーボール』で『オクタン』を持って…『オクタン』君!? どこにいるんだい!? 置いていくなんてひどいじゃないかぁ

                      (CV上坂すみれor大泉洋)

ポケカの0.0000000001倍くらい面白い神ゲー 
オクタンのサイド落ちには気を付けよう!

 自分のリストに限らず、割と『インテウーラ』は1枚~2枚刺しのカードが多く、特に『オクタン』ラインのサイド落ちをケアせずに動くと痛い目を見る(1敗)。
 最初の山確認ではまず、ポケモンのサイド落ちは最低限把握しておこう、どのデッキでも言えることだけども。『インテレオンVMAX』が2枚サイドに行っているため、『インテレオンV』を1面だけ立てるとか結構ある。
 余裕があったら、『コルニの気合い』、『モミ』あたりも確認しておくと良い。特に『コルニの気合い』は手札にサポートがない場合に頻繁に『オクタン』から持ってくるので要確認。
 1番良いのは全部把握しておくことだが鳥頭なので僕は無理です。

・先2の動き方


先2にまずやるべきことは『オクタン』に進化させること。
『ハイパーボール』が手元にあり、他の進化ポケモンがいないなら、最初に持ってくるのはほぼ例外なく『オクタン』。『オクタン』の『れんげきサーチ』で、サポートを打った後に足りない『れんげき』のカードを持って来よう。
 ここで打つサポートとして理想的なのは『博士の研究』、次点で『ナンジャモ』だろう。手札にある事を祈りながら魂を込めてマリガンしよう。
 無い時は『れんげきサーチ』から『コルニの気合い』を持ってきてドローすることになる。この場合攻撃できないこともままある。そういう場合は仕方がないので盤面の形成に力を入れよう。『れんげきエネルギー』は非常に強力なカードだが、サーチ手段が限られる。『コルニの気合い』で『オクタン』のサーチを消費した場合、縦引きではタッチ出来ない事が多いので『コルニの気合い』は手札が詰まった時の保険、くらいの認識でいよう。

・これ以降の動き方

 ここまで動いた後のこのデッキはアドリブで動くのが基本であり、こう動いたら勝てます! みたいなのは無い。期待して開いてくれた人はごめんなさい。なので、少しだけ『これをしたら勝てない!』NG行動をまとめていこうと思う。

インテウーラのNG行動4選

・VSロストギラティナ:『キュワワー』を『キョダイレンゲキ』で取る

 え、サイド2面取れるし相手のロスト進行止められるしオトクじゃん? みたいに考えた方、それはそうなのだが、『キュワワー』は『ダブルシューター』で取ることが出来ることを思い出してほしい。特性で取ることができるものをわざわざ『キョダイレンゲキ』で倒してやることはない。『キョダイレンゲキ』は最低でも1面は『ギラティナV』に当てよう。なぜ『ギラティナV』に『キョダイレンゲキ』を当てるかだが、後半無傷のギラティナが立つ事象が重いからである。

こちらの残りサイドが3、相手側のロストが8ある場合を想定する(後手2ターン目アクロマ2回花選び2回アビスシーク1回と考えるとまぁまぁある)。
再現性がある盤面では無いかもだけどユルシテ。
相手の場には『ギラティナVSTAR』が育ちきって2体。

『ツツジ』を打たれながら『ロストインパクト』で何かしらのVMAXを殴られる
→『インテレオンVMAX』で殴る
→手札なりから出てきた『ヤミラミ』で『ロストマイン』(3-3)
→裏のVMAXで『ヤミラミ』を取る(2-3)
→『スターレクイエム』で負け

『ボスの指令』も『モミ』も引けていない前提で話しているが、このデッキでツツジ後に都合よくピン刺しのカードを引けると思わない方がいい。引けている奴は右手が強いだけ。ポケギア温存してるとなんとかなる事もあるが、それはそれとして。

 これが『ギラティナV』に『キョダイレンゲキ』を当てている場合、2面いたとしても『かがやくフーディン』の調整込みで前に出てくれば大体倒せるようになる。
 また『キョダイレンゲキ』を『キュワワー』に打つデメリットは、何よりも『ツツジ』が近づく事。出来る限り場を荒らしてから安全にサイドを取り始めよう。

 ちなみに後1でロスギラ側が『アビスシーク』から入ってきた場合は、素直に前を殴って良い。理想は『ヨガループ』を絡めてサイドを刻んでから殴ることだが。後1終了時点の上振れが『6』くらいで、次ターン『スターレクイエム』が飛んでくる可能性は高いが、最初の3枚はあげても構わない。『モミ』や『ヨガループ』などを駆使して捲っていこう。

・VS雪道を張ってくる想定の相手:『雑な先1スタジアム貼り』

『インテウーラ』において、『みずの塔』は最強の逃げリソースであり、相手の『頂への雪道』を剥がす唯一の札でもある。手札にあるからといって雑に使わないこと。後で雪剥がせなくて『ダブルシューター』使えなくて負けても知らんぞ。

・VSサーナイト:そのターンに倒せないのに『マナフィ』にダメカンを乗せる

『月明かりの丘』で回復されたり、何よりも『ムーンライトリバース』で『オクタン』が取られてしまう可能性がある。気を付けよう。

・VSルギア:先2で『れんげきウーラオス』から攻撃し始める


『インテウーラ』は非常に『ルギアVSTAR』本体が重いのだが、特に『れんげきウーラオス』は『ルギアVSTAR』の闘抵抗によって『しっぷうづき』が120点しか与えられず、『Vガードエネルギー』までついていると90点しか与えられない。できる限り『インテレオンVSTAR』で攻撃を始めよう。
 また、後2で攻撃を受けたとき、手張りしていると『モミ』が使いづらくなる為、気を付けたいところ。

『黒炎の支配者』環境の『インテウーラ』

・現在のメタ


 少し現在の『インテウーラ』の立ち位置の話をしておこう。
 PJCSの環境と、現在の環境では少し乖離がある。
 紙のオタクはTier表を好物に生きているので、作ってきた。

なんでも勝てる環境。カビLOを許すな(私怨)

 母数・強さが共に最高クラスである『ロスギラ』、デッキパワーだけなら間違いなく現環境最強の『純サナ』がTierSと言えるだろう。
 横浜CLを優勝した『ミライドン』、準優勝した『白ルギア』などの安定感が高く、早めのゲーム展開を得意とするデッキも流行り、十分な母数が見られる。『フュージョン』は甘えた『アビスシーク』を許さず、『ロスギラ』に強く明らかに数が増えている印象、『パオジアン』は明確に『サーナイト』に有利であり、こちらも使用数を増やしている。これらがTier1。
 以下雑多、でもなんでも勝てるよ、といった環境になっているというのが自分の認識である。
 前述のとおり『インテウーラ』はTierSの『純サナ』、『ロスギラ』には五分以上に戦えるデッキで、Tier1のデッキには無理対面の『フュージョン』、キツい『白ルギア』などがいる。『パオジアン』は先攻ゲー。
 そして何よりも増えたのが『ミライドン』である。

 1つだけ言わせてほしい。
『インテウーラ』は『ミライドン』キツい。
 普通に後手を取ると『れんげきウーラオス』が『ボスの指令』で狩られ続けるのに加え、先手を取っても『エレキジェネレーター』による爆速エネ加速で容易に前のポケモンが飛ばされる。また、。『れんげきウーラオス』が2-2しか入っていないためサイドに行くことも多く、安定して勝てる対面とは言い難い。『ライチュウV』によるワンパン、『ミュウex』の技コピーによるサイド4枚取りなど警戒が必要なのも辛い。とはいえ『キョダイレンゲキ』2回で勝てる対面ではあるので、勝てなくはない。このため微不利と評価している。

 TierSのデッキには有利を取れているものの、Tier1のデッキが重く、立ち位置は少し悪くなった印象。

・現在のデッキリスト

身内のプレイヤー『デッキリスト4列はキモすぎ』
誰だよこんなキモリスト作った奴

 横浜CLを経て変えたリストがこちら。
 大きな変更点としては『ミカルゲ』、『カイ』、『ヒスイのヘビーボール』の投入が挙げられる。
『ミカルゲ』は増加した『フュージョン』、『白ルギア』に対して有効に働くメタカード。『ゲノセクトV』や『ネオラントV』の特性を止めることでなんとか止まってくれたり、有効札を引かれないことをお祈りするカードになる。対面によっては出したくないカードだが、無視できないレベルで『フュージョン』が増えている為、スタートの裏目を考えても入れざるを得ないカードになった。白ルギアの『ルミナスサイン』→『ボスの指令』、『バーネット博士』を防げるカードであることも大きい。
『カイ』、『ヒスイのヘビーボール』は『ミカルゲ』だけでなく、『かがやくフーディン』、『チャーレムV』のサイド落ちをケアするためのカード。使用感としては微妙だが、サイド落ちが嫌なので仕方なく採用している。
『博士の研究』で確実に『ヒスイのヘビーボール』を引ける人間なら『カイ』は採用しなくていいと思う。

 こちらのリストは黒炎環境の『さつまCR』で使用したリストになるが、ここで『ミカルゲ』君は大きな戦果を挙げる。なんと『雪ミュウ』を倒したのだ。
『フュージョン』に比べると流石に『雪ミュウ』は『フュージョンエネルギー』の不採用により『ダブルシューター』が通るのでラクではあるが、それでも『ミカルゲ』が『ゲノセクトV』の特性を止めていないと勝てなかっただろう。カード1枚で有利不利が大きく変わる、これこそメタカードの極致と言えるだろう。ンフゥ、大戦果ですよぉ、ミカルゲ君。ココココ。

 なお次の試合で『ロストカイリュー』に負けた模様。

おしまい

 これ以上書くことないのでおしまいで。
 疲れた。間違ったことも書いてると思うので過信はしないでね。

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