5月 日記
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……と、息巻いてたけど前日に
「え、7連勤になってるじゃないですか」
「どうして言わないんですか笑」 「なんで乗り切ろうとしたんですか」的な電話が来て、休みになる。
腕時計をまいてる場所にできてるチープカシオ日焼け痕(こん)をもっと育てたかった。
7連勤、ちょっと味わってみたかった。
顔つきが変わるらしい。
今月の休みは8回。
休憩中の鷺ノ宮図書館で『夜』を一編ずつ読んでる。
橋本治の短編の終わりって村上春樹『トニー滝谷』と終わりかたの空気が似てるものがけっこう多い。
phaさんの『夜のこと』ってけっこうこの本をふまえてるんだろうか。
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Amazonロッカーの前にデジモンみたいに座って ギザギザのポテトチップスとコーラを飲み食いしてたサッカー少年に、どいてもらったあと「ごめんねぇ!」と言う
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住宅街を配達で歩き回りながら、あたりまえ体操の言い方で「手紙もらったら嬉しいくせに
書かない」と口が言ってた
手紙を書いていきたい。もらってばっかり。
チャットモンチーの二人が砂浜にいるような水着で「がんばれ〜」と言ってくれる、という歪(いびつ)な夢を見た。チャットモンチーのお二人は音楽の人なので、水着姿を夢に見るのは失礼だ。「染まるよ」をたまに聴く。
発端はこっちにある気まずさから、二年くらい口をきけてない友だちも出てきた。これは、昼に読んだ『夜』に看護師が出てきたからだと思う。
同じ夢の中で、「村上春樹が亡くなったらきついな」と思った。そんなことを思ったのは初めてだ。正確には「村上春樹が亡くなってもカンガルー日和や中国行きのスロウ・ボートが読めなくなるわけじゃないから村上春樹は『いなくならない』」yeah、あたりに繋げれてた考えが「村上春樹が亡くなったらきついな」の向こうのマス、に進まなかったのが初めてだった。
同席できる機会がある→コップに水を入れてあげる→村上春樹が飲む
なんかが「村上春樹が亡くなる」と「無くなる」。
で、同席できる機会が無い。
ちゃんと考えたらきついことなのか?
働いた月の給料は翌々月払いの職場なので、そういえば25日に貰ったものが初めての給料だったんだけど、一日の終わりにそのことをいた人たちで話して、楽しかった。
(万に一つ、名前検索でここを読まれてる可能性があるので内容は書かない)
ライトニング端子の白イヤホンが集合ポストのところに落ちていて、拾いかけてやめた。
国分寺にいたころ、洗濯機に入れて洗ったあと(イヤホンはけっこう大丈夫)、そのときの家を引っ越すくらいまで使ってたと思う。
そういう短歌も作って歌会に出したら、「拾ったイヤホンを使うということが信じられない」「……ので、」と〈ので〉の評になったので、ほんとうに〈無い〉行動を自分はしたんだなと思えた。
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仕事中に母からLINEで、9チャンネルの5時くらいのテレビに北斗晶とかといっしょに出てる、岩下?さんとかいうおもしろい小説家の人の喋るのを聞きに今度友だちと飯能にいくのだが、あんた知らないかと来た。
岩井志麻子じゃないか?
と返したら「下の名前がわからんさ」って来て、いや、だから岩井志麻子だはずよって言ってるじゃないか!と頭にきた。やわらかく返した。すこし怖くなった。ラーメンズの「銀河鉄道の夜みたいな夜」みたいに感じた。
ってか母さん岩井志麻子見に行くのか
10年くらい前にロフトプラスワンでの「オメ★コボシ」みたいなイベントに、平山夢明を見にいったらいた。
カナザワ映画祭の、会場限定で見れるミニ映画みたいなのに出てくる岩井志麻子の動きがもう一回見たい。オフィス用の椅子みたいなのからだんだんいやらしくしなだれ落ちて行って、カメラマンをやっちゃおうとするところで上映会場のお寺をどっかんどっかん湧かせていた。そのあと平山夢明が「アイアムアヒーローの見開きのところみたいでしたね」と言ってたのもおもしろかった。
オフクロワークスの「森公美子」と並んで、また見たいけどもう見れなそうな動画。
だからずっと覚えてるのかもしれない。
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1ヶ月前に、密着した電車の中で前の人が読んでた舞台台本みたいなプリントにいた登場人物の名前いいます
下山と依田と瀬谷
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休み。高円寺ジュンジョーに「ピンネタジュンジョー」を見に行く。金指さんという方をやっと初めて見れた。承子クラーケンさん、パワフルだった。
コーナーは、承子クラーケンさんと他のピン芸人での、バトルだった。ギャグにはギャグ、エピソードトークにはエピソードトーク、という1 on 1 だ。承子さんの「歌ったあと何もしない長渕剛」が心底おもしろかった。
西荻窪のブックオフで学校の怪談の「新」がたくさんあって嬉しくて買ったら、持ってる巻だった。1を買うべきだった。
駅に帰る途中にある店で王将と迷って、エビフライとハンバーグと魚のフライとポテトサラダが1皿にのってるのを食べて帰った。高円寺、千円以内で食べれるおいしそうなものが多い気がする。
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反省した。
飯能から母が持って帰ってきた精進料理に、豚ニラ炒めを乗せて食べた。
なんの日でもないのにチューハイと緑茶ハイを飲んでしまった。読んでる本がおもしろいと飲酒したくなる自分に厳しく接してないと読むほど死んでしまう。ほうじ茶のパックのを買って、夜はそれを飲むことにしよう……
出勤。お客から何かを訊かれた花屋のおじさんが「それは買って育ててみないと、わからない。」とへらへら応えてて、花屋✕おじさんって =おじさんなんだな、くらいおじさんだった
セブンイレブンのイートインで昼休憩を始めたところで、工藤吹さんの短歌研究新人賞受賞の知らせを見る。高山由樹子さんが歌壇賞をとったときのと似た、頭のなかが涼しくなる感じがした。
読むぞ読むぞー
E.T. オメデトウしそびれた
下北沢で「悪は存在しない」を見て、居酒屋にいってシシトウ かぼちゃ 山芋 エリンギ 赤ウインナー 大きいエビを食べた。外に出てもまだ明るい時間はしあわせだ。
シメに、カニの甲羅からダシを取ったみそ汁を飲ませてくれた。
トイレにある古いスピーカーから、トイレだけで聴ける落語が流れてた。
母の日に持っていったら新橋で友達と泊まってるらしくいなかったので置いてきた。
いつもこっちの夜ご飯を作ってくれてるので、ときどきは人に作ってもらいたいだろうと14日の昼にカレーを食べようといったら、その日も友達と薔薇を見に行ってるようで、おれなんかボロ負けするくらいくらい多さで友だちと会っていると思う。
楽しんでるといい。
大雨警報が出て、LINEグループから午前の配達中止の連絡がくる。夕方どうなるかはまた連絡します。午前中に家にいるの久しぶり。
べつに平和な感じ。これは夕方からあるな。
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袋から出して見たのでBLEACHってのはわかったんだけどツイートはしないでおく。
落ちてるトースターとか炊飯ジャーが面白くて撮ってツイートしてたら「伊舎堂くんって家電とか拾ってるんでしょ?」と言われたことがあって、あーーおれってそうかー、落ちてるものを撮ってあげたときそうなるのかーー…と勉強になった。
「勉強になった」と言わないとほんとにへこたれそうな一件だ。
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10時前くらいに、今日は終日で休みだとLINEが来る。
青山とダイヤモンド小野の動画を、バビロン・ノリの動画を見る。バビロンのノリの話が面白かったのに、大崎が来てから、名前を書くのもうんざりするつまらないゲームが始まったので動画を閉じた。ニューヨークの嶋佐が黒髪にした回のニューラジオを見て、植本一子『フェルメール』を読む。15巻まで買ってたアオイホノオも読む。村井さんってECDさんのお葬式のあった週に植本さんにお会いしてたんだな、とかを思った。
盗難にあったフェルメールの絵を盗んだやつとか、おそらく贋作であるフェルメール調の絵を描いた画家とかが深く気になるあたり、自分の興味・関心はなんというかAbema TVやYouTube的なのかなとおもった。芸術の、おおもとの作者、に考えを深められず、周辺のゴシップあたりが気になる感じが。第一次産業の従事者に考えをいかせることができず、加工や流通やサービス業の段階(すらも飛び越えて、第四次、それらの情報の扱いかた、に時間と自分を使ってしまう感じ)で人生を減らしてる感じが、いまの自分とこれからの自分をよく表してら気がする。
かなり前に、風の谷のナウシカが好きな短歌の人と話していて、自分はナウシカを見たことが無いので、漫画から知ろうと漫画を読んでみたんだけど途中でドロップアウトしたんだけど、その理由を「たとえばこの話が、ナウシカがあと1ヶ月しか生きられない、という話だったらがぜん先が気になる」と喋ってたら「それだとサスペンスになるから、伊舎堂さんはサスペンスになると入り込める人なんでしょうね」とまとめてくれた。
ウォーキングデッド、ブレイキングバッド的な感じ。
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アオイホノオを3冊読む。
なんでこれを自分は大芸大時代に読んでなかったのかと思いながらおもしろく読んでいる。当時の自分はこういうものを読むまでもなく友人やいる世界が「こう」だったから、一回 創作物に置き換える必要がなかったのだという結論に至った。
ってことは、急に読みたくなった今は、体からもはや大学生成分が消え去ったことを表してるんだなと思った。人生は進んでいくなー。
こっから死ぬまでにほんとに何ができるのか。
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来月の早稲田大学の行事で、ライムスターといとうせいこうが見れるかもしれないやつがあるので応募する。
夜は新宿へ。
山階さんに、無骨(ぶこつ)な差し入れをしてみたかったので出来てよかった。
怖くてまだ読めてなかったものを読もう①
暮田真名さん「宇宙人のためのせんりゅう入門」
一人でずっと考えてきた人に喋ってもらうのはおもしろい。
ダースレイダーのMCバトル史の本で鎮座DOPENESSと呂布カルマが出てきたページの喜び、山田ナビスコの東京吉本の歴史の本でロバートが出てきたときの高鳴りが、この本では時実新子さんで起きて、でも感情派(この本でそういう呼ばれ方をされているというわけではない)、っぽい時実さんはこの本が立ててる軸ではないところの人なので、ちょっとこれはそういう逆転現象だなと感じた。「さっきまでいなかった者」に惹かれててしまう。というか、短歌に時間を多く投じてる人間だよお前は、ってな一旦の結論とも言えるんだろう。裏表紙の宇宙人のおしりかわいいね。
発売日に告知ができてなかったので、夜に行う。
店員さんに撮許(とっきょ)は撮ったのですが、この日は発売日じゃなくて次の日に撮っているので、一瞬手前に持ってきてこれを撮り、よく見ると右上に「一」だけ見えている、あの場所に戻した。
「『女性セブン』が発売日ということは、これは5/16に撮っている」
お前はフェイク野郎だ、という書き込みが、おれがもっと衆人環視のなかにありだすと表れだすのかもしれない。
返歌企画は、林あまりさんへの川野芽生さんの短歌がすごかった。そりゃあそうなんですよね。
是非、読んでみてください。
小松海佑理解王で見たダウ90000蓮見さんで、「髪はこのくらい伸びててもいい」と「♫」的に開き直ってたけど、やっぱり鏡を見たらゾッとして、国立に電話をかけたら土曜日の9時にあいてるというので予告を入れた。髪を切るために休日なのに7時に起きた日があってもいい。
夜は電撃ネットワーク・南部さんのザ・ノンフィクションを見た感想のnoteで書く。
https://note.com/gegegege_/n/n61d037a4e5b4
ブックオフが近くにない地域に落ちているブックオフのレシート。これは気になる。と見る
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写真 ちょい嫌なこと 合わないお笑いの感想 等
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