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今更ながら広島経由京都鳥栖スタ旅振り返り②

4~5日 京都観光

このパートに需要があるかは分からないけれど、一応日記ですので行ったところくらいは記しておきます。
実は京都に来たのは齢21にして(?)初めてだったので、清水・金閣・宇治など大変ベタなところをぶらぶらっとさせて頂きました。
清水寺の最寄りのバス停に到着してカメラを取り出したところ、バッグの中でスイッチがONになっていたらしく、バスに乗っていた間にバッテリーが切れてしまっていた。替えもホテルに置いてきていたので、早々に嫌な気分になった。これだからミラーレスは…

有名な場所
有名な場所…
平等院も見てきました。疲れていたのですぐに帰ってしまった

あと宇治の帰りに伏見稲荷とかも行きました

5~6日 広島

福岡(経由鳥栖)に行く前に、広島で一度降りてみる計画にしていたので、夕方ごろに広島に移動。
駅の飲食店街でお好み焼きを食べて、翌朝は広島電鉄に乗り原爆ドームへ。
鹿児島市電ユーザ(たまに乗る程度)からしてみれば、車掌の乗っている路面電車というのは新鮮。比較的新しい車両らしく段差もなく、乗降のしやすい車両だった。乗降口の窓が大きい車両は個人的にアガる。 ちなみに広島も初めてでした・・・

広島観光・スタジアム予定地見物

相生橋から原爆ドーム。原爆の凄まじさを感じる一方で残っていることもまた凄い
広電原爆ドーム前電停から。そごうやエディオン本店など

信号を渡るとかつての広島市民球場跡地。今は更地でただの砂利のだだ広い広場。一角にはかつてのスタンドの一部が保存(というよりは、放置)されていて当時の面影を残す マルシェとかのイベントが開かれるのかな、などと想像
調べると、やはりスタジアムの整備地とかと同じようにPark-PFIでの整備事業が計画されてるみたい

広島市中央公園。工事の看板を見られず、これが今いったい何をやっているのかは分からなかったけれど、少なくともこの辺にサッカースタジアムが建つことになる

Googleで当地のレビューを見ると結構スタジアム建設に反発する意見もある。まあこの街なかにある広い芝生広場だったので、そういった意見が出てくるのは当然だし、スタジアム整備後も広場機能とかはちゃんとあってほしいもんですね(一応そこも整備はされるらしい

広島城が戦後に再建されたものだとは知らなかった。というか、この辺にああいう立派な平城があることを実は知らなかった
しかし原爆ドームから十数分歩いてきた程度の距離なので、確かに破壊されたというのは頷けることだと思った。この機会でWikiを読んだりすると、日清戦争期ここに臨時の大本営が置かれたりしていて結構重要な場所だったと知る。

この後はのんびりと街を眺めながら駅まで歩いて戻りました。

6~7日 福岡へ移動

広島はこのくらいで切り上げて、また夕方に移動。次の目的地は福岡・博多。
小倉のあたりで、「本州からミクスタアウェーに来るサポーターはこの景色を見るんだな」と思ってミクスタを右手に見ながら博多へ。

博多は寝るために止まっただけので、7日から始めます。

駅前不動産スタジアムへ

7日、朝10時すぎの特急ゆふいんの森にて鳥栖駅へ。
鳥栖駅に着くまではお相手の川崎のユニフォームを着た人にしか出会わなかった。あとは博多駅でアビスパのユニ一人を見かけたくらいで

国内の「ベスト駅前スタジアム」。なんかネーミングライツ感がある呼び名になった。

これもあまりに有名なカットかもしれないけど、鳥栖駅からメインスタンドの写真を一枚。これぞ駅前スタジアム。後述しますが何年か前に特徴ある鉄骨がクラブカラーに塗装されてこれもまたいい感じ。

こちらもまた、試合は14時キックオフながら11時にはスタジアムに着いている優良サポーターぶり。応援グッズを何も持っていないし、スタジアム前にあったグッズショップに並んでみるか…と思ってずっと待っていたけど中々動きがないので、駅構内にショップがあったことを思い出して駅に戻る。

ここだけスタイリッシュな入り口。横のうどんが美味しいと有名らしく、それはもう少し早く知りたかった

「鳥栖は嫌いじゃないからユニ買っちゃっても良いんだよね…」と思いつつ、「8,000円くらいでないものかな」と入ったら加工なしでも1万円超と聞き、あえなく断念。そもそも財布にその額も入っていなかったのだ
で、結局京都と同様無難なタオマフを1本買って、跨線橋を渡ってスタジアムに戻る。

選手のぼり。これは鹿児島もあってもいい

スタメンが発表されて、前節優勝を決めてやって来る川崎は多少メンバーをいじりつつといった感じ。鳥栖ベンチには和田 凌くんが控え、楽しみが増える。

スタジアムの中を見物

例によって、「唐揚げは裏切らない」と信じて適当な露店で唐揚げを購入し、12時の開場とともに中に入る。
今回はあんまり他サポがお邪魔にならないようにというのと、鳥栖スタジアムの高みから見てみたかったのでメインスタンドの最上段に席を取る。
安定に唐揚げは裏切って来ませんでしたね。まあ、自分の要求レベルが低いのかもしれませんが。
あと公式がスタグル店の情報や出店場所をまとめたPDFを出していて、大変参考になるかと思う。ただ、今HPを見てもどこから入るかは分からない。その辺のアクセシビリティは微妙

メインスタンド。入場してくるとまずこの光景を目の当たりにする

簡単にスタジアムの概要を書いておくと、96年に鳥栖市が当時Jリーグ入会を目指していた鳥栖フューチャーズのホームスタジアムとして整備。市が直接運営を担っている。

スタンドは4面がピッチに平行に独立するイングランド型。上の写真に映るのはメインスタンドの2層目であるが、階層上は3階になる(ピッチレベルを1Fと見做すため。つまり入場口は2F)
私が今回座ったのはここの上段になるが、傾斜もあるおかげでとても座席のピッチが狭い。

メインスタンド3階(2層目)の上段エリアの座席。一応独立席だけど繋がっている。その辺は別に気にならないが、流石にピッチが狭いので人がいるところの前の出入りする際は多少お互いに気を遣う

傾斜が急なので見やすいのには見やすいのだが、あまりに急だと向こう側同サイドのタッチライン付近はスタンドと被って見えなくなってしまうのは少し欠点。

前述の鉄骨。この無骨な骨組みはこのスタジアムを特徴づける大きな要素となっているが、そこに上手いことクラブのアイデンティティを注ぎ込んだ。

メインスタンドの最前列から。ベンチは目の前。臨場感は言うまでもなく、抜群だと思う。流石に傾斜のぶん屋根が高いので、1層目(2F)の前の方は雨が降れば普通に濡れそう。

バックスタンド-北ゴール裏連絡通路からメインスタンド方向を望む

唯一、弱点らしいところを言えばこのゴール裏の距離と高さになるか。
ラグビーなども開催できるはずなので、それに備えてか距離は遠め。

ゴール裏にはLEDリボンビジョンが設置。かの有名な?関家具。

一応ゴール裏にも行ったけど、流石に写真を撮るだけとはいえ最前列まで入り込むのも無礼かと思ったので後ろの方からこっそり撮って帰りました。

各スタンドは1層目の最上段で接続されております。
バックスタンド最上段から

息を切らしてバックスタンド最上段に登る。バックスタンドにはご覧のような支柱が等間隔に立っていて、これが多少視界を遮るだろうか。

北ゴール裏スタンド最上段から

次はゴール裏最上段から。流石に壮観。ゴール裏はやはり多少距離があるけれど俯瞰して見るには最高

ビジョン。どでかいハコが通路上に設置されている。

ビジョンの方は見え味が良いかと言われるとそうとも言えない。ちなみに、主審は前回書いた今村 義朗氏。京都から鳥栖の地で再会した。VARは前日神戸で主審を担当されており、今季でトップレベルから引退する家本 政明氏。お疲れ様でした
そして鳥栖のスタジアムDJは非常にジョン・カビラlikeなボイス

試合開始が近づくにつれ、アウェーゴール裏にもサポーターが入りはじめる。これがJ1か…まあ彼らも優勝を決め意気揚々で鳥栖に乗り込んできているのだろう。

RYO WADA!
コーナーキックを蹴る脇坂選手。和田選手とは阪南大の同期

コーナーキックなどはまさに「見下ろす」視界になる。動画からのキャプチャで画面傾いててすみません

試合

試合のほうは鳥栖がチャンピオンチームの川崎フロンターレをGuard Of Honor(ガードオブオナー)で出迎え。賛否あるようだけれど、非常にリスペクトに溢れた素晴らしい文化だと自分は思います

川崎フロンターレほどのチームが優勝で油断をしたとは思わないけど、開始早々に右ワイドで飯野選手が仕掛けてサイド深くに切れ込みグラウンダーのクロスをゴール前へ。するするとDFの間を通り抜けたボールを岩崎選手が流し込んであっさり鳥栖が先制。
さらに鳥栖は再び飯野選手が右サイドから絶妙なクロスを上げ、ゴール前で酒井選手が見事なヘディングを合わせて追加点。大好きなタイプのクロスだった。
その後も川崎は王者のサッカーをしていたけど、鳥栖の高い守備意識を前にゴールを割れず。そして途中出場した守備の要ジェジエウ選手が接触で痛め交代してしまうアクシデントまで。
マルシーニョは目の前(のめっちゃ下)でガンガン仕掛けを見せていた。
最終的にクリーンシートとはならなかったけれど、素晴らしい試合を見せていただきました

試合後?

ハーフタイムに隣に座っていたおじさまと少し話した。結構な古参のサポの方らしく、色々と教えていただいた。自分が鹿児島サポだと言うと話が弾んで、別れ際に「J1でまたお会いしましょう」と約束してきた。次会うときは、私は南側のゴール裏にいることでしょう。

さて、試合が終わって帰路につく。もう新鳥栖からの新幹線は予約しておいたのでゆっくりと駅に向かうだけ。
帰りの跨線橋(『虹の橋』という名前だそう)は両チームサポーター入り乱れた大行列になっていた。駅近くすぎるのも考えものなんだろうかという気づきを得た。まあ、鳥栖の場合は実質ここしか道がないのも問題かもしれない。
時間は十分にあるので、鳥栖駅から新鳥栖駅まで歩くことに。思ったよりも遠く、多少ゆっくり歩いたとはいえ40分近くかかった。着いてからMapを見たら3km以上離れてたのね。まあ自分なら時間さえ許せば歩いちゃう距離ではある

帰りの新幹線で八戸ー鹿児島を見て、なんかモヤって終わる旅でした。
鳥栖のいい試合を見た後で、なぜか謎の自信があって点がとれまくりそうな気がしたり失点する気がしなかったりしたのだけれど。1-1でしたね




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