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vs東京ヴェルディ(J2第27節)

08月12日 明治安田生命J2リーグ第27節

 鹿児島ユナイテッドFCは、前半戦ホームで3-1と快勝した東京ヴェルディと敵地味スタで対戦、最終盤の点の取り合いの末、3-3で勝ち点1を獲得した。

会場:味の素スタジアム(東京)

来場者数: 5,948人

主審:上村 篤史

※出場停止:ニウド(鹿児島),累積

◇ ◇ ◇

注目ポイント

・ニウド不在の中盤に入った平川、ニウドとは違った良さを出せる?

・前節後半のように、攻守のバランス良くボールを持てるか

◇ ◇ ◇

鹿児島ユナイテッドFCの基本フォーメーション

スタメンは前記事の予想通り、ニウド不在の中盤には平川が入りました。他は変わらず、フォーメーションも4-2-3-1がベースです。新加入のヨン・ジェミンは初のベンチ入り。控えGKは山岡です。

東京ヴェルディの基本フォーメーション

前節、京都に4-0で大敗したヴェルディは4人スタメン変更。最終ラインのCBを平、リ・ヨンジのコンビから10試合ぶり先発復帰となる近藤、25節栃木戦以来の内田のコンビに変更。前線ではカン・スイルが移籍後初出場、スタートは井上がアンカーに入りました。FPが黒、GKが金のユニフォームはクラブの創設50周年記念モデルだということです。

◇ ◇ ◇

前半

 前半から、互いにボールを持つ時間がありつつ、左右にボールを振りながら様子を見る展開。序盤はヴェルディがいくつかチャンスを作り、優勢に進めていきましたが前半立ち上がりすぐ、右インサイドハーフの藤本が足を痛め、担架で運び出されてしまいます。替わって森田がIN。

 そうしている内、鹿児島がボールを握って攻撃を仕掛ける展開に。ボランチの平川と八反田からボールが配給される状況を作れるようになったことでサイドを中心にチャンスを作りました。

 23分には右コーナーを得ると、コーナーに向かったのは平川。ニアに鋭いボールを蹴り入れると堤が逸らすように頭にあてるも枠の外。

 42分、押し込んだ中で平川が右のサイド深くに展開した藤澤に良質なパスを供給すると、PA右外から侵入した五領に渡してファーポスト側へ鋭いミドルシュート。ここはGK上福元が外へ弾き出しました。

 前半途中からかなり激しい雨が落ちて来ており、かなり蒸し暑い状況だったかと推察されます。終盤にかけては、比較的静かに0-0で終えました。

後半

 両者HTの交代はありませんが、比較的早い54分に鹿児島は平川に替えて中原秀人、東京はカン・スイルに替えて佐藤優平を投入します。両者にとって、結果的に交代策が点に繋がることになります。鹿児島は続いて、前線の酒本を韓に代えます。前線で今日も起点となった酒本ですが、もう少しシンプルにシュートに持ち込みたい感はあります。カウンターの局面になったときにも、どうしても酒本だと走り勝つことが難しいですからね。

 交代後、韓を中心に鹿児島は前線からのプレスを強めていきます。ヴェルディ側はビルドアップに不安があり、鹿児島は高い位置でプレッシャーを掛け奪い取ろうという展開。

 57分、自らのプレスでスローインに持ち込ませた牛之濵が、その後のスローインも小池に厳しく付き、ボールを枝本につけることに成功。そのまま韓も並走しつつ枝本が一人で持ち込み、GKとの1対1も冷静に制しファーポストに流し込んで鹿児島が先制に成功。 琉球から連れてきた金監督の愛弟子がようやく手にした今季初弾に、監督と抱き合って喜ぶシーンが印象的でした。

直後の61分には交代で入った中原が左サイドを一人で切り崩して抜け出し、五領へクロスを供給するもシュートは枠の右。

 74分、八反田からのサイドチェンジを右サイドに開いて受けた藤澤が、敵ライン間にボールを差し込むと中で萱沼はスルー。奥で韓が相手に潰されかけるも、持ち前のフィジカルで背負いながら耐え、左から入った牛之濵に流します。足元に置いて、エリア内角度の浅いところから左足を振り抜いて強烈なシュートを叩き込んで2点目をゲット。

 まぁその後はお察しですね…(放棄)

○個人的MOM○

今日の個人的MOMは、枝本選手の先制弾をアシストし、自らも2試合連続となる得点を決めた

牛之濵 拓 選手

を選ばせて頂きます。持ち味のドリブルに加えてここまでチーム2位の6ゴールを挙げる牛之濵選手ですが、得意の左足から繰り出されるシュートは強烈。何か更なる覚醒の感があります。脳震盪での離脱から間もないですが、チームに欠かせない選手となっています。

試合後放談

85分まで耐えたのに、そこから3点取られるとは…2点目に関しては、ジュンスは取りに行ったかも分かりませんが素直に弾いていれば止められたシュートだったでしょうね。雨でボールも滑っていた可能性もありますし、直前で跳ねたので処理としては難しかったと思います。

引きすぎたことでサイドの奥深くまでの侵入を許し崩されてしまった印象。鹿児島は先制したゲームに弱いなどと言うもんですがここまで来ると流石に…何とか鹿児島も引き分けには持ち込みましたが2-0だったことを考えれば勝たないといけないゲームでした。

 途中出場ながら1ゴールを決めた韓についても、最後まで粘ってPKも得ましたしそれだけにPKが悔やまれますが、彼ばかりを責めることはできないでしょう…もっと守備を改善しないといけないですね・・・

 最初に交代となった平川は、試合後サッカー専門サイト「ゲキサカ」のインタビューで、

「自分がもっといい判断をして、前にタイミングよくつけられれば、このチームのサッカーも良くなると思う」

 と語っています。また、

「自分のタイミングとチームのタイミングはまだまだ合わせないといけないし、そういうところの少しの違和感はまだ少しある。そこが良くなっていけば、チームも自分ももっと良くなると思う」

(共に引用元は19/8/12 01:18付 ゲキサカ内記事 <https://web.gekisaka.jp/news/detail/?281981-281981-fl>)

とも。各年代で代表的な存在として輝いてきた彼のポテンシャルは十分。チームにより馴染み、特に攻撃面でより積極的な関与を望みたいところ。ニウドと八反田が絶対的なボランチのレギュラーとして君臨する鹿児島で、そのポジションを奪うことは容易ではありませんが、ニウドとは違うタイプなのでそういう技術的な部分でアピールして欲しいですよね。

 今夏新加入で初めてベンチ入りしたヨン・ジェミン選手の出場はありませんでした。

ちなみに、ゲキサカにて酒本選手に関するコラムも掲載されていたので是非読んでみてはいかが。

金監督は「関わりを作るという点で、酒本はヨンテより関わりを作れる」と起用の意図を説明。得点力は韓がチームトップの7ゴールを挙げている一方、チームの攻撃を構築するにあたり、水準以上の技術と器用さを持つ酒本に委ねた形だ

ということも書かれていました。

スタッツ

data is quoted from Football Lab.

試合ハイライト(J LEAGUE 公式YouTubeチャンネル)

次節へ向けて

 次節はホームで愛媛FCと対戦します。前半戦のアウェーでは、0-3と快勝した相手。質の高い、連動したプレスがハマり相手を寄せ付けませんでした。ここ最近の愛媛は持ち前の高い攻撃力が機能しアウェーで長崎を1-4で下し、2点を先行された前節のホーム千葉戦では怒涛の3点で逆転するなど3連勝、目下極めて勢いのある相手と言えます。一方、鹿児島も2連勝とは行きませんでしたが、直近2試合で5得点の攻撃力は復活の兆し。課題は後半戦に入り大量失点の続く守備。今節も数分の間に3失点してしまったのは大きな課題です。DF陣だけでなく、前線からプレスに行ってボールを出させない守備、クロスを上げさせない守備を突き詰めていって欲しいです。

 次節はホームです。勢いのある相手にシーズンダブルを決めてこちらが勢いに乗れるよう、サポーターの後押しを受けてなんとしても勝ち点3を手にして欲しいです。

次節予想フォーメーション

まだ新加入の選手の動向が分からないので、予想はこの通り。ニウドが復帰する予想です。平川ももっとポジション争いに絡んでいって欲しいですね。同じく技巧派の八反田も怪我で離脱していたとは言え出ずっぱりなので、彼に代わる存在としても期待できます。あとはFWのルカオ(現時点では未登録)とDFのジェミンがどのように絡んで来るのか、動向を注視しましょう。

次節情報

08月17日(土) 19:00 K.O.

鹿児島ユナイテッドFC<20位/24>

愛媛FC<14位/32>

※クラブ名の後<>内は「試合前順位/勝ち点」です

会場:白波スタジアム(鹿児島)


(08/15追記)スタッツを掲載しました。

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gem.

鹿児島ユナイテッドFCのファン(サポーター)です。戦術とか細かい話はできないので、書いているnoteはあくまで「試合の記録」です。内容は鹿児島に特化しています。よろしくおねがいします。 たまにカメラネタとかもあるかも。

鹿児島ユナイテッドFC 2019シーズン試合記録

鹿児島ユナイテッドFCの2019シーズンの試合記録を書き留めたものです。。
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