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日本人の底力

電動昇降デスクの天板交換、無事に終了しました。
でも私、本格的な電動工具を使うのははじめてということもあり、すごい疲れてしまって。
昨日は買いものに出掛けたほかは、何もせずに過ごしました。
なので天板を新調したデスクもまだ手つかずの状態で、これからパソコンをセッティングしていこうと思っています。
いやぁ、楽しみ。

さて、頭の中の大部分を占めまくっていた作業も終わり、少し他のことにも意識が向くようになってきて。
ふと、気付いたことがあります。
「日本人は霊性が高い」とよく言われるけど、それって自分の身に起きたことを否定せずに受け入れ、身を任せることができるからじゃないのかな?ってこと。
実はこれ、藤原直哉さんっていう方がYouTube動画の中で「日本人ってのは自分に都合の悪いことは見ようとせず、じいっと黙り込んでしまう」と言っているのを聞いて思ったんですけど。
そのとおりなんですよねぇ、これ、私の体感とバッチリ重なってて。
いまこの切り替わりのタイミングで、日本人だけが見ざる言わざる聞かざるを決め込み、じいっと動きを止めているように、ずっと感じていたんです。
まさに目の前でどう考えたって理にかなわないことが次々、起きてるのにも関わらず、みんな実に淡々と日常を続けている。
もちろん無茶苦茶な増税に対し「ふざけるな」とは言うものの、それって仲間うちの居酒屋での会話に出てくるくらいで、大きな民意には育っていかない。
私はこれまで、そういった日本人の気質がどうも、好きになれなかったのですが…。
でも考えてみるとそれこそが、水害が起きたら一発で日常が奪われるような場所に居を構えていられる、日本人の強さなんですよねぇ。
言ってみれば「大きな力に抗ってもしょうがない」っていう、ある種あきらめにも近い気持ちが。
かつて八百万に神々が宿ると信じられた、日本人の底力なんです。
なんかねぇ、ふっと思い出したのは。
縄文時代後期に朝鮮半島の人々が雪崩を打ったように日本列島に入り込んできたとき、逃げず騒がずそれを受け入れたという話。
いわば侵略ですよそれ、でも日本人は淡々とそれを受け入れ、いまの日本人のほとんどには朝鮮半島の人々の血が混ざっているそう。
長いものに巻かれることをこれまで、何よりも嫌ってきた私ですが。
まさにいま、そういった日本人の底力が発揮されている最中なのだと、気付かされました。

そして私、それこそが霊性だと思うんですよねぇ。
私たちは宇宙に、地球に、自然に、周りのあらゆる存在に、生かされているのであって。
それに抗おうとか、コントロールしようとしたって、無理なんです。
そのことを日本人はみんな、腹の底の底で知ってる。
たぶん私だって、例外じゃない。
だからこそずっと抵抗してきたのかなぁと、いまとなっては思います。
なんか、伝わりにくい話になってしまいましたが。
私は、納得できてよかったとこころの底から感じています。
ありがとうございました。

ホームページをつくったので、ぜひ見てみてください。
お気軽にコメントなど、お書きいただけるとうれしいです。

では、よい休日を。

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