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田舎の仕事さがし-12-

嘘を嘘と見抜く力を養うのは簡単ではありません。

「事なかれ主義は一種の悪習」

どんなにいいお給料の提示があるものでも、なかなかいい条件で求人しているところは少ないです。求人票とは明らかに待遇が悪い、お給料は低く、労働環境も悪い時は、自分の精神が病んでしまう前に公的機関に相談するのがおすすめです。

自分も一度相談に行っておけばよかったと思います。ただ、日本企業はどちらかというと「事なかれ主義」というか、自分に不利益になるもの自体を排除する傾向が強すぎて、不当解雇されたという人も出てきてしまいそうです。

自分も多少なりとも「事なかれ主義」の内容を実行している部分があるので、最初は自分のできる範囲だけでも気を付けようと思います。

なんだかどこも難しいことや、ややこしいことが多いのでじっくり読まねばですが、私が感じたことはこれだけです。

誰かに相談しないことは損にしかならない。

身近な人がだめなら、自分と何の関わりもなさそうな人を見つけて(さすがに道端で声をかけるレベルは微妙でしょうけれど)、まずは自分がどういう状況なのかを話して、頭の中から声に出して、反芻して、自分の状況を確認する作業をとることが必要だと思います。

どうしても人に自分の弱いところなんてみせたくない!と思うなら、大きめの紙に悩んでいることをひたすら書きなぐっていくのもいいかもしれません。自分で考える解決策を最初に書いた色と別の色で書いていったり、わからないところはインターネットで検索したり(便利になりましたね)、進めていってどうしてもわからないところだけ聞くというのも手です。

私自身も自分でもメンタルがやばいと感じ、小さいスケジュール帳の裏にあるメモ部分の見開きに自分の最低目標と、自分が生きるための最低賃金の計算をし始めました。簡単な走り書きで、金額を計算したものではありません。これとこれ、というように出費する項目を上げていき、この分を支払えれば最低国からの保障は受けられる、そんなアバウトな書き方です。

人によって好みややり方も変わるでしょうし、今はデジタル化も進んでいるので、iPadやiPhoneのメモ機能、お絵描きアプリでキャンバスを用意してタッチペンで自分の思いを書いていくやり方もいいでしょうし、このnoteの機能を使用して、日記のように日々の気持ちを記録して、公開にせず自分の中で答えが出たら削除する、という使い方もありだと思います。

自分の心が一番の敵になってしまっているのが転職活動の一番闇の深いところなので、どうしても追い詰められたときは一度他人の声を聴くのも良いかもしれません。

今回はここまで。たくさん悩んだ分私は頭の中の選択肢という引き出しを増やせたように思います。実際はこんなに悩みたくはなかったのですが、人生何があるかわかりませんし、自分で選択できる力が少しでもついたのなら「良かった」ということに落ち着いてもいいのではないでしょうか。(自分に甘いくらいが案外良かったりします)

お読みいただきありがとうございました。また機会があればお会いしましょう。