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midjourney4日目

3日目ではやくも当初の「触ってみたい」という目標を達成してしまったが一年間サブスクしてしまったのであと何で遊ぼうか迷っている。

そんな最中にmidjourneyで出力したイラストに詩や小噺をあてる、みたいな企画を発見したので、今日は逆に詩や文章から絵を出力して遊んでいくことにする。
midjourneyで最終的になにか作りたいな、と思っているけどそうしたらオリジナルのカスタムモデルが欲しいよなあ。でもカスタムする学習データどうすんねんって話。midjourneyで出せばいいけど…うーーーん…。
考えておこう。

とりあえず短めの文章ということで自分のツイートを引っ張ってくる。

がっつりヒヤシンスかと思いきや球根というだけで謎の花がいっぱい。友達、プレゼントあたりの要素は全くなくなった。もしかして固有名詞が強かったりするのだろうか。
これはmidjourneyもnijijourneyもあんまり変わらなかった。でもmidの方は-nijiだと出力がバラバラすぎたのでだいぶガチャ。

midjourney
nijijourney

「寝る」の要素が結構引っ張られてるなあという感じ。midはそっから夜が連想されているんだろうか…。雰囲気はいいけど個人的にはnijiの左上が一番好き。

プロンプトが文章でもある程度成り立つということがわかったので詩で試していく。
少しだけ悩んだ結果、好きな中也を引用することにした。
このあたりでmidjourneyの出力をv3に変更している。

秋の夜は、はるかの彼方に、 小石ばかりの、河原があって、 それに陽は、さらさらと さらさらと射しているのでありました。 陽といっても、まるで硅石か何かのようで、 非常な個体の粉末のようで、 さればこそ、さらさらと かすかな音を立ててもいるのでした。 さて小石の上に、今しも一つの蝶がとまり、 淡い、それでいてくっきりとした 影を落としているのでした。 やがてその蝶がみえなくなると、いつのまにか、 今迄流れてもいなかった川床に、水は さらさらと、さらさらと流れているのでありました……

一つのメルヘン
nijijourney

海にいるのは、 あれは人魚ではないのです。 海にいるのは、 あれは、浪ばかり。 曇った北海の空の下、 浪はところどころ歯をむいて、 空を呪っているのです。 いつはてるとも知れない呪。 海にいるのは、 あれは人魚ではないのです。 海にいるのは、 あれは、浪ばかり。

北の海
midjouney
nijijouney

空は晴れてても、建物には蔭があるよ、 春、早春は心なびかせ、 それがまるで薄絹ででもあるように ハンケチででもあるように 我等の心を引千切り きれぎれにして風に散らせる 私はもう、まるで過去がなかったかのように 少なくとも通っている人達の手前そうであるかの如くに感じ、 風の中を吹き過ぎる 異国人のような眼眸をして、 確固たるものの如く、 また隙間風にも消え去るものの如く そうしてこの淋しい心を抱いて、 今年もまた春を迎えるものであることを ゆるやかにも、茲に春は立返ったのであることを 土の上の日射しをみながらつめたい風に吹かれながら 土手の上を歩きながら、遠くの空を見やりながら 僕は思う、思うことにも慣れきって僕は思う……

早春散歩
nijijourney

v3はなんか不穏な雰囲気が得意だった気もしたけど、nijiのほうがなんか雰囲気があって全体的に良かった。
そんでもって文章でも結構それなりに挿絵っぽい絵出るんだな。すごい。

きちんと重みづけしたら結構使えそうだなという気持ち。

この日遊んでたら月の使用時間の上限に行ってしまったので今月はこれでおわり。
TwitterでAIイラスト見てるとやっぱ人体はどっか溶けるので、今度は幾何学的だったり抽象的だったりする溶けても見栄えがいいイラストで遊んでみたいなという気持ち。
チャレンジしてる人はたくさんいるしプロンプト公開してる人もいるからいろいろ読んで勉強してみよう…。

今日はここまで。

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