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ぴあのまじっくの日

ちょっと遅くなっちゃったけど。そして、ちょっと長くなっちゃったけど。書きました。
だいぶ個人的な感想になってもうた。必ずしも喜んでもらえる内容かはわかりません...笑。自分の感じたことにできるだけ近い言葉を選びたいと思って書いてたら時間がかかってしまったデス。お許しをー。

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4/27(土)、久しぶりの渋谷。昼12時。

渋谷ヒト多すぎ、いろいろ変わりすぎて道わかんねぇっ、どっち?どっち?こっち?とスマホ片手に一人でブツブツ言いながらも、私にしては珍しくほぼ迷わず目的地へ到着。ふぅ~

予約していなかったので当日券で入場。
お金を払おうとしたら受付のお姉さんに「お目当ての出演者はどちらですか?」と聞かれ困る。「えっと、、、全部です」と言ってみるものの、お姉さんも「えっ」って感じで「その中でもあえて言うなら...?」と返されてしまう。個人的な興味本位で訊いてきたわけではないことはすぐわかったので、お姉さんを困らせてはいけないと「もらすとしずむです(にこっ)」と答えたらお姉さんはホッとしてくれた様子、入場を許される。(だって実際3組それぞれを楽しみにしていたんですよ)

実はこの日の夜は自分のライブを控えていたので喉の調子を気にしてお酒は我慢。ドリンクチケットはミネラルウォーターと交換。中央あたりの席ゲット。渋谷LOFT HEAVEN、客席からステージへの奥行き感、天井のヒラヒラも好みな感じの空間。

きっとnote絡みの人たくさんいるだろうなと思いつつ、開演時間ギリだったのでキョロキョロせずうろつかず着席して開演を待つ。

一組目、ユアミトス。

自分が演者としてステージに立つ場合もあるからどうしてもそういう目線になってしまいがちなんですけれどもね、こういう時の「一組目」って絶対緊張するよなぁー!って私もドキドキ。演者さんたちがステージに現れて、お始まるぞ、って会場もなんとなくドキドキ。
でも始まってみると、なんていうかその緊張感はユアミトスの演奏には似合っていたのでした。
胸に秘めたものを零れさせるような歌声とそれをやさしく包むような、時に煽るようなピアノとヴァイオリン、黒で揃えた衣裳も少なめのMCもどれもさりげなくけれど漏れなく、ユアミトスの世界をつくりあげているように思いました。今回はアコースティック編成とのことでしたのできっとフルメンバーでの編成だとまた違った印象なのかもしれない。新曲?「灯火」が良かったな。
(ユアミトスさんだけお写真撮れず、ごめんなさいですー)

そして二組目、Coffy and Mary Ann。

以前からnoteでいろいろな方のCoffy and Mary Annさんライブレポを目にしていたのですが、そこから想像していた雰囲気とは少し違う印象を受けたんですよね。
レポでよく目にしていたワードは「楽しい」で。明るい陽気な楽しさというか、演奏技術があるからこその余裕ある軽やかな楽しさを勝手に想像しちゃってたのだけど、私が感じたのは力強さとか全力感、全身から溢れる必死さ、のようなもの。うまく言えないけど、そういうものでした。ワンマンライブとちがって演奏時間が少ないことも関係しているのかもしれないけど、楽しさはもちろん全面に表れつつ、でも私的には「ガツンとした格好良さ」を感じたステージでした。個人的には出演3組の中で一番「ガツン」だったかな。

メリアンさんは「ピアノを弾いている」感じがしない。ピアノを踊らせている...ピアノを楽しませている...ある時はピアノを煽っている...そんな感じ。で、ああ、と思う、ピアノに魔法をかけている...?ぴあのまじっく、そういうことね!一人で勝手に納得したりして。
そしてコフィーさん。この方は、油断してると面食らってしまいそうなほどの「陽」の気をなんとも高度な技で押し付けがましくなく発することができる人なんだな、と。ボーカリストという枠組みでなく、コフィーさんという人間そのものがもう「あ、強ぇな」って。全然うまく言えないけど。「楽しい人」で済ませちゃいけない、人間としてのしなやかな強さを感じました。

いずれワンマンライブにも足を運んでみたい。そして超図々しくも、いつかワルイコもご一緒できる機会があればなぁ...!なんて。(考えるだけなら誰にも迷惑かけてないよね!はい聞き流してくださーい。あっははー)

そしてトリは、もらすとしずむ。

今のメンバーになってからのライブは今回がはじめて。動画では拝見していましたが、やっぱり動画とは印象が違う。楽曲そのものも音量も他の2組に比べたら重く、強く、内臓にズシンとくるような、威圧感のある音だと思うんですけどね、私としては心地よくて。気持ちいい音だなと思いました。イメージは、もらすとしずむの方が「ガツン」なはずだったんですけど違った。心地よい。

ボーカルの千代モロゾフさんの声が美しい。歌を歌っていない不思議さがある。もらすとしずむのボーカルの人、というより、もらすとしずむの声担当の人。
ビジュアルとしては、妖怪たちの戯れ、って感じ?笑。みんな飄々としているんです(ように私には見えた)。顔の表情が変わらない。でも感情が動いていること、そのステージを楽しんでいることは伝わる。MCの時の10さんは人間なんだけど。4人のバランスがいい、とは思わないんです。でもなんか重心がないというか、重心が動き回るというか、それぞれがまとまり過ぎない位置で孤立してる感じ。まあでも結果的にバランスがいいってことになるのかも?っていうなんか不思議なバンド。

三組三様、見ごたえのあるライブでした。

「Coffy and Mary Ann+もらすとしずむ吉村ロデム」「もらすとしずむ+Mary Ann」というここでしか見られないであろう演奏は特に面白かった。「意外性」ってズルいですよね。

あと、演奏とは関係ない話になりますが、noteのいろんな人にお会いできたのが楽しかった。あれ、なんか私こういうの(オフ会的な雰囲気といいますか)どっちかって言うと苦手じゃなっかったっけ?と思うんですけど、なぜだろうnoteの人が誰かしらいてくれるとちょっとホッとしたりして。
はじめましての人も数名いて、ご挨拶できてよかったです。トータルたぶん20名近くの方にお会いできたんじゃないかな。

そんな、あっという間の2時間ちょい。次へ向かうパワーをもらえた時間になりました。
みなさま、いい時間をありがとうございました。

(なんだか頭でっかちな文章ですこと...苦笑。飾らない言葉でさらっと投稿できる人になりたい。...と思いつつ、えいやっと投稿!)

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こちらからは以上です!笑