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初めての、ラダック/レー


飛行機の中から見えるヒマラヤ山脈は、まるで異次元
永遠に続く山々は、よく見るとそれぞれ顔も形も違くって、ベージュやグレー・ピンクやグリーンの壮大な景色が続く
日本の山を想像してヒマラヤを見渡してしまうと、これは本当に山なのかと疑いたくもなる

美しい地球の恩恵に感謝でしかなかった

IXL空港に到着してから、デリーで契約したSIMカードが起動しないことに気づく
友人にも電話できない、さあどうしよう

確かに焦るシーンではあるんだろうけど、レーの小さな空港から出るとチベットの演奏をしている団体がいたりでなんだかワクワクの方が大きかった

こんな場所が、地球には存在しているんだ

きっとこの感動は実際に来てみないと体感できないだろうと思う
私は、経験に投資することが大好きだ
そしてこのような生き方ができていることに心より感謝している


空港でポワポワしていると、突然友人が現れた
カバンを投げ捨てて、今すぐこっちに来て!!!!と腕を掴まれる
そのまま着いていくと、ものすごい数のモンク達が群がる中をかき分ける
たった今、高僧がレーを出ていくというタイミングにでくわしたらしい

きっと音楽隊は、彼を送り出す為だったんだと今になって理解する

高僧に近づくにつれ、ガタイのいいモンク達がボディーガードをしていて
あと一歩のところまでしか行けない
(そもそもなんの為に近付いてんのかさえ当時は知らんのだけど)

すると友人が一人のモンクに何かを伝えて、私を高僧の前に滑り込ませてくれた

全身青のアディダスのジャージを着た謎のアジア人が、知らない高僧の前にスライディングで現れて、片膝をつく。カオス

なんだかわからないんだけど、すごく貴重でみんなが欲しがるエネルギーをいただいたらしい


そうそう、チベット密教ではカタという布を大切にする
基本的には白で、ツルツルした布で、それを首にかけてもらうこともよくある

私は一時期五枚くらいカタを持っていたけど、大切な人たちにシェアさせてもらった
そんなこんなで空港を出る頃には、私の首にはカタがかかっていたけれど
とにかくわちゃわちゃしていたもんだから、誰がどのタイミングでくれたのかはわからない
カタ主、ありがとうございます

友人の車に乗って一息ついた頃、我にかえる
まずは、宿を探さないと

すると友人は、大丈夫、話はつけてあるからと車を走り続ける

なんだかよくわからないけど、ついていくことに
そして一軒のアメリカンスタイルな外観のでっかい家?建物?にたどり着く

この時点で、なんだかおかしなことに気づく
さっきからずっと、意識がふわふわしてる気がする。。。

そうです、レーは高山

次回はなんなんこの建物そして高山病のえぐさを書いていこうと思います
読んでくださってありがとうございます


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