大安場史跡公園まで歩く②オオデマリ揺れ、緑に染まる村社 白幡神社
5月10日、5世紀にこの地をおさめた豪族の古墳がある郡山市田村町の大安場史跡公園まで歩きました。その2回目。
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昔の農家が並ぶ緑陰の道を行く。
緑陰に重たげなオオデマリに心惹かれて、ついつい寄り道。茂みの中に鳥居が鎮座。扁額には「白幡神社」の文字が。
空気さえ緑に染まりそうな5月の日。
これはもう参拝するしかない。
そーいや、須賀川市にも「白幡神社」があったけ。白幡大明神って、八幡神? あとから検索したところ、やはり八幡神で間違いなさそう。
郡山市田村町は、その名前の通り、坂上田村麻呂にまつわる伝説が点在する場所。ズバリ「田村神社」も鎮座する。
社叢が繁る神社には、不思議な影がたくさん降りている。杉の葉っぱが散る地面に、社殿の回廊に、石段にいろんな影がゆらゆら揺れる。
役目を終えた白い花が散る地面にも。それはわたしへのメッセージ。なにかの暗号なのかもしれない。解読できたためしはないけれど。
天を仰げば、青モミジに松の木に、いつの間にか緑の季節。
緑と緑が重なり、日差しに透ける。そこにもなにかしらのメッセージが隠されている? これもやっぱり解読できたためしはないが。
③へ続く
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