2024新体制ドラフト会議
こんにちは、セタゲンゴです。
いよいよ今年もこの時期がやってきました。
2024シーズンの新体制ドラフト会議。
2年前に開始したホームタウンPR大使企画ですが、全ての始まりはドラフト会議なんです。
毎年試行錯誤しながら改善を加えて、今年で3回目となりましたが、非常に盛り上がったイベントになったと感じています。
水戸ホーリーホックの規模感的に、今年は城里町のコミュニティセンター城里で実施しましたが、600人入る会場がほぼ満員に近い状態で、よかったなという感想。
これは今後も需要を増やす努力をして、もっと大きい会場でやろうって思えるように頑張ります。
選手の人柄が知れる企画
私たちは全国60クラブの中で、間違いなく一番新体制発表会に日に“ふざけた企画”をやっているという自負があります。
でもこの“おふざけ”はちゃんと意図と目的があります。
昨シーズンが終わって、水戸ホーリーホックロスになっているファンサポーターを楽しませるのが大前提。
あーまた水戸ホーリーホックとの生活が戻ってくるって思っていただきたい。
そして新体制発表会って、既存の選手たちはもちろんですが、新加入の選手たちの顔や名前、キャラクターを知っていただく日なんです。
でもどうでしょうか。
正直ほかのどのクラブの新体制発表会を見ても、あまり変わり映えがないというか、型通りというか。
それじゃ選手の人柄もわからないんじゃないかなって。
推しの選手が移籍してしまった〜、と思っている方も結構いて、今年はどの選手を推していこうかな、って考えている皆さんに、少しでも選手たちの人柄を知ってほしいんです。
そしてこれはホームタウンの皆さんも一緒。
2年前はホームタウンの市町村の担当者からも、「今シーズン所属の選手、あんまり分からなくてすいません」と言われてました。
移籍が活発なクラブゆえにそれは仕方がないことなのですが、だからこそシーズンの最初にいかに選手たちを知り、親近感を持っていただくかは大事なんです。
これが水戸ホーリーホックの文化になってきているのがとても嬉しいです。
“本気でふざける”スタッフ
でもこれに関わる人たちはみんな大真面目。
まずはスタッフ。
この企画に向けてもうそりゃ必死に準備しました。
当日のクラブスタッフ総動員で、皆様の対応をさせていただきました。
今回の総合演出を担当した加藤、木村の両氏は、年末年始と準備に奔走してくれていました。
また今回からはイベントの冠スポンサーをJX金属様が務めてくださることになり、装飾にも新しいものが投入されましたので、担当者は製作に向けて随分前から対応してくれてました。
また30周年イヤーということもあり、スポンサーボードの制作や30周年用のバックボードを設置したり、新しいフォトスポットのMITOパネルも用意して。
装飾としてはエアゲートも持ってきて、去年よりはイベントとして見た目も含めてスケールアップはできたかなと思っています。
農業チーム(GRF)は新体制発表会で採れたての大根を売るという斬新(!?)なトライもしてくれました。
そのほかチケット販売の準備もそうですし、当日は会場の駐車場対応や、グッズ販売対応などなど、とにかくフロントスタッフ総出で取り組ませていただきました。
市町村担当者たちの声
この企画、何気に重要な役割を担ってくださるのが、15市町村ホームタウンの担当者の皆さんです。
まさか自分が水戸ホーリーホックのファンサポーターが集まるイベントの壇上に上がらされて、場合によっては抽選くじを引かされるとは思いもよらなかったんじゃないかなと思います。
想像するだけでもなかなかの大役ですよね。
だから皆さん、大真面目にこのふざけた企画に取り組んでくださっています。
1年目はオンラインでまだまだ手探りな企画でしたが、3年目ともなると皆さん事前の準備がすごいんです。
市町村によっては市長から選考の基準に関しての指示が出たりして。
ゴールパフォーマンスに期待したいからFWのグループがいい、とか、ドラフトになって外れると困るのであえてそうではないグループを選ぼう、だったら人柄だ、昨年の取り組みの様子を確認しよう、とかとか…
開演前のホームタウン担当者に向けた事前打ち合わせでも、どこがドラフトで被るかわからないわけですから、皆さん何だかそわそわしてました笑
いずれにしてもどの市町村も、新加入の選手も含めて今シーズンを戦う選手たちをしっかりと吟味して話し合ってくれているわけなんです。
まさにこれが狙いでして、名前や出身地や、全所属やポジションなんてことも、皆さん把握済みでこのイベントに挑んでくださるわけ。
2年前の「選手たちの名前知らなくてすいません」なんてことはもう、あり得ないんです。
それだけでも大きな変化ですよね。
選手たちもPRに必死
選手たちも選ばれるためのアピールが素晴らしいんです。
昨年もいろんな一発芸や公約が飛び出してましたが、今年もまた非常にバラエティに富んでいたというか。
とにかく、みんな真剣にネタ仕込んできて、偶発的な盛り上がりなんかもあって。
選ばれてリアルに喜んでた大崎選手なんか最高のリアクションでしたし、なぜかディスりあって盛り上がりを生んでた長井選手と前田選手だったり。
常陸太田市は誰がバンジー飛ぶかで盛り上がりましたし、満を持して本間選手は地元日立市の担当に決まったり。
そしてドラフトの面白さ全開となったのは、組み合わせの都合で最後に残ってしまった後藤田選手と松原選手のグループ。
常陸大宮市に決まったわけですが、笑いのピークはまさにここでしたので、松原選手はある意味この日の裏MVPと言っても過言ではないと思います。
むしろこれでファンサポーターの心はガッチリ掴んだでしょうし、キャラクターもみんなに覚えられたのは間違いありません。
ちなみに彼らの名誉のために言っておくと、先に決まってしまった市町村の第2巡指名とか第3巡指名とかになってることはあるわけですが、そこに行き着く前に別のグループで決まってしまってたり、ということが起こっていたわけでして。
そんな事情は説明しないと伝わらないかもですが、とにかくどのグループも決まった時点でもう気持ちはその市町村に興味が湧いていることでしょうし、それが狙いですので、今後の活動が楽しみです。
ちなみに早速仕事をしているチームも。
他の市町村の方々も名刺を渡してくださったり、撮影をしたりと、なんだか終わった後の盛り上がりがすごくて、見ていてワクワクしちゃいました。
嬉しい反応
今年は運営に少しお金をかけて業者を入れたこともあり、進行がかなりスムーズになったのではと思ってます。
実際参加した皆さん、如何だったでしょうか。
選手たちの盛り上げも素晴らしかったですし、司会/MCを務めてくれた寺田さん、小島社長、細川CRC、そして名物男の中山選手も最高でした。
的確なコメントや選手いじりで会場は常に笑いが起きていましたし、ご来場いただいた皆さんも楽しめたのではと思ってます。
皆さんのSNSを見ていても、非常に高評価の反応が多くて嬉しいです。
それから選手たちが自分のSNSでバンバンアピールしてくれているのも嬉しいですね。
中には昨シーズンで移籍した選手たちからの反応もあったりして(新里選手やタビナス選手が次々にリアクションしてくれてました)。
クラブを離れてもこうやって気にかけてくれるのは嬉しいことです。
さらに各市町村のSNSアカウントからも続々と発信が出ていまして、これまた嬉しい限り。
もうどこの市町村のアカウントもホーリーホック祭り状態なんですが。
ひたちなか市(@hitachinakacity)さんは群を抜いておかしなことになってます(いい意味で)。
自治体の公式アカウントがただただ、ドラフト会議の選手PR内容メモをツイートしているという…
そもそもですが、行政の関係者たちが日曜日に揃いも揃って参加いただけること自体、、、異常なことなんですから笑
改めて感謝申し上げると共に、今年もよろしくお願い致します。
以下が、決定した今年のPR大使たち。
もちろんサッカークラブですから、シーズン途中に選手が移籍してしまうこともありますし、新しく加わってくることもあります。
その時はその時の対応をしていくことにはなりますが、それはご承知おきください。
さいごに
ちなみに次は、フロントスタッフとアカデミースタッフの抽選会が待っています。
我々もサポートメンバーとしてPR大使チームに加わることになりますが、これは社内のチームビルディング的な目的がありまして。
クラブ内も風通しを良くして、スタッフと選手が良い関係性を築けるようにしていこうと思ってます。
それが水戸ホーリーホックの風土だと思ってますし、具体的に何をすることでそれが保たれていくのかも、常に考えながら行動していきます。
ということで今年のドラフト会議が無事終わりました。
いよいよ「おらが街PRリーグ」の開幕です。
あ、私は今年も日立市の担当ですので。
今年も日立市に通います。
それでは。
頑張るときはいつも今
瀬田元吾
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