ケイン・コスギ跳び箱配信を見て思ったeスポーツに足りないものとは?

グラビアアイドルの倉持由香ちゃんて居るでしょ?
あの子、知る人ぞ知るゲーマーでね。実はこっそり応援してるわけなんだが、こないだこんなブログを書いていた。
なかなか興味深いことを書いているので読んで欲しい。

そこから一部引用させていただくと

eスポーツだから、「体を動かしてないんだろう」とか「汗をかいてない、努力してない、疲れてない」って思うかもしれないけど、大会の後に選手のげっそりした顔を見ると、本当にアスリートだなと思うんです。

げっそりした顔になるほど、疲れているのかは知らないが、ゲーマーの疲労というものは伝わりにくいのは確かだ。だって、ずっと座ってんだもの。

ところで、記事中に『ゲームセンターあらし』の話題が出てる。
ようそんな古いの知ってたな…。

あの世界観についに現実が追いついたんだよって。

って書いてあるんだけど、アマゾンプライムなら無料で観ることができるので、お時間のあるかたは是非こちらから。

はい、観てもらったら分かるね?
こんなの現実になるわけねーだろ!
ま、ゲーム大会を客入れて興行にするっていうね、その点だけだね。その他はおかしいことばかりだから。ツッコみだしたらキリがないから省くけどさ。

ただ、これを観ると”いかにゲームプレイを劇的に魅せるか?”ってことに苦労したんだろうなぁ、ということが伝わってくる。
なんせ、ゲームがインベーダーゲームという時代。ゲーム画面に派手さは期待できない。そこであらしに逆立ちさせたり月面宙返りさせたりと、ゲームをやる上で有利になるとはとても思えない、はっきり言って無意味ではあるが派手な動きをいろいろさせているのである。

そんでね、先日、あのケイン・コスギさんがTwitchにて跳び箱練習の配信をしてたんだよ。
これ、本当に面白かったから観て欲しい。

とまぁ、いろいろ書いてきたけどね。この諸々を見てて気づいちゃったんだなぁ。eスポーツに足りないもの
何って?それはズバリ

身体性なんじゃないか、と。

まぁまぁ、お客さん!
帰らないで!こっからだから!

跳び箱観てもらうと分かるんだけど、みなさん、身長より遥かに高い跳び箱を実に華麗に飛んでいくんだよ。これは簡単にマネできるものではない。ここまでなるには相当なトレーニングを積んだであろうことは、想像に難くないよね。
あらしも、派手な動きをするために、日々”逆立ち親指腕立て”とか、火が出るまでコマを回すとかいう厳しいトレーニングをしてるわけよ。それでなんで良いスコアがでるのか知らんけど。
体ならほとんどの人が動かしたことがあるから凄さが分かりやすいんだよ。それに対し、ゲームは触ったことのある人間じゃなければ、その難しさが伝わりにくい

プロゲーマーの場合。
基本、座ってて、動いてるのは手のみなわけよ。そりゃこれ観たって、つまらんよね。事務作業してるOL観てたって変わらないんだぜ?(なんならそっちのが楽しそうだし)
でもさ、だったら手元カメラを設置して手さばきを写すべきじゃないか?
実際、プロゲーマーの動きはとんでもないぞ。個人配信ならたまに見せてる人もいるんだけどさ、大会で手元カメラって無いよね?なんでなんだぜ?

ただまぁ、これも結構、通好みの映像になってしまう。ゲーム画面と手さばきを同時に観るって、ゲーマーでもなかなか大変だし。
ひょっとしたら、Exelにデータを高速入力しているOLのキーボードさばきのが観ていて楽しいかもしれん。

本当に観るべきなのは、ゲーム内のプレイヤーたちが操作するキャラクターの動きなんだけどね。
ここで問題なのが、ゲームキャラを動かすのは、ある程度なら誰にでもできるってこと。現実で波動拳出せたらそれだけで金取れると思うけど、ゲームで波動拳出せる人なんて、それこそゴマンと居るわけで。
実際は高度な駆け引きや心理戦があるんだけど、そういうのはやってない人には伝わりにくいんだよね。

未プレイの人に、どうやって凄さを伝えるか…。これはどのゲームタイトルでも今後の課題だと思う。

筆者の推しゲーム、ロケットリーグなんて、実際自分がプレイしたあとでプロのゲーム観ると、とんでもない動きしてることが良く分かるんだけどなぁ。

というわけで、みんなロケットリーグをやろう!

(いつものやつでおわり)

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