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ロケットーーク特別編/”血が通ったイベント”を”地道にコツコツ”やっていくこと

この間、名古屋で行われたLANパーティ””の中で、黒川塾コミュニティ座談会というものがあった。

ここでチョコブランカ(@chocoblanka)さんがおっしゃられた一言が心に残った。(4時間26分ごろ)

「血が通ったイベントにしてほしい」

そしてC4 LAN運営委員会の総合プロデューサーtaharasan(@uNleashed_jp)さんはこうおっしゃっていた。

「地に足をつけてコツコツやる」

(これ以外にもプロライセンスの件など、面白い話が聞けるのでぜひ全編ご視聴いただきたい)

これを受けて筆者が思ったことを書いてみたい。
以下はお二人のご意見ではなく、あくまでも筆者が勝手に解釈したものであるということをあらかじめご理解いただきたい。

”血が通っている”ってどういうこと?

以前書いたこのnoteでも、言いたかったことは同じだ
ここで言いたかったことをズバッと一言で表現してくれたなぁ、と思う。

ゲームを知らない運営、ゲームを知らない実況、ゲームを知らないゲスト…ようはゲームに対する愛が無い人たちの手によるイベント。
そんなイベントが血の通っていないイベントなんじゃないかな。

eスポーツが流行る、話題になる、じゃ、俺達も乗っかろうか、そういう人たちが出てきて血の通っていないイベントなんかやっても人は来ないと思う。うまく告知などして人が集まったとしても、内容が散々ではむしろ評判を落としかねない。

どうやったらプレイヤーは気持ちよくプレイできるのか?
どうやったら観客は楽しく観戦できるのか?
こういった細かいノウハウは一度やったくらいでは分からない。

たとえ規模が小さくても、血の通ったイベントを地道にコツコツやる
それを少しづつ大きくしていく。(今ではチケット即完のC4 LANも、第一回は危うかったらしい)

eスポーツを当たり前の存在として、生活の一部に根付かせる道は、結局それしかないんじゃないだろうか。

メダルは掛け算

残念ながら、先ごろ行われたロケットリーグのリーグ戦でも、同じようなことがあった。
イベントは総合的に見てとても素晴らしいものだったのだが、ゲーム愛も無いし知名度もないゲストって必要だったんだろうか?プレイの凄さが分からない人に実況ができるのだろうか?
このへんはロケットーークで喋っているのでお時間のある方はどうぞ。

ところでフェンシングのオリンピック銀メダリスト太田 雄貴さんが興味深いTweetをされていたのでご紹介したい。

太田さんはオリンピックで活躍し、メダルを取って世間の耳目を集めた。
だが、その後フェンシングは根付いただろうか?その後フェンシングの試合を一度でも見に行った人はどれくらいいるのだろうか?

お金を集めて有名人を使って大きい会場を埋めてドーン!とでかいeスポーツイベントを成功させたとしよう。
それはそれで意義はあると思うが、そこで集まった人たちが、そのままeスポーツに興味を持って残ってくれるかと言ったら、その可能性は薄いだろう。

地道にコツコツと”血の通ったイベント”をやって土台を固めていく。歴史の浅い日本のeスポーツ界は、まだまだそういう段階だと思う。

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