京王杯2歳S &ファンタジーS

こんにちは、げんです。
今回は2歳重賞が2Rあり、走法的に狙いたい馬がいて楽しみなのでnote書いていこうと思います。
以下に無料で両レースの見解を書いてますので、よければご覧ください。


京王杯2歳S

コラソンビート
○タイガードラゴン
▲バンドシェル

コラソンビート
新種牡馬スワーヴリチャードの走る産駒はスピード質でフットワークの軽さと強度を兼ね備えている馬が多く、本馬も例に漏れずそのタイプ。前肢が綺麗に伸びており、地面を撫でるような捌きと素軽い跳びをしていてスピード能力が高い。それでいて首の使い方や姿勢、四肢などの強度が高く、全体的にかっちりとした連動性をしているため完成度が高く、現時点では大きくアドバンテージが取れる走法。
デビューから2戦はマイルを使ってきているが、後肢の収縮が早くて回転力が高く、跳びの低さとやや首高な点から距離は1400mがベスト。さらに前走の新潟のような平坦コース向きの走法をしており、牝馬ということでファンタジーSに行くべきという見方もできるが、個人的には牡馬混合でも馬場が荒れ始めた京都よりもスピードの出る府中の方が適性は高いと評価できる。また、瞬発力の高さが武器であるが、前走内容からはそれなりに長く脚も使えるため、重賞挑戦のここでもあっさりといって欲しい。

タイガードラゴン
四肢の伸縮性が高くてストライドがよく伸び、回転にもキレがあって中々の素質を感じる好走法。やや首高な点は気になるところだが、しっかりと身体全体を上手く連動させられているし、マイル戦であれだけ走れているのであれば、1400mなら現状大きな不安はない。
前走は逃げての勝利であったが、ワンペースな跳びとは真逆のキビキビとした回転の鋭い跳びをした走法であるためどこからでも競馬ができそうなタイプ。さらにしなりのよく効いた前捌きを見てもスピード能力が高く、府中で更なる上昇も見込める。追い切りを見ても使われた効果もあってかより素軽い動きに良化していて状態も良さそうだし、ここは狙っておきたい。

バンドシェル
フットワークの捌きや全体的な連動性に無駄が少なく、この時期としては中々完成度の高い走法。回転力とストライドのバランスもよく取れていて安定感のあるタイプだし、しっかりと末脚を持続させて好走してくれそう。
やや掻き込み気味な前捌きなど重厚感のある走法をしていてキレ負けの可能性はあるが、前走しっかりと差し切れているし人気薄なので抑えておきたいところ。

買い目
単勝◎ 馬連ワイド◎-○▲


ファンタジーS

セントメモリーズ
○キャンシーエンゼル

セントメモリーズ
ストライドが綺麗に伸びることに加えて高い回転力を持っている好走法馬。姿勢がかっちりとしていて首はやや起き気味ではあるものの、しっかりと使えていて連動性は良く、短距離馬としては全く問題ないように感じる。全体的に無駄の少ない走法をしており、強度が前面に出ていて完成度の高さが目立っている。
特にフットワークは優れた点が多く、まず前肢は真っ直ぐに伸びて素直に上がり、そのままパワフルに振り下ろすようなスピード馬によくある捌きをしている。後肢は非常に早い収縮をしていながらも踏み込みの強さとある程度の可動域を確保できており、持っている素質は重賞級のものに感じるほど。
前走はクイックバイオ相手に2着となっているが、展開や内前有利な馬場の影響が大きい。今回は阪神内回りから京都外回りに替わるし、芝も荒れてきて差しも決まるようになっており、パワーも備えている本馬にとっては馬場状態とバイアス共にプラス要素。今回は想定人気よりだいぶ人気しているが、それでも全く過剰人気ではないと思うし、本命として頭まで期待したいところ。

キャンシーエンゼル
高い回転力に加えて伸縮性のあるしなやかなストライドを有している好走法。前肢もやや低めながらも素直に上がり、そこからしなりを効かせながら地面を撫でるような捌きでスピード能力の高さが感じられる。首使いの安定性はまだ良化の余地があるが、全体の連動性は概ね優れており、現状でもしっかりと力を出せるタイプ。
また、跳びが低いこともあって1200mを続けて使っているが、1400mでも全く問題無いように感じる。加えて、前走ではハイペースを先行して粘りこむ強い競馬だったが、やはり道中で消耗したのか直線では前肢があまり上がらず、ストライドも伸び切らずと自身の走法で走り切れてなく、地力の高さで好走した印象。そういう意味では今回の距離延長でしっかりと脚は溜まりそうだし、そこから直線でしっかりと力を出し切れれば好走に期待できそう。

買い目
単勝◎ 馬連ワイド◎-○

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