マガジンのカバー画像

松田元メディアマガジン「CLUB M」

松田元の、250以上にも及ぶコラム、80以上の質問への回答音声、20以上の過去講演動画が見放題のメディアマガジン。セールス・マーケティング・ファイナンスなどのビジネス分野から世界… もっと読む
¥2,980 / 月 初月無料
運営しているクリエイター

記事一覧

第372回:ビットコインキャッシュのハードフォークと暗号通貨の市場動向

無事に米中間選挙も終わり、上院は共和党が、下院は民主党が抑える形となりました。金融市場も荒れるかなと思いきや、二年前の大統領選ほどは激しくなく、ボラは有りつつも緩やかに落ち着きを取り戻しつつある状況です。 金利が急騰を始めているのが少し気になりますが、年末に向けて、一旦は、○○ショック的なリスクは回避した雰囲気です。 ただし、9月、10月の急激な上昇で高値づかみの投資家も多く、日経先物では22,000~22,500どころが相当の抵抗体になっているため、12月のFOMC(利

有料
500

第371回:ICO・STO規制に見る、今後の暗号通貨トレンド

前回のコラム執筆時も、金融市場の乱高下はなかなかのものでしたが、やはり米中間選挙前はどうにも落ち着きませんね。 上へ下へと振ってくるパターンはいつものことですが、前週は大幅に下げて、翌週は大幅に上げると言う、極端な値動きが引き続き展開されております。 長い足のトレンドではまだ戻り半値に欠ける程度ですので、もう4〜500円は戻しそうですが、いきなり月曜日に景色が変わるのも現在の市況ではあり得る話ですので、引き続きのお話ですが、くれぐれもポジションサイジングは注意したいハイボ

有料
500

第370回:日本発、暗号通貨第二次バブルがいよいよ始まるか

現地パートナーとの打ち合わせの関係で、香港はセントラルに来ております。 それにしても、ここ数日の株式市場は凄まじかったですね。 サウジのきな臭い事件あたりから、マーケットは不穏な燻りを醸しておりましたが、木曜日から金曜日にかけて、米国市場中心にマーケットから一気に資金が抜けていくような、原因不明の下落が続いておりました。 PERやPBR、RCIなどのテクニカル指標的には、かなり売りバイアスに傾いておりますので、そろそろ底打ちするような感じも致しますが、今回の下げでかなり

有料
500

第369回:STO(セキュリティトークンオファリング)は、暗号通貨に火をつけるのか

怒涛の一週間が終わりました。良い意味で、ここ最近はイノベーティブな会議が続いております。毎日が刺激的です。 今まさに取り組んでいる弊社の挑戦は、個人的にもとても良い経験になっています。とはいえ、まだ仕掛けは始まったばかりであり、以後、様々なパーツがファンクションとして重なりあっていく必要があるため、絶対に、最後まで気を抜かず、しっかりと脇を締めて、やり抜いていきたいと思います。 そんななか、我らが暗号通貨業界においては、 STO(Security Token Offer

有料
500

第368回:中国発、世界恐慌が来るとすれば、ブロックチェーン新時代到来の重大な兆しとなるであろう

10月第二週は、世界を見渡しても、凄まじい一週間でした。 NYの夜間市場で発生した暴落を皮切りに、日本市場も強烈な下落幅を思いっきり被弾し、約3営業日ほどで最大幅2,000円超の下落を演じました。 未だに何がきっかけなのかは解説されておらず(まあそもそもマーケットのクラッシュ理由は全て後付ですが)、かたやトランプさんがFRBのスタンスを否定したことからトランプショックという向きもあり、かたや台湾市場が安値をつけたので中華ショックという向きもありで、なんだか未だによくわから

有料
500

第367回:米国は、間違いなくブロックチェーン技術を政策の主軸に取り入れていくだろう

あっという間に10月に入りました。気づけばすぐに、年末になっているのでしょうね。時が立つのは早すぎます・・・。 そして、10-12月は、当社として、最も重要なセカンドクオーターです。 ここ最近、重い会議が続いておりますが、オウケイウェイヴ社の変貌と未来に直結する極めて重要な成長フェイズであり、一つ一つを確実に片付けてまいります。 さて、小職がブロックチェーンのイベントに登壇させて頂くなかで、明らかにブロックチェーン業界が成長期に入っていることを痛感しております。 こう

有料
500

第366回:BTCが中国国営放送に取り上げられた意味

中国は瀋陽に来ております。 ここ瀋陽は、キングダム秦国発祥の地?だそうで、キングダムファンとしてはとても感慨深いものがあります。 先日から、中国と連携できないかを粘り強く打ち合わせしておりまして、決して道のりは簡単ではないですが、しっかりと万難を排して取り組みを進めております。 いい結果になるように、頑張る次第です。それにしても瀋陽は寒いです。Tシャツ一枚とジャケット羽織で来中した小職が馬鹿でした。 中国は、本土も香港もマカオもどこでも、文化も料理も慣れているのでとっ

有料
500

第365回:年末から来年の2月までに、ビットコインは灼熱に上がるであろう

中国は大連に来ております。 大連来たのは初めてでしたが良いところですね。同志とも言える友のご縁から始まり、恐ろしい規模のコンツェルンの会長をご紹介いただきました。互いのビジネスについて意見交換を行い、打ち合わせ・懇親の場を頂きました。 年齢は小職とそう変わらないのに、事業規模・資産規模が天空に到達しており感服しております。中国やばすぎる。映画の世界ですね。本当にこんな次元の人がいるんだと。世の中には凄い人がいるものですね。 お人柄やビジネススタンスについて深く理解し合え

有料
500

第364回:暗号通貨のナイアガラは本当に終わったのか

全く本意ではないなか、本稿では暗号通貨の暴落警報を連続して鳴らしておりますが、つい先日は我らがETHが20,000円を切り、18,000円台まで急降下致しました。 『ETHが20,000円を切るなんてよほどのことがないとあり得ないだろう』、と、つい先日まで半信半疑でおりましたが、そんな矢先、あっという間に20,000円を割り込み、結構な突っ込みを演出しました。 その後、更に掘るかと思いきや、ショートカバー(暗号通貨を売りまくっていた連中の買い戻し)的な動きが観測され、20

有料
500

第363回:ETHが電子ゴミになるか正念場、仮想通貨最後の強烈な下落は近し

ETHが正念場を迎えております。 ここ数日は、直近安値を軽々と突破し、更に下に突き抜けるモード全開で、これはちょっと、割ってはいけないところを割っているので、かなり警戒しないといけない事態です。 奇しくも過日のコラムには、『ETHが20,000円を割るかも』情報を記したのですが、図らずも(悪い意味で)その情報にそった値動きを展開しております。 知己に早速連絡をとり、『これETHどこまでいきますかね?』と問い合わせたところ、即答で『ゴミになります』と言われました・・・やめ

有料
500

第362回:大手の参入で、日本の暗号通貨市場はどうなるか

つい先日、楽天さんが、我らが暗号通貨市場に満を持して参戦されるというニュースが出てまいりました。参戦方法としては、仮想通貨交換業のみなし業者である“みんなのビットコイン”を買収するという形で、M&Aを破格の金額でダウンさせた模様です。安すぎますよねこれ。以下、ニュースをご覧ください。 参考1)楽天、みんなのビットコインの買収を発表 日本の仮想通貨交換業界は戦国時代の様相 今年の初めに小職も三木谷さんとお会いする機会があり、諸々と情報交換を致しましたが、氏はクリプトカレンシ

有料
500

第361回:お金はなくなり、世界はブロックチェーンで一つになっていく

先日、各社メディアにも報道されましたが、弊社グループはこの度、マレーシア工科大学(以下、UTM)と提携を行い、UTMを軸として、包括的なブロックチェーンの実証実験を行うこととなりました。 具体的には、ムスリム社会における法(シャーリア)を遵守する上で、ブロックチェーンが有効活用できないか、ということを思索する取り組みとなります。 現時点でも、ムスリム人口は世界に16億人いると言われており、未来に向け、これから更に増えていくことが予想されます。 ハラール認証、ザカート(い

有料
500

第360回:税収とインバウンドを考慮すると、2020年までに日本が本格的に暗号通貨を取り入れることは間違いない

過日SNSでも告知させて頂きましたが、この度、『いいひとがお金に困らない仮想通貨新時代のルール』、という新著をリリースさせて頂きました。早ければ週明けにも書店に並んでいるかと存じます。 『仮想通貨』や『ブロックチェーン』なる正体は何で、私達の社会に、具体的にどんな変革をもたらすのか、可能な限りわかりやすく著した所存です。是非、お手にとって頂けましたら幸いです。 (本来は「暗号通貨」としたかったのですが、一般の方にもわかりやすくするために、書籍の中では一貫して「仮想通貨」と

有料
500

第359回:トルコはICOしたほうが良いだろう

世界を旅する珍道中、とある事情でPCとIpadにしばらくさわれず、お仕事の効率が落ちて大変でした。涙  先ほど手元に我が子達が戻ってきてくれたおかげで、ようやくフルスピードで仕事ができます。どれだけデバイスに支えられているか、という話ですね。 いやもちろん重要なデータは全てクラウドにしているのですが、日頃手慣れたキーボードのありがたみを感じる数日でありました。 そんなわけで先週末は、我らが暗号通貨もさることながら、トルコリラの下落が大変なことになっておりました。 トル

有料
500