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第364回:暗号通貨のナイアガラは本当に終わったのか

全く本意ではないなか、本稿では暗号通貨の暴落警報を連続して鳴らしておりますが、つい先日は我らがETHが20,000円を切り、18,000円台まで急降下致しました。

『ETHが20,000円を切るなんてよほどのことがないとあり得ないだろう』、と、つい先日まで半信半疑でおりましたが、そんな矢先、あっという間に20,000円を割り込み、結構な突っ込みを演出しました。

その後、更に掘るかと思いきや、ショートカバー(暗号通貨を売りまくっていた連中の買い戻し)的な動きが観測され、20,000円台に戻した後、ETFの承認期待からか、現在は23,000-24,000円どころまで値を戻しております。

ブロックチェーンの未来を信じる一員として、小職は、BTCが10万ドルを超える日は近く、様々な問題があるにせよETH(ないしそれに準ずるスマートコントラクト機能搭載のアルトコイン)が今の100倍以上になるのは一瞬であろう、と、各地で予言をしておりますが、果たして今回の下落で暗号通貨が本格的に復調していくのかは、やや疑義が残ります。

なんだか、この戻しが、9月末に予定されているETF承認というイベントドリブンの一時的なショートカバーな気がしていて、ETHにおいては、まず25,000円、そして30,000円を確実に定着するまでは、安心できない状況が続いていると思います。承認されなかったら殺落が待っている気がしてなりません。

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