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第308回:自分と時間と時代

各国を移動しておりまして、時差の関係もあり、曜日感覚が完全にずれておりました。月曜日なのに日曜日だと思ってしまった・・・。ということでコラム配信ぎりぎりとなってしまい申し訳ありません。

BTCの分岐問題もまずは無事市場が織り込んだようで、大きな波乱はなかったようです。ただし、BCC(ビットコインキャッシュ)先物の値動きが投機的な動きを繰り返しており、寄り付きこそ良かったものの、数日で40%近く下落したりと、やはり中国特定層のコントローラーが保有することへの警戒心はまだ織り込み切れていない様子。

もう少し無理やりにでも買い上げてくるかと思ったのですが、存外、扱う取引所数が少ない点が一つのデメリットとなっているのかもしれません。やはり出来高が膨らまず、流動性に欠ける状況では、手を出しにくいのでしょう。

比してBTCの値動きは順調至極で、最高値圏を更新しております。本当の意味でコントローラー不在の仮想通貨はBTCのみですから、その事実を投資家がようやく気付き始めたのか、あるいは更に大きなボラティリティを呼び込む前兆なのか、非常に興味深い値動きです。

ここからどこまで上昇するのか静観したいと思います。500,000円/BTCくらいはすぐ行きそうな気がします。ただ、米不動産単価が上がっている中で、アメリカ人がそれを担保にワインとビットコインを買っているという報道もあり、そうなると巻き戻しが来ると恐ろしいですが。

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