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第370回:日本発、暗号通貨第二次バブルがいよいよ始まるか

現地パートナーとの打ち合わせの関係で、香港はセントラルに来ております。

それにしても、ここ数日の株式市場は凄まじかったですね。

サウジのきな臭い事件あたりから、マーケットは不穏な燻りを醸しておりましたが、木曜日から金曜日にかけて、米国市場中心にマーケットから一気に資金が抜けていくような、原因不明の下落が続いておりました。

PERやPBR、RCIなどのテクニカル指標的には、かなり売りバイアスに傾いておりますので、そろそろ底打ちするような感じも致しますが、今回の下げでかなりの追証(特にマザーズ始め新興市場)が出ているはずです。

個人投資家の投げ売りが10月30日前後に炸裂することを考えると、来週前半でアマゾンなどハイテク企業の成長鈍化を日本で折り込み、更にもう一段安値目指し下げたところで反発するのかな、と個人的には推察しております。

とはいえ、マーケットがトレンドに極端に触れると、理屈抜きに一方通行的エネルギーが止まらなくなるケースも多いですので、株式投資を嗜まれている皆様におかれましては、くれぐれもご無理のないポジションで、地に足のついたポジションメイクを頂ければと存じます。

11月6日まではどうしても乱高下しがちです。中間選挙で上院下院ともにトランプさんが苦戦する構図はどのアナリストも想定していない、という情報もありますが、ドルの取り組みが非常に堅調であり、マクロ的に見てクラッシュする要因はまだ見当たらない(単にVIXをHFが遊んでいるように見える)ため、個人的願望も含め、底打ちは近いと願っております。

縷々申しましたが、小職としては、マーケットを注視しながら、市場の乱高下に左右されすぎず、とはいえしっかりと株価を意識し、事業基盤を強固にしていくことが自身の役割であると認識しておりますので、コツコツ確実に手を打ちつつ、基盤を創り、ドラスティックな事業戦略を実現できるよう尽力する所存です。

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