舌戦を繰り広げていた米中貿易事変ですが、代理戦争的位置づけであった香港の騒乱が一旦のおさまりを見せたことを皮切りに、指数は一気に買い戻し（ショートカバー）が入り、レンジを上抜けした格好となりました。表層的に判断すると、一旦市場は落ち着いたと判断できます。
本稿では、一旦は18,500円近くまで下落、そのあと急速に値を戻し、14,500円近辺まで下落する可能性を指摘しておりましたが、現時点において相場観大外しでお恥ずかしく申し訳ありません。ただ、市場プレイヤーとしては、価格平定はありがたい限りですので、結果オーライといったところでしょうか。