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自分の夫や彼氏がDVかも、と感じはじめたら②〜区役所相談編〜

さて、勇気を出して区役所や市役所に電話をした場合「何日の何時にここの部署にお越しください」と言われるでしょう。もしくは「今日いつでも来ていいですよ」と言ってくれる場合もあります。

もしくは直接区役所に行って、総合案内などで担当部署の場所を確認するとき、声に出せない場合はこの画面を見せてください。

受付の方へ:声に出すことが怖いので、画面を見て読み取ってください。

でもここで、私には心配事がありました。

・誰か知り合いに見つかったらどうしよう
・向かってる途中で旦那に見つかったらどうしよう
・区役所の担当の人が知り合いだったらどうしよう
・DVじゃなかったらどうしよう(自分が大袈裟に捉えすぎてるかもしれない)

みなさんにはこの心配を払拭する方法をお教えします。

知り合いに見つかりたくないならウィッグ

市役所や区役所は基本的に自分の住んでいる地域のところに行きます。特にDV支援は表立って「DV支援課」というものがあるわけではなく「子育て支援課」「生活相談課」などといった部署の一部になっている事が多いです。
そうなると、待合室(というか待機席)には幸せそうなママさんや、夫婦がたまにいます。

私は子供がいなかったのでママ友はいませんでしたが、ママ友や地元の知り合いが多い人はここに行くと知り合いに遭遇する可能性もあります。
「あ、○○さん、どうしたの?給付金の申請?(ニコニコ)」など気軽に話しかけられて来ちゃうかもしれません。。。

そんな時に安心材料になったのがウィッグです。

なるべく派手な色じゃない、かつ長すぎないものが使いやすく、違和感がなかったです。
私は当時茶色ショートでしたので、逆の黒髪ロングにしました。
前髪や横の髪の調整は必要ですが、3000円程度で安心できるなんて最高です!
ちなみにウィッグは、その後何度も使う機会がありましたので買っておいた方がいいです。
※ウィッグの届け先は会社やコンビニなどにしてください。自宅に届いた場合、旦那や彼氏に開封される場合があります

旦那に気付かれないようにするなら洋服チェンジ

恐ろしいもので、髪型が変わっていてもなんとなく雰囲気や、持ち物、靴、服が同じだと気付かれる場合があります。
例えば「黄色でNEWYORKと書かれたパーカー」と「アネロのピンクのリュック」で履き慣れた「青のコンバース」をはいている女性がいたら、例え髪型が違くても「ん?」と思うらしいです。(女性相談員の方がおっしゃっていました)

ユニクロで無地の羽織りものが沢山あるので暗めのものが一枚あると気楽です。
ちなみに、今回は相談初日なのでこの程度でいいですが、実際に家から離れて隠れて暮らす場合は、衣服小物は全て取り替える、髪型も変える、ことになります。

職員さんは秘密厳守してるのでメガネぐらいで対策はOK

市役所や区役所にて、詳しい事情を聞いてもらう際は別の個室に移動することがあります。(コロナの対策でドアは開けっぱなしになっていたりすることもあります)
ほとんど上半身しか見えていませんので、メガネがあれば十分。
また職員の方は秘密厳守してくれるので、担当の方が万が一知り合いだった場合でも安心して相談していいと思います。

あれば便利な伊達メガネ。
あまり可愛すぎるもの、個性的すぎる丸メガネは余計に目立つのでやめましょうw

DVじゃなかったとしても、良い。相談はどんどんして。

一人で考えていると、どうしても「私がいけなかったのかもしれない」とか「あれは何かの間違いだったのかもしれない、今は優しいし」など思ってきてしまう時が必ず来る。
でも、それはあなたが優しいので、相手を守ってあげてしまう気持ちが強くなっているから。
優しいあなたが1番優しくしなきゃいけない相手は、あなた自身です。

DVの相談は絶対してほしいのですが、かなりエネルギーをつかいます。
行くまでも疲れるし、相談してる時は全て話さなきゃいけないから思い出して辛いし、帰るときまでには泣き止んでいないと怪しまれます。

相談室にもティッシュは置いてある場所もありますが、鼻が真っ赤になるので柔らかいものをいくつか持って行くと安心です。
また鼻水がつきにくい形のマスクもおすすめです。

また一つあると便利なので、ワセリンもあると良いです。マスク被れと涙鼻水かぶれを防げます。(つけすぎるとテカテカになるので少量で!)


私はとても心配性でしたが、時間もなかったので、これらを集めたり買い足しながら動いていました。
ただ、最初にあれば、もっと安心して相談に行けたのかなと思いました。

1番持っててよかったなと思ったのは、ウィッグとメガネとティッシュですw
この3点セットは、今後何度か行く市役所、区役所、警察、裁判所などで活躍します。


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