ジェネレイドってどういうテーマ?銀の弾丸で相手を撃ち抜け!
皆さんこんにちばんわ。ジェネレイド使いのソウルと申します。
今回の記事では、皆さんにジェネレイドの強み、魅力を紹介したいと思います。
①ジェネレイドはレベル9主体のエクシーズテーマ
ジェネレイドは王の影ロプトルと王の舞台から生み出されるトークン以外、全てのモンスターがレベル9のテーマです。
エースモンスターの影の王レイヴァーテインを始め、相手のフィールド、手札、墓地、デッキトップを除外出来る幻子力空母エンタープラズニルや、自身の素材と同じ種類のカードの効果の発動を無効にし破壊する神樹獣ハイペリュトンなど、ランク9エクシーズを多様し相手を制圧するテーマです。
しかしながら、ジェネレイドはEXを使わなくても強いのです。
ジェネレイドはヴァラやマルデル、トークンを除き、相手ターンでも効果を使えるモンスター達で、仮に次元障壁などを使われてもメインデッキのモンスターで妨害することが出来ます。
ここに載せた3体の他にも、様々な効果を持ったジェネレイドがいます。
ただ妨害効果で強いのはこの3体なので、相手ターンに使うのは大抵この3体です。
さて、ここまででジェネレイドがどんなテーマなのかうっすら分かっていただけたと思います。
ここからはタイトルにもある銀の弾丸、シルバーバレット戦略を解説します。
②シルバーバレット戦略
シルバーバレット(Silver Bullet)は、米英語で効果的な方法や解決策を意味する比喩表現。伝承や信仰で、銀の銃弾が狼男や悪魔に有効であると言われたことから使われるようになった言葉である。
カードゲームにおいては、特定の状況で強力なカード、あるいはそれを組み込んだデッキ構築や戦法を指し、俗にシルバーバレット戦略とも呼ばれる。この戦略がメインデッキで用いられる場合、強力ではあるが想定された状況以外では引きたくないカードをデッキ内に抱えてしまうため、採用する枚数を1~2枚に抑えた上でサーチカード等と組み合わせて使われることが多い。こうしたデッキは状況に応じて必要な道具を取り出すことから、ツールボックス/Toolbox(道具箱)とも呼ばれる。【引用:M:TGWiki】
遊戯王の元ネタであるMTGから生まれた戦略ですね。
サーチカードなどで特定の相手に効くカードを使えるのが強みです。環境テーマだとスネークアイに入っている倶利伽羅天童などがシルバーバレットに当たるかもしれません。
さて、この戦略がどうジェネレイドと関係して来るかと言いますと、【ジェネレイドは相手に合わせて出す王を変えられるのが強み】ということです。
例えば先程紹介したニードヘッグ。ディアベルスターやクシャトリラ、リンクやシンクロ、エクシーズを多様するテーマにとっては強力な1枚ですが、烙印やティアラメンツといった融合を多様するテーマ、またラビュリンスなどのEXから特殊召喚をあまりしないテーマには刺さりません。
なのでそういった相手には何でも無効のハールや、フリチェ除外のウートガルザを立てたいですよね。
しかし、サイコデュエリストでない私や皆さんでは戦う前に相手のデッキを知ることは出来ないと思います。(マジで出来る人が居たらごめんなさい)
ただ、ここでジェネレイドの強みがまた出てきます。それが【ハンデスによって相手のデッキを予想出来る】ということです。
例えばハール効果で相手がスネークアイ・ポプルスを墓地に送りました。これで相手のデッキには少なくともスネークアイ関係のカードが入っていることが分かります。
スネークアイを採用しているならディアベルスターも入っている可能性が高いですし、スネークアイなら咎姫などリンクモンスターも強力です。(R-ACEの可能性もあるけど)
ここまで書けば分かりますよね。後はニードヘッグを出すことでディアベルスターやリンクを牽制していけばいいでしょう。
このように、ハンデスによって落ちたカードから相手のデッキを予想し、それに効く弾丸を発射することで相手を妨害できるのです。
メタビがとりあえず刺さるだろうとパキケやジョウゲンなどを置くのとは違い、これなら刺さる!と確信できるカードを置けるところは間違いなくジェネレイドが持つ強みと言えるでしょう。
ハール効果で相手が汎用誘発などを墓地へ送った場合でも、エンタープラズニルなどでさらにハンデスし落ちたカードからさらに予想出来ますし、1枚目でこのテーマかな?と思っても、2枚目で実は違ったテーマだった……ということもあります。
ハンデスしたカードが全部汎用で分からない時はとりあえずハールやウートガルザを出せるのも良いところです。
③弾を発射する為の銃
最後に紹介する強みは【インチキフィールド魔法が強すぎる】というところです。
それがこのカード、王の舞台。
①の効果は相手がデッキからカードを手札に加えた場合に、デッキからジェネレイドを守備表示で特殊召喚する効果。
なんとこの効果、相手のドローフェイズに行われる通常ドローでも反応する(!?)のでほぼ確実に効果は起動出来ます。
相手に刺さるジェネレイドをこれから呼べるので、手札事故で動けなくてもとりあえず舞台さえあればどうにかなることもあります。
また①の効果には名称ターン1がないので、メタバースや王の急襲で発動すればまたジェネレイドを呼ぶことも出来ます。(メタバースの場合は相手の壺やサーチに合わせると良い)
②は相手ターンにジェネレイドを特殊召喚すると、メインモンスターゾーンを可能な限りジェネレイドトークンで埋め尽くすことが出来る効果です。
このトークンをコストにハール達の妨害効果を起動出来るので、舞台1枚からハール達の妨害を構えることが出来ます。
王の舞台が銀の弾丸を発射する銃の1つ。あと2つの銃をジェネレイドでは使います。
その内の1つが王の影ロプトル。自分・相手のメインフェイズにジェネレイドモンスターをリリースすることでデッキからリリースしたカードと名前が異なるジェネレイドを呼びます。(この効果でロプトル自身をリリースすることもできる)
相手ターンに使うなら優先権の都合上相手にワンアクション取られてしまいますが、それでも動きを見てからジェネレイドを出すことも出来る強力なカードであることは間違いありません。
ただ基本的には先行でロプトル自身をリリースし、デッキからジェネレイドカードをサーチ出来るマルデルなどに繋げる展開カードとして使います。
またロプトルがいると、ジェネレイドに対する無限泡影やエフェクト・ヴェーラーに合わせロプトル効果で対象になったジェネレイドをリリースすることで、泡やヴェーラーを回避することが出来ます。
さて、最後に紹介するのは星遺物の胎導です。
効果を1つ選んで使う選択制のカードで、1つ目が手札からレベル9のモンスターを特殊召喚する効果。
手札に来たジェネレイドを特殊召喚するのに使います。
もう1つが自分フィールドのレベル9モンスターを対象として発動し、そのモンスターとは元々の種族・属性が異なるレベル9モンスターを2体デッキから特殊召喚する効果です。(同名は1枚までで、この効果で出したモンスターは攻撃出来ずエンドフェイズに破壊されます)
どっちも強いです。特殊召喚しづらいジェネレイドにとって、展開したり展開を伸ばすために必要なカードです。
紹介したこの3枚のカードを使い、デッキや手札に眠る銀の弾丸を発射するというわけです。
ジェネレイドを種類を散らして採用することで、相手に効く弾を用意出来るのです。
ジェネレイドがシルバーバレット戦略と相性が良いことは分かっていただけたでしょうか?
分からなかったことがありましたら、Xの方でDMを送っていただくか、DiscordのM鯖で質問していただければ可能な限り答えさせて頂きます。(Mirrativで配信中ならそちらでも答える時もあります)
④最後に
ジェネレイドはマスター1まで行けるパワーがあります。
皆さんもぜひ組んでみて下さいね😊
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