前回からの続きです。
前回の記事のハイライトです。
人口汎用知能(AGI)は昔から様々な定義があります。まずはAGIの定義を分析するために9つのケーススタディを挙げており、その定義を分析して6つの原則を抽出しました。また自動運転のレベルに類似させてAGIへ進むシステムを分類するための、能力の性能と汎用性に基づく階層化されたマトリックスアプローチを紹介しています。
後編は、「AGIのレベル」からの続きとなります。
AGIのレベル 続き
AGIのテスト
AGIを定義する6つの原則について
汎用性に向けての重要な質問
AGIベンチマーク
リスクの文脈:自律性と人間とAIのインタラクション
AGIのレベルをリスク評価のフレームワークとして
「能力」対「自律性」
人間とAIのインタラクションパラダイムをリスク評価のフレームワークとして
結論
感想
英語論文をGPT-4を使って抄訳してきました。抄訳するにあたって、文章表現を変えたり、省いたりした部分もあるため、本来の意味が変わっている可能性もあります。あくまでも参考としつつ、実際の論文をお読みいただければと思います。
論文の感想としては、様々な文献に「汎用人工知能(AGI)」が定義されていたり、表現されたりする中、9つのケーススタディと6つの原則において改めて定義を整理した内容なんだと思いました。すでにAGIについて、しっかりとした定義がされており、それに基づいて研究や開発が行われているものと勝手に思っていました。しかしこの論文を読んでみると、やっと包括的に定義付けを始めたんだなと思いました。(AIに関する研究はまったく門外漢なため、もし間違っていたらごめんなさい…)
ただどの分野でもいえることですが、その物事を具体的に把握するためには、そのものに「名前」を付けることが必要であり、「名前」を付けたらその「意味」を付けることで、研究や開発、また広く認知されるようにもなります。その意味においては、9つのケーススタディと6つの原則から、AGIのレベル、そしてAGIを作っていくために能力に併せてフレームワークを作っていくことは大切なことだと思いました。
読んでいる方へのお願い
この内容が役に立ったという方は、「♡(スキ)」や「フォロー」をお願いします。「X」「facebook」「LINE」でシェアいただけるとさらに嬉しいです。
またGenerativeAI活用研究所では、サポートをお受けしています。活動を継続させていくために、どうかお願い申し上げます。