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母親に「何か食べたいものある?」って聞かれた場合。

私は1人暮らしをしていて、生活における全てのことを自分でこなしているわけですが、結構、子供の頃から何でも自分でする派でした。

料理は小学校の中学年くらいからやっていて、簡単なものなら自分で作れるしそれが苦でもなかったですし、掃除も洗濯も、家電を使えば大したことでもなく。

サッカーにのめり込んでいた時は、しょっちゅうサッカー用のソックスの親指あたりが破けていましたが、それも全部、自分でお裁縫して直してました。

でね、今も、自分のことは自分でやってますが、結局どこまで行っても、「自分のことだけやっている」わけです。

料理だって、3食きっちり作って食べているわけでは全然なく、「腹が減った時に、自分が食べたいものを適当に料理して食べる」だけだし、布団も引きっぱなしだったりするし、洗濯も、ある程度量がたまったらまとめてする、って感じだし、掃除も、「気になったらする」って感じです。

寝たければいくらでも寝るし、起きたければいつでも起きるし。


でもね、これが子供がいて、旦那がいて・・・、って感じの全国の子育てママたちは、「自分のペース?なにそれ、美味しいの?」って感じで働いてらっしゃる。

朝飯作って、弁当作って、身の回りの世話をして、掃除して洗濯してパートに出て、買い物して晩飯作って、身の回りの世話をして・・・。

自分のペースでゆったりと生活する、なんてことは夢のまた夢であり、色んなことに忙殺されて、色んな献立を毎日考えて、予定していた予定なんて全部台無しにされるような出来事が毎日のようにあって、それでも毎日頑張っているわけで。

ほんとね、どっかの識者が「家庭では栄養バランスの取れた愛情のこもった手作りの料理を食べさせましょう。」とかってことをしたり顔で言ったりするけれど、そんなことを毎日毎日丁寧にやれる家庭ばかりじゃねえ、っつうの。

毎日、カップラーメン生活じゃあ流石に厳しいだろうけれど、今は美味いお惣菜を量り売りで買える時代なんだから、それを使うことなんて全く悪いことじゃないし、手を抜ける時があるのならば、いくらでも手を抜いていいと思うんですけどね。

うちのオカンなんかも、私が子供の頃は、どれだけ体調が悪そうな時でも寝込むことなんてのはほとんどなく、アレコレと飯作ったり家事の色々をこなしたりしてましたが、少なくてもね、上の子が小学生の高学年くらいになっているのならば、日常生活のアレコレの大部分は任せてもいいし、1日、2日程度ならば任せられるくらいの躾をしておくべきだとも思います。

だってさあ、今は、洗濯にしろ、掃除にしろ、風呂をわかすことにしろ、家電を使えば本当に誰でも簡単に出来るわけじゃないですか?

飯だって、チャーハンとかカレーを作れるレベルにあれば、それで1週間くらい余裕で過ごせるよ。

それくらいのことを出来るようにしておくことが、子供の為にも親御さんの為にも、どちらにも良い結果を生むことになると思うんですよね。

若者よ。

誰かのために家事をやる、ってことは、本当に大変なことだぞ。

2泊3日のキャンプでやるようなレベルの話じゃない。

毎日、毎日、365日、今日も明日も明後日も、頭痛がしても吐き気がしても、体がどれだけだるくても、それらをこなしてくれる人がいて、家庭というのは回っている。

「だから、感謝をしよう♪」なんて明確に説教クサいことは言わないけれど、晩御飯の献立に悩んでいるオカンが「何か食べたいものある?」ってことを言ってきたとしたら、材料費がかからずに、簡単に、すぐに作れるようなメニューを言う準備をしておいたらどう?ってくらいのことは思うわけです。

「別に。」「なんでもいい。」ってことを投げやりに言うんじゃなくてさ。

「カレーがいい!」「チャーハンが食いたい!」「肉ジャガな気分♪」ってことを言ってくれるだけで、相当助かると思うよ。

「別になんでもいい。」ってことをオカンに言い続けてきた俺が言っているわけで、説得力はないけれど。

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