宮迫、その他の芸人の闇営業の問題と、その後の嘘について感じたことは前に書きましたが。

昨日、宮迫と亮が会見を開きましたね。

よしもとからの契約解除をされた状態で、会社側との折衝のアレコレを全部、暴露するということは、完全に「（テレビでの）芸人としての道」を完全に断つ捨て身の会見であったのは間違いないでしょう。

さすがに、この期に及んで、さらに嘘をつくというのは、状況的に考えられません。

でねえ、ホント、会見を見てシミジミ思ったんですが、「正直である」ってことは大事ですねえ。

子供の頃に何度も聞かされてきた、

・嘘をつくな。
・正直に話せ。

っていう教えがね、いかに大事なことであるかを本当にリアルに示してくれている事件だと思うんですね。

人間ね、過ちを犯してしまうことあります。

意図的でしろ、そうでないにしろ、過ちを犯してしまうことはある。

でもね、それで人が離れていくかどうかは「過ちだけ」によるのではなくて、その時の態度、その後の対応に思いっきり左右されるんですね。

そんなことは、みんなわかっていると思っているでしょうが、やはりね、本当の意味でわかってはいないんだと思うんです。

「過ちを犯して、嘘をついて、よろしくない対応を取った人がどうなるのか？」なんてことはね、リアルに人生の体験として見ることなんて、そうそう出来るもんじゃないです。

そして、その場の保身の為に嘘をついて、そのことによる良心の呵責が、いかにしんどいものであるかを示してくれる事例なんてのも、そうはないです。

もちろんね、テレビや小説、映画やノンフィクションなんかで見せてくれるものは無数にあるものの、やはりね、どこかで「違うところの、違う人の話」になってしまうところは確かにあります。

身近な問題ではない。

ですが、テレビに頻繁に出る見慣れた人気芸人が、その一部始終に起きる様々な人間ドラマとそこから生まれる感情をこれだけ真実味を持って見せてくれることなんてのはそうはない。

「SMAPの解散」だって、あれだけ騒がれるのはものすごい人気があったからですし、その内部で様々なことが起きていて、多くの人の様々な感情が揺れ動いていたことは確かでしょうが、それは私たちには全くわからない。

この先、この問題がどうなっていくのかはわかりませんが、一連の流れから昨日の会見に至るまでのアレコレを見てね、

正々堂々と、お天道様の下を歩ける生き方をする

ってことが、いかに大事であるか？ってことを強く考えさせられましたね。

自分に嘘をつき、相手に嘘をつき、その場をやり過ごすためだけの方法は、大きく大きく、色んなモノを損ねます。

それは、本当に大きく重く損なわれる。

それをね、胸に迫る形で見せてくれた出来事であると思います。

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