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恋愛しなければいけない時代。

私の親世代くらいまではね、「見合い結婚」っていうのが普通にありましたね。

私が若い頃は、バイトや職場で出会ったおっさんなんかで、言い方は悪いですが、「この人、こんな感じで良く結婚できたなあ・・・。」って思う人が普通にいました。

仕事も大して出来ない、コミュニケーション能力も低い、職場の周りの女性に好かれているわけでもなく、上司からの覚えがめでたいわけでもなく、まあ、色々とアレな状態である(と、私が感じていた)わけですが、そういうおじさま方でも結婚できている。

なぜかと言えば、一昔前までは、結婚することに「恋愛」というものが必要ないことが多く、「恋愛をするためのコミュニケーション能力」というものも必要とされてなかったわけです。

親や親戚や共同体からの、「いい年をして独身なんてみっともない」っていう圧力と、結婚に至る道筋をつけてくれる手助けなんかが盛大にあり、「女は結婚して家に入り、子育てをして旦那を支える」っていう暗黙の了解が盛大に了解されていた。


でも、そんな時代は過ぎた。

今や、結婚というものに行き着く時、多くの人が、多くの場合、「恋愛」というやつをしなければいけません。

でもねえ、「恋愛のやり方」なんてものは誰も教えてくれません。

ちまたには、恋愛に関するドラマや映画や小説やマンガや膨大な音楽なんかがあふれていますが、「それらを吸収したから恋愛上手になりました♪」なんてことは、まずないわけで。


私の場合、コミュニケーション能力が著しく低かったわけですが、「絶対に童貞のまま死ぬのはイヤだ。」という強烈なモチベーションがあった為、そのスキルを磨くためにトライアル&エラーを繰り返して、だいぶマシな状態になったわけですが、女性はともかく、今の男性の世界のおいては、「童貞であること」にそこまで負の認識を持つこともなくなっている風潮もあるみたいですね。

昔は、AV女優なんてのは、ジャガイモかサツマイモかカボチャか?ってくらいの感じでしたが、今やそこらのアイドルよりも可愛い子たちが飛び回っており、「別にわざわざ恋愛なんていうクソ面倒なことをする必要もなくね?AVだけあらばいいや♪」って思ってしまう気持ちもわかる。

まあ、それはそれで全然良いですよ。

恋愛しようがしまいが、結婚しようがしまいが、そんなのは個人の自由ですから。

ただ、「恋愛」というものをすることによって、コミュニケーション能力は飛躍的上がります。

恋愛するにはコミュニケーション能力が必要だったりするわけですが、恋愛によってもそれは上がる。

つまり、「自ら機会を作り出し、機会によって自らを変えよ」っていう名言は、恋愛によって大いに達成出来ることは間違いがない。

そして、そこから得られたものは、人生の糧にもなるし、自分に自信を与えてくれるものにもなる。

「いや、俺は女には興味がない。」「私は全然恋愛にも結婚にも興味がない。」ってことを、自然に普通に言えるのならばそれでいいです。

友達だろうが知り合いだろうが、そういう話題が出た時に、誰にも自然にそんな感じで答えられるのならば、それが自分らしい答えなのでしょう。

でもね、「本当は恋愛したい。」「本当は彼女が欲しい・・・。」とかってことを思っているのならばね、出来るだけ早く恋愛に取り組んでみたほうが良いと思いますよ。

異性とのコミュニケーションが苦手、ってことを思っているのならば、何でも良いからコミュ能力を上げるための行動を取るべきです。

特に男性の場合、年を取れば取るほど、あらゆることがこじれてきます。

謎の被害妄想と、被害者意識が、女性に対しての攻撃的な姿勢に変わってしまったりもするので、ほんと、良いことがないです。

この先、生涯、「俺は女には興味がねえから。」とかっていう強がりの仮面をかぶり続けることが嫌ならば、一歩進んでみたらどうでしょうか。



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