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【実践】メンタルが弱くて悩んでいる人へ

【自分の心の弱さに悩んでいる人のために、簡単に傷つかない、強い心を手に入れる方法を書きました】

私は、何かと『悩みなんてなさそう』とか、『劣等感を抱いたことがなさそう』とか、よく言われます。

実際、毎日楽しく生きているし、自分のことが大好きです。

でも、生まれつきそういう性格だったわけではなくて、どうしたら楽しく生きていけるのか、よく調べて『知った』だけなんです。

それまでは、むしろ変に真面目で、要領が悪くて、生きているだけで恥ずかしくて、どうにかして誰かに認めてもらおうと必死でした。


じゃあどうやって今みたいな性格になったのか?

それを今から教えます。

(絵文字使えなくてつらい)


心が弱い人の特徴

・何かとすぐに謝ってしまう
・つい自分を責めてしまう
・話しかけられるのが怖い
・特に質問されるのが怖い
・堂々と笑えない
・ていうか楽しいものがない
・必死で尽くさないと見捨てられてしまう気がする
・意見や本音が言えない
・環境や状況を変えるのが怖い
・気づけばいつも同じことで悩んでいる

↑4つ以上当てはまる人は、まぁまぁ重症です。

でも大丈夫。最後まで読めばだいたい治ります。


あなたはなぜ心が弱いのか?

『心が弱い』という状態には、原因があります。

それは、『疲れている』ということ。


特に真面目な人にあるあるなのが、メンタルを鍛えようとして、あえて苦しい状況に自分から飛び込んで、そこに頑張って居座ってしまうパターン。

それで、何事にも動じない強い心を手に入れるはずが、どんどん傷ついてどんどん消耗して、『また傷ついてしまった。まだ修行が足りない…』なんて自分を責めてしまったりします。


じゃあ心が強い人ってどんな人?

逆に、心が強い人はどんな人かというと、簡単に言えば『疲れていない人』なんです。

心は本来、明るくて前向きで、自分に甘くて、『生きているだけで幸せ』と感じながら、次々と新しい試練を求めるようにできています。

だから、弱い心を強くするには、『本来の状態』に戻せばいいわけです。


じゃあ心を本来の状態に戻すためにはどうすればいいのか?

今から説明します。できるだけ順番通りやってください。


①自分の感情に気づく

まず前提として、心(感情)は身体の一部です。

身体機能である以上、使わないでいると、筋肉みたいにどんどん衰えていきます。

『もはや悲しみも喜びも感じない』という人は、傷つくことに慣れすぎて、感情が仕事しなくなっている状態。

でも、死んだわけではないので、ちょっとリハビリすれば回復します。

日常生活の中で、不快に感じたこと、嬉しかったこと、安心したこと、腹が立ったこと、些細なことでいいので、感情が動くたびに、『今、自分はこういう気持ちになった』と、意識して振り返ってみてください。

でも、感情が麻痺している人にとって、感情を取り戻すことは『再び傷つきやすい状態になる』ということなので、勇気がいることかもしれません。

だから、怖かったら今はまだ実践せず、とりあえず最後まで読んでください。

②自分の本心に気づく

感情の動きを自覚できるようになったら、今度はその感情の裏に隠された『本心』を探し出してください。

例えば、『モヤモヤする』『イライラする』『付き合ってられない』などの漠然とした気持ちの裏には、『本当はあの人にわかってほしかった』とか、『本当は仕事を押し付けてほしくなかった』とか、そういう『叶わなかった要求』が隠れていることがあります。

それは、言い出せずにいるうちに、『こんなことを思っちゃいけない…』と、頭に浮かべることさえも無意識に避けるようになってしまった本心たちです。

あなたはメンタルが弱いことで悩んでいるので、まだ本心を相手に伝えなくて大丈夫です(そんなことができたらこの記事を読んではいない!w)。

でも、必ず紙に書き出しておいてください。

頭に浮かんだ本心は、書いておかないと、脳が『忘れないように』と何回も思い出そうとするので、嫌な思いがいちいち頭をよぎってしまって鬱陶しいです。

③人を批判するのをやめる

この段階にいる人は、心の中で『人を批判する』ことが癖になっていると思います。

『あの人は陰口ばっかり言って性格悪い』とか、『あの人は自分のこと可愛いと思ってて馬鹿みたい』とか、勝手にやらせておけばいいことを、勝手に禁止しています。

でも、人の行動を批判していると、何かのはずみで自分が同じ行動を取らざるを得なくなった時に、実行できなくなってしまうんです。

例えば、職場で上司から心無い言葉をかけられた帰り、友達や彼氏に愚痴の1つも言いたいのに、『上司の陰口を言ったら性格が悪いと思われちゃう…』と思って、言い出せなくなってしまいます。

とか、デパートで可愛いスカートが目に入った時、『こんなの履いていたら自分のこと可愛いと思ってるって笑われちゃう…』などと思って遠慮してしまいます。

一方、人を批判するのをやめれば、自分に対する批判も湧かなくなります。

愚痴を言いたい時に堂々と愚痴を言えるし、好きな服を堂々と着れるようになります。

心が弱い人から見ると、これは『自信の現れ』に見えると思います。

でもこれって別に自信とかじゃなくて、単に『禁止ルール』がないだけなんです。

④嫌なことをやめる

心が弱い人は、日常生活の中で、やりたくないことをたくさんやっていると思います(というか、そのせいで弱ってる)。

でも、①~③をきちんと実践してきていれば、『嫌だなぁ』と感じて、『ほんとはこれ私の仕事じゃないし』と考えて、『仕事を誰かに頼んではいけない』という禁止ルールを放棄して、負担を少しずつ手放す準備ができているはずです。

もちろん、全部じゃなくていいんです。

最初はほんの10分。

生活の中で10分という時間を奪っている『やりたくないこと』を、誰かに代わってもらうか、誰もやらなくていい状態にしてください。

そして、無理のない範囲でいいので、渋々やっていることを生活からなくしていってください(できればゼロになるまで)。

⑤やりたいことをやる

そうして捻出した時間を使って、『やりたいこと』をやり始めてください。

いきなり『子供の頃叶えたかった夢』とかに挑戦しなくていいので、例えば『カレーの肉をいつもの倍にする』とか、『漫画を読む』とか、今できることをやっていってください。

現時点で可能な『やりたいこと』をやり尽くすと、もっと時間が必要なことだったり、準備の要ることなど、より挑戦的な願望に関心が向き始めます。

⑥本音で話をする

このへんまでが習慣になる頃には、心にこびりついていたストレスがかなり抜けているので、あなたがこの記事を初めて読んだ時に比べて、当時思い描いていた『心の強い人』にだいぶ近い状態になっているはずです。

②で書き出したような『本心』を、自分の中で処理するのではなく、きちんと相手と向き合って解決する準備ができている段階です。

まだ、本音を打ち明けるのに勇気がいると思いますが、この段階まで来れば、『言い返されて傷ついて、もう立ち直れない』なんてことはなかなかありません。

むしろ、相手もあなたが我慢しているとは気づかずに、知らず知らず負担をかけている場合もよくあります。

そして、本音を伝えることで、相手が行動を変えてくれることも意外とあります。

ケースによっては喧嘩になる人もいるかもしれないけれど、ずっと我慢し続けるよりはマシです。

⑦挑戦する

⑥の段階は、自分の立場を貫く芯を作るだけでなく、理解者や協力者を得る機会にもなります。

『心の強い人』は、本人が強いというより、『陰から支えてくれている人』がいるのが普通です。

あなたもそういう人を手に入れる段階に来ているはずです。

このへんまで来たら、思い切って会社を辞めるとか、習い事や商売を始めるとか、ライフスタイルに影響を与えるような、大きな『やりたいこと』に挑戦できる状態になっていると思います。

無関係の人達から批判を受けたり、思わぬ失敗にぶち当たったり、大切な人との別れを経験したり、色んな変化に耐え抜く準備ができた段階です。

現在の私は、概ねこの段階にいます。

もっと上もあるだろうと思いますが、まだ未体験ゾーンです。

このノートは定期的に読み直して、自分の段階を確かめながら取り組んでみてください。

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