『引き寄せの法則』の正体を明かします

今日は、一時期流行った『引き寄せの法則』の正体を暴露します。


『引き寄せの法則』とは?

まず、『引き寄せの法則』とは、『性質の似たもの同士が引き合う』という法則です。

引き寄せの法則を説明する本はたくさん出版されていて、

・いいことを考えていればいいことが起きる
・欲しいもののことを考えていれば欲しいものが手に入る

なんていうことが序盤の方に大抵書いてあります。

引き寄せの法則は嘘?

ちょっと前までは『私、最近引き寄せてます~』とか、何かと引き寄せの法則が話題に出ていましたが、近頃あんまり見なくなったということは、流行が去ったのかなと思います。

流行が去ったということは、『引き寄せの法則は嘘だった』と考える人が増えてきたのかもしれません。

でも、私は声を大にして言いたい。


法則に嘘もヘッタクレもあるか!!!www


断っておきますが、引き寄せの法則は、本当です。

万有引力の法則と同じ。見えないからって嘘ということにはなりません。

『嘘だった』と思う人は、法則自体を完全に間違って理解しています。


引き寄せの法則の正体

ヒックス夫妻の著作『引き寄せの法則』には、

いい気分でいるより大事なことはない

と書かれています。

他の本にも、『心からの願いが実現を引き寄せます』といったことが書かれています。

おそらく、本を熟読せずに、こういうフレーズだけが脳裏に焼き付いてしまった人達は、

願えば叶う!それが引き寄せの法則だ!

ぐらいの認識でいたと思うんです。

でももし仮にそれが本当なら、『願ったら叶う法則』って名前がついてないのはおかしいと思いませんか。

【引き寄せの法則】は、『願うから行動する』→『行動するから結果が出る』→『結果が出るから状況が変わる』→『状況が変わるから願いが変わる』というふうに、【現在の状態が次の状態を引き寄せる】法則です。

『性質の似たものを引き寄せる』とはそういうこと。

例えば『俺の運転なら時速200kmで飛ばしても大丈夫!なぜなら、幸運を引き寄せているから!』と思っている人に似た性質の結末とは、『派手に事故る』ではないでしょうか?

『性質が似ている』とはそういう意味です。

だから、『願ってれば叶う』と思っている人は、『願ってるだけの人』になります。

それは当たり前。当たり前だから『法則』なんです。


引き寄せの法則をどう使う?

じゃあ、『引き寄せの法則』を応用して願いを叶えるにはどうしたらいいのか?

答えは単純に、『その願いが叶いそうな行動を取る』だけです。

美味しいカレーを食べたかったら、カレーのことを毎日考え続けるより、『カレー屋 おすすめ』でググった方が早いです。

そうしたら検索結果が美味しいカレー屋さんの情報を引き寄せてくれるので、その情報に基づいて、お店に向かいます。

でも、さんざん言われてきたことですが、やはり『動機』が後ろ向きだと、後ろ向きの結果になります。

例えば、『まずいカレーを食べたくない』という動機で美味しいカレーを探しに行こうと思ったら、『まずいカレーが出てこなくなりさえすれば』、その時点でどうでもよくなってしまうからです。

おわり

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