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【MTG】パイオニア黒単コントロールをだらだら回して

1.はじめに

1年半ほど愛用していたイゼットルーツリー(相棒《呪文追い、ルーツリー》指定のイゼットコントロール)がラクドス吸血鬼の台頭で大気圏外まで押し出されてしまい、《自然の怒りのタイタン、ウーロ》禁止以来の「デッキないなった」状態に。
デッキどうすっかなーと考えたところ、最近サボっているモダンの黒単貴重品室が転がっていたのでこれをパイオニア風に改造できないかということで黒単コントロールを構築。
今のところ紙(パイオニア)、アリーナ(エクスプローラー)両方そこそこ勝てているので現状の採用カードについてメモ。
ロータスコンボには逆立ちしても勝てませんが、フェアデッキ全般とは結構やれて、ラクドス・イゼフェニとの相性はいい方だと思っているので興味あるかたぜひぜひ。

また、このカード良いよというものがあったらX(旧twitter)で教えていただけると嬉しいです。

2.デッキリスト

土地

26枚。まあそんなものかなくらいの感覚。
■4《廃墟の地》、4《解体爆破場》
たまにイージーウィンしたいので8枚採用。《鏡割りの寓話》や《勢血の収穫者》がないので《致命的な一押し》の紛争手段としても貴重。ただし色マナが出ない初手が配られて泡を吹くことも多い。
■2《沈んだ城塞》
各種バリューランドを軽く起動できる。白指定するとサイドの《危難の道》を切除コストで唱えらえる。
ただ、「モダンで後手2ターン目に廃墟の地を起動することで先手3ターン目のトロンを阻害する」みたいな特殊な貢献はないので多くて2枚くらいの感覚。
■2《ミレックス》
馬鹿にならない勝ち手段。欲しいマッチアップは3~4枚目も欲しいくらいだが、さすがに色がヤバいので2枚。3枚目の枠をサイドに採る価値はありそう。
■2《ロークスワイン城》
あんまり好きじゃないけどこれのおかげで勝てることもあるので2枚。対アゾリウスコントロールなんかだと《ミレックス》出す前の避雷針になってくれるのは良い。
■1《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》
単に色が出る以上の価値はなく被ったらヤバイので1枚。エクスプローラーではたぶんないので追加の沼にしています。指輪物語版が圧倒的に美しくお勧めです。
■11《沼》
unstableがおすすめです。

生物

■2《黙示録、シェオルドレッド》
シェオ僧。メインノンクリでもいいかなと思ったけど、さすがに勝ちに向かわなさ過ぎてヤバかったのと、75枚に2~3枚くらいは欲しかったのでサイドに枠割くよりはとメインに2枚。

呪文(生物以外)

■4《思考囲い》、2《強迫》
挨拶。初手に欲しいので6枚。
■4《致命的な一押し》
紛争手段は《廃墟の地》《解体爆破場》の起動、《精神迷わせの秘本》の4回目起動、《勢団の銀行破り》の宝物トークンあたり。
■2《シェオルドレッドの勅令》、1《パワー・ワード・キル》、1《喉首狙い》、1《無情な行動》
有識者に聞いたところ散らした方がいいとのことだったのでこのバランス。勅令だけ多いのはPWに触れるのと《血管切り裂き魔》の対処手段になるため。
■1《覆い隠し》
こちらもPWや《血管切り裂き魔》の対処手段として。
■1《一巻の終わり》
たぶん弱いんですが、上振れたときに強いカードが好きなので1枚。
■1《食肉鉤虐殺事件》
メインサイドに2枚欲しかったのでメインに1枚。ライフゲインがめちゃくちゃ染みる。
■1《執念の徳目》
除去兼ライフゲイン兼勝ち手段として。《失せろ》で割られたり、タフ4以上除去できなかったりと信頼度は低め。部屋にあったので折角だから使っているもののそのうち抜けていきそう。
■2《死人に口無し》
黒単コントロールを組もうと思ったきっかけの1枚。ラクドス吸血鬼から《鏡割りの寓話》や《血管切り裂き魔》を抜き去り、イゼットフェニックスは《弧光のフェニックス》を抜かれるとメインは勝てなくなり、対コントロールであっても最低限激重サージカルとして運用可能。
5マナ域に《絶望招来》がある都合2枚に抑えているが75枚に3枚目があってもおかしくない。
■2《塵へのしがみつき》
メインからふんわり墓地対策しつつ、ロングゲームになると追加のドロー、ライフゲイン手段になる。《廃墟の地》《解体爆破場》を連打する都合、脱出で唱える機会は十分ある。最低でもキャントリにはなるので2枚採用。
■4《勢団の銀行破り》、1《精神迷わせの秘本》
ドロー手段。感覚的に5枚くらいほしかったので5枚。銀行に寄せているのは勝ち手段にしたいから。生き残ること重視なら秘本に寄せるのもあり。
■4《絶望招来》
《絶望招来》から次の《絶望招来》を引いてくることを「幸せの連鎖」と呼びます。幸せは連鎖した方がいいので4枚。

サイドボード

■4《ヴェールのリリアナ》
除去を抜きたいマッチ(対コントロールやコンボ)で入れるものが思い浮かばなかったので4枚。勢いで3~4枚目を買ってしまったので減価償却しないといけない事情もある。
主な役割はカウンターしてもらって銀行を通すこと。
■3《危難の道》、3《ゲトの裏切り者、カリタス》
ボロス招集なんかには結構メインまける(ピン除去ばかりでさばききれず、ブロッカーもいなたため)ので、サイド後きっちり勝つために各々3枚採用。
■1《食肉鉤虐殺事件》
こちらも対アグロ用にメインに加えて2枚目。
■1《覆い隠し》
ふんわり枠。そのうち変わりそう。
■1《真髄の針》
ふんわり枠②。《謎めいた外套》おかれたら負けそうと思ったので入れてみた。
■2《思考のひずみ》
黒だし入れるでしょと思って採用してみたが《絶望招来》以上に《ナーセットの逆転》リスクが高く、とてもじゃないがノールックぶっぱはできないので1枚は《強迫》にした方が良さそう。でも決まると気持ちいいから仕方ないね。

3.雑感(回してみて)

・ラクドス吸血鬼はどちらかというと有利だけどめちゃくちゃ有利ということもない。負けるときは《鏡割りの寓話》絡みが多いのでハンデスで抜きたい。基本土地は2~3枚なのでそのうち枯れる。ミシュラか赤マナを狙い撃ちしたい。
・イゼフェニはだいぶ有利だと思った。とにかく死ななければ勝つ。《死人に口無し》で《弧光のフェニックス》を抜けるとだいぶ楽になる。《崇高な工匠、サヒーリ》や《若き紅蓮術師》など横展開で負けがちなので《食肉鉤虐殺事件》は残した方がよさそう(2枚目インするほどではない)。《思考のひずみ》は効くようで効かない。そこまでリスク取らなくてもいいと思う。
・青系コントロールは良くわからない。あっさり負けることもあればあっさり勝つこともある。もうちょっといいサイドプランがあれば良くなりそう。ミレックス3~4枚目サイドに採って招来頼みにしないのが良いのかも。
・アマリアはコンボ決まっても即負けない(アマリアを除去できる)けど、こちらが相手のライフを削れない都合、《霊気貯蔵器》で負けるので基本的にコンボ阻害した方がいい。サイド後はだいぶ有利になると思う。《死人に口無し》がここでも強い。
・ロータスコンボ?世の中にはできることとできないことがある。発見?厳しいねぇ…



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