どうもゲンコツでございます

土曜日は中山グランドジャンプで生涯初の障害ＧⅠ生観戦をしましたが、
全頭無事に完走できることを観衆みんなで応援するという空気を味わえてよかったと思います

ただ残念ながら２頭が競争中止になってしまい、圧倒的人気のマイネルグロンは最初の飛躍でハ行した影響で力を出せずに終わってしまいました

中山大障害は全頭完走、力を出し切れるレースになることを祈ってます

中山競馬場の前に松戸競輪場にも寄りましたが、
ヤジ禁止と張り紙がある競輪場なのに(私は確認できませんでしたが)、
思っている以上におだやかで拍子抜けしました
そして思っている以上にキレイで見やすそうな競輪場で驚きました

また今日のことは記事にしたいと思っておりますので、また読んでいただけると幸いです

まず皐月賞の追切チェックの記事は以下をご覧ください

【レースのポイント】

☆エコロレイズが音を上げた馬場

土曜日に皐月賞と同距離の山藤賞で、前走弥生賞４着のエコロレイズが１番人気でしたが、まさかの４着に敗れてしまいました

エコロレイズは前走弥生賞の時より追切が良くなかったとはいえ、
格的に勝ち負け必至だったのにこんなことになったのは、
スローペースで逃げた馬と２番手の馬で決まったからでしょう

2:01.1（12.9-11.9-12.5-12.4-12.4-12.2-12.1-11.7-11.5-11.5）

前半62.2秒という超スローペースとはいえ、直線は急坂なのにラスト１ハロンのラップのタイムがあまり落ちていません

たまたまこのレースだけだと思いましたが、３歳限定戦で唯一例外だったのが弥生賞だけです

芝2000ｍなら1:59.０前後は出るような高速馬場なのに、
京成杯の頃から４コーナーで土塊が飛び交うような馬場で、その土塊に顔が当たり、戦意喪失した人馬が出るほどです

高速馬場の芝コースで行われているものの、まるで荒れている欧州芝コース、日本のダートのようなパワーがいる馬場ということなら、
ペースが多少速くなっても、余程パワーがないと追込が効かないのではないでしょうか

ノヴェリスト産駒のヤマニンアドホック、スワーヴリチャード×シユーニのショーマンフリートが恵まれ、
アメリカンペイオリオット×ディープのエコロレイズが苦しむぐらい、弥生賞以上にパワーがいる馬場の可能性もあります

☆山藤賞出走馬の追切で明暗が

５番人気で３着に好走したレッドテリオスは美浦Ｄウッドの３ハロンのタイムが出走馬で一番速く、
勝ったヤマニンアドホックは２番目に速かったことに対し、４着エコロレイズは出走馬で一番遅かっただけに、
ウッドコースの３ハロンタイムは重要視した方がいいと思いましたが、
７Ｒの芝2200ｍ戦は１，３着馬が美浦坂路調教馬で、全体タイム53秒台と速かったことからも、
坂路のみ調教馬の軽視、ラスト１ハロンのタイムだけを評価するのは一旦考え直した方が良さそうです

【高評価馬】　

メイショウタバル

皐月賞トライアル総括でも書きましたが、毎日杯で1:46.0というとんでもないタイムで逃げ切って驚きましたが、
最内が伸びるトラックバイアスが効きすぎていたことも否定しません

しかし、この馬の凄いところはつばき賞のラップですぐわかります
1:46.9（12.9-11.3-12.1-12.5-12.7-11.4-11.1-11.1-11.8）

ハナを切って前半スローペースで流したことで途中から他馬に先頭を譲ると、
３角の坂から後続も押し寄せ、馬群に飲み込まれてジエンドかと思いましたが、
４角で前の２頭間を割って先頭に立ち、そのまま直線押し切るのかなと思いきや、
外からキープカルムが迫り、あっさり差されるかと思いきや、もう一度力を振り絞りそのまま押し切りました

このレースっぷりでも、テンのスピードの速さ、他馬に怯まない根性、そしてラスト４ハロンから11秒台連発ってとんでもない持続力です‼

こんなラップで京都芝1800ｍを勝った馬は当然いませんので、間違いなく規格外の馬です

皐月賞が内だけ伸びる馬場、後方の馬が土塊のせいでしんどい馬場になっていますが、
余程上がりが掛かる、外が伸びる馬場にならなければ、
血統がゴールドシップ×フレンチデピュティで、母系にステイヤーがたくさん入ってますから、
そう簡単には止まらないと思いますよ

唯一心配なのが、レース前にテンションが上がりすぎて終了になっていないかぐらいですので、
ピンかパーのどちらかだと思っています

【高評価馬その２】

シンエンペラー

今回初めてジョーカーを選出しなかったのは、ジョーカー候補が絞れなかったためです

メイショウタバルを評価してますので、前残りで決まると思っていますが、
どの馬をジョーカーにするのか決めることができませんでした

私は追切が良かったシリウスコルト、まだまともに走っていないのに朝日杯ＦＳ２着で、内で折り合いが付けば怖いエコロヴァルツを評価しましたが、
調子が戻っていればサンライズジパングも怖いですし、
藤岡佑介騎手騎乗でブリンカーを装着して追切が良くなったミスタージーティも怖いです

怖いですの裏返しは、余程うまく事が運ばないと上位人気馬に先着できるのは難しいということです

高評価馬の２頭目シンエンペラーは、栗東Ｃウッドでの１週前追切で、ミスタージーティに手ごたえが劣ったのは気になりますが、
今週の栗東坂路ではキックバックでチップが大きく飛び散るほどパワーがとんでもなかったので、
凱旋門賞馬ソットサスの全弟ですので、いまのパワーのいる馬場は間違いなく合っていますし、
実はソットサスはフランスダービーでは高速決着でも勝ってますので、
とにかくスローのヨーイドンのレースでなければ崩れることはないと思っていますが、
掲示板内に入るものの、馬券圏内からハズレる可能性も否定できません

【危険馬】

ジャスティンミラノ

レガレイラにしようかと思いましたが、すでに追切チェックに書いていたようなもんですので、あえてこの馬にしました

共同通信杯では折り合いの差で快勝し、調教は素晴らしい動きでしたし、本来全く消す要因がありませんが、
今回マークされる立場になると状況が一変しそうですし、
友道厩舎は皐月賞は叩きで、ダービーが本番というイメージがどうしても離れないですし、
キズナ産駒の牡馬は大物が出づらく、この馬もすでに優等生感出てますので、ＧⅠでは足りない気がしてなりません

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