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【約5000文字】朝日杯FS~京成杯までを回顧【クラシック前哨戦】

どうも、ゲンコツでございます

3歳牡馬勢力を振り返る前に、1/14に行われた日経新春杯と京成杯の予想を振り返ります

【日経新春杯】

【高評価馬】 ブローザホーン 1着
【ジョーカー】シンリョクカ 10着
【危険馬】  サトノグランツ 3着

2:23.7(12.7-10.4-10.6-11.9-12.7-12.3-12.2-12.6-11.9-12.1-12.0-12.3)
(58.3-60.9)

どうして前半1000m58.3秒という超ハイペースになってしまったのでしょうか
リビアングラスが出鞭を入れるぐらい追っていましたので、どうしてもハナを取ってレースをしたかったのでしょうが、
しかし、ディアスティマのテンのスピードが1枚も2枚も上でしたし、
これまで先行なんかしたことないシンリョクカも前に取り付こうとしたわけですから、
ディアスティマリビアングラスシンリョクカに挟まれたプレッシャーもあったのでしょうから、12.7-10.4-10.6というラップの刻んでしまったんでしょうね

シンリョクカの騎手コメントで「馬のリズムで行きました」とありますが、
いまサトノダイヤモンド産駒の成績上位馬を調べてみると、
距離延長と距離短縮での成績の差が、エグイ程距離短縮の方がいいので、
陣営の狙いはここは叩きで、次走は距離短縮の効果での激走待ちだと思われます

要するに私はダマされたということです(泣)

勝ったブローザホーンはしっかり大幅馬体増で仕上げて、
ペースが流れたことで、極端な上がり勝負にならなかったも向きましたが、
それでも最後までしぶとく伸びたのは、他馬との持久力の差が歴然だったのでしょう

私はこの走りで天皇賞春よりも宝塚記念や有馬記念向きだとより強く感じました

せっかく高評価馬が好走したのにハズレという悲しい結果に(泣)
今の私には単勝がお似合いなのでしょうか


【京成杯】

【高評価馬】 ダノンデサイル 1着
【ジョーカー】マイネルフランツ 10着
【危険馬】  バードウオッチャー 7着

日経新春杯に続き、高評価馬が1着‼と喜びたいところですが、
あまり自信がなかったので馬券は3連複だけ買ったら、
人気薄のコスモブットレアが3着に激走してハズれました(泣)

なぜ京都金杯に続き、穴の単勝を買わなかったのか(泣)
しかも2着が3番手評価のアーバンシックだったので、馬連馬単も的中なのに(泣)

購入レースが少ないのもありますが、まだ今年は競馬で🎯がありませんが、
買い方が下手すぎるのでなるべくしてなったものです
今のうちに買い方を改善しないと非常にマズいことになりそうです

今年は競輪を買うレースを増やしてますが、競輪は単複がなく、2車複も激安なので、
3連系の買い方の勉強には最高の教材ですが、競輪に引っ張られないようにしないといけませんね

馬券下手野郎の嘆きはこれぐらいにして、
これまで回顧してこなかった年末年始の若駒の重賞を回顧していきましょう



朝日杯FS

1:33.8(12.5-10.9-10.7-12.0-12.3-11.9-11.2-12.3)(34.1-35.4)

人気のシュトラウスは折り合いが悪い馬なので、
マーガント騎手はが出遅れても逃げると決め打ちしていたと思われます

いいスタートを切った逃げ馬セットアップは折り合いに欠いてましたので、
結果的にはシュトラウスの暴走に応戦せざるを得ませんでした
ただ必死になだめていた横山武史騎手の動きからも、セットアップはもっとペースを落として逃げたかったことでしょう

この2頭のハナ争いの結果、前半600mのラップが12.5-10.9-10.73ハロン目が10.7秒‼というとんでもないラップになってしまいました

ただ、直線に強い向かい風=向こう正面では追い風でしたので、
折り合いがついてマイペースでレースができた先行馬にとって、
この2頭はペースメーカー、いい風除けになったことでしょう

前々で3着に粘った紅一点の牝馬タガノエルピーダは、トラックバイアスや天候に恵まれた面もありますが、
直線では不利な外に持ち出し、外から4着馬ジューンテイクが併せてきたら加速しましたので、
もっと気性が良くなり、操縦性が高くなれば侮れない存在となるでしょうね

一方ジャンタルマンタルは直線まで内の進路を不利なく通り、
直線に入る前に加速したため、直線では馬場の真ん中寄りを堂々と先頭で駆け抜け、そのまま押し切り1着になりました

ジャンタルマンタルはまだ若駒にもかかわらず非常に完成度の高い馬です
良馬場とはいえ阪神JFとは違い力の要る馬場でしたので、
完成度が違う馬だったからこそ、2着エコロヴァルツに1馬身以上の差を付けたのでしょう

直線内でごちゃついたり、折り合いを欠いて惨敗した馬もいましたが、
まだまだ力が足りず、今後の成長次第ですが、
しかし2着エコロヴァルツも道中で他馬と何度も接触する不利を受けて、
しかも最後方まで下がってながらも、直線で向かい風をもろともせず外から上がり34.1秒で追い込んで2着ですから、
元々は折り合いに不安のあるこの馬が休み明け、しかも多頭数のG1でこんなレースができたのなら、
ジャンタルマンタルとの差はあってないようなものです

皐月賞でこの2頭の再戦が楽しみだなあと思った矢先、なんとどちらも次走が共同通信杯とのこと
この対決は楽しみにしつつ、本番はまだ先ですので、どのような状態で出走するのか見極めたいですね


ホープフルS

2:00.2(12.5-10.8-12.1-12.5-12.1-12.2-12.1-12.4-12.0-11.5)(60.0-60.2)

内枠を引いて、スタート後藤田菜七子騎手騎乗のアンモシエラより前に行こうとしたら掛かってしまい、
結局逃げざるをえなかったヴェロキラプトル
外枠でも逃げようと思ったものの、あの2頭のハナ争いを観て引いた結果、
ずっと外々を回らされて力尽きたウインマクシマム、
この2頭は枠を交換できたら結果は変わっていたと思わせるぐらい、
展開で運がなかったと言わざるを得ません

シンエンペラーはスタート後掛かり気味ながらも、
鞍上のムルサバエフ騎手がすぐになだめることに成功し、
道中は前の2頭の後ろで控えて、4角でこの2頭の間を突いたことと、
ショウナンラプンタが4角で前の2頭の外から交わそうとして外に膨れた影響で、
かなり展開不利になった馬が反面、ロスなくコーナーを曲がれたシンエンペラーの独壇場かと思いきや、
後方で脚を溜めていた牝馬のレガレイラが最後シンエンペラーを差し切りました

掛かり気味でも正攻法で押し切ろうとしたシンエンペラー
出遅れても後方から大きく外を回して牡馬顔負けの決め手を使ったレガレイラ
どちらも強いレースをしたことは事実です

ただ外を大きく回される不利を受けながらも最後までしぶとく伸びた3着のサンライズジパング
大外枠で後方からだったものの、4角でポッカリ空いた内を進める幸運があったものの前が詰まって追えず、
しかし最後進路が開いてもう一伸びして5着だったミスタージーティも相当強くないですか?

各馬の鞍上だった菅原明良騎手、坂井瑠星騎手が年始から重賞を勝つほど好調なのもわかる気がします

この2頭はすぐに大活躍するというタイプではないと思いますが、
その後の成長次第で、またG1に帰ってきてくれることでしょう

しかしJBC2歳優駿でサンライズジパングに圧勝したフォーエバーヤングって、
この世代で一番強い可能性までありそうです(いつかは芝に挑戦してください)


シンザン記念

1:34.5(12.2-10.7-11.4-12.1-12.0-12.0-12.2-11.9)(34.3-36.1)

ずっと馬群が一塊でしたので、スローペース化と思いきや、
スタートから前傾ラップ、道中息が入らない淀みない流れでした

私の中ではどう考えても距離がないと思ったゼルトザームが逃げて、
勝ったノーブルロジャーに0.7秒差の8着に粘るとは思いませんでした
そして人気薄の割に好走したラーンザロープス(4着)、テイエムリステット(6着)、
この3頭がどんなレースをしたか調べてみると、馬群に揉まれることなく、ずっと内埒沿いを走っていました

他の馬は外に回すロスや、他馬の影響で詰まったり斜行する中で、
そりゃ善戦するわと思ってしまいました

そんな中、川田騎手騎乗のノーブルロジャーは直線で馬場の大外に持ち出しました
コースロスが嫌いな川田騎手が大外で勝負するという決め打ちをするということは、
かなり広い範囲で馬場が荒れていたのでしょう

血統的に力の要る馬場はどうなのかと思い切りましたが、
その手があったかと、川田騎手の手綱さばきには脱帽です

最後方から追い込んで3着まで届いたウォーターリヒトですが、
ノーブルロジャーの
通った位置から内に刺さりながら追い込んで来ましたので、
秋の開催でも穴馬を何頭も好走させた幸騎手は、今の京都の芝状態を理解しているといえます

なんか最内とか大外とか書いてるとごちゃごちゃしてきましたので、
1~9着まで直線のどの位置を通ったのかまとめてみました

1着 ノーブルロジャー  中団  大外
2着 エコロブルーム   先行  真ん中
3着 ウォーターリヒト  最後方 大外
4着 ラーンザロープス  先行  内寄り
5着 ショーマンフリート 前中団 真ん中
6着 テイエムリステット 前中団 内埒
7着 アルトゥーム    最後方 大外
8着 ゼルトザーム    逃げ  内寄り
9着 ケールパール    後方  大外

この結果から、真ん中を走って健闘した馬は次走買いたくなってきました

2着のエコロブルームは、府中マイルを加速ラップで圧勝した実力は本物でしたし、
5着のショーマンフリートの馬体重大幅増は、熱発で回避した影響があったのでしょうから、
新馬戦の圧勝した内容なら、このまま終わるとは思えません


京成杯

2:00.5(12.3-10.7-12.6-12.1-13.0-12.6-12.4-11.9-11.3-11.6)(60.7-59.8)

色々調べてますと、衝撃的な書き込みがありました
ダノンデザイルがレース中に脱〇して、その後ろにいたドゥレイクパセージが後退していった」

レース動画を確認すると、向正面でそのシーンがあり爆笑しました
さすがにそれが原因で戦意喪失したことはないと思いますが、
ドゥレイクパセージとキング騎手にはお気の毒にとしかいうことがありません

ただドゥレイクパセージの外にいた人気のジュンゴールドが全くいいところがなく惨敗しました
原因は当然脱〇ではなく、パドックでは季節外れの発汗、スタート後から折り合いが悪く、
全く走れる状態ではなかったのでしょう

しかし脱〇よりも深刻なのは、4角で馬場が緩くなったことで土塊が跳ね上がり、
土塊が馬や騎手に直撃する事態があったことです

その犠牲となったのが内を通っていたマイネルフランツでした
どうも鞍上の津村騎手に土塊が直撃したとのことで、
馬だけでなく鞍上までも戦意喪失してしまいました

日曜の中山芝コースで内を通っていた馬は評価を下げない方が良さそうです

一方で後方から外を回し、直線で前が開くと一気に加速して2着まで追い込んだアーバンシックは、
有利な外を通ったとはいえ、前残りのスローペースでキレ味を発揮し、
なかなか強かったのではないでしょうか

勝ったダノンデザイルと共に注目したいですね


今回は一気に4レースの回顧記事を書いたことでかなりの長文になってしまい申し訳ございませんでした

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今回も読んでいただき、ありがとうございました
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