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第85回優駿牝馬(オークス)総括&第91回東京優駿(日本ダービー)1週前追切注目馬

どうもゲンコツでございます
優駿牝馬(オークス)の予想記事はコチラをご覧ください

ウマニティの予想はコチラをご覧ください

【高評価馬】 ミアネーロ 14着
【ジョーカー】サンセットビュー 6着
【危険馬】  ライトバック 3着


☆昔のダービーってこんな感じですか?

2:24.0(12.4-10.8-11.5-11.5-11.5-12.1-12.8-12.9-13.4-12.2-11.5-11.4)

ショウナンマヌエラのドスロー逃げと予想していた私ですが、ちゃんとハナを切って1コーナーを過ぎて画面が切り替わると、
まさかヴィントシュティレが競りかけ、いつの間にか2頭が意味のない競り合いが始まり、
ヴィントシュティレがハナに立ってさらにペースを上げているではないですか

いくら前走未勝利戦で大逃げを打って勝っているとはいえ、逃げるのは無謀なこのレースで、
さらに競り合ったうえでの大逃げという勝負を捨てた乗り方は、まるで昔のダービーのテレビ馬を思い出しました
昔のダービーはいまの最大18頭までしか出られないのとは違い、20頭以上いるレースが普通で、
揉まれたくないためと、実況で馬名が呼ばれたいがために無茶なレースをしていた馬がいたのです

もちろん馬の特徴を活かした騎乗だとは思いたいですが、この馬はノーザンファーム産、馬主はキャロットファーム、
そして鞍上がこの春シュトラウス、アスコリピチェーノ、レガレイラに騎乗した北村宏司騎手
まあそれ以上は何も言いません


☆ルメール騎手に強く刻まれる144秒

ヴィントシュティレは暴走、暴走に引っ張られたショウナンマヌエラは大逃げになっただけで、
後続は当然距離延長を意識した騎乗になりますので、まあ馬群が詰まって進路確保が大変だったようです
(その辺の詳細な説明は〇スクマン様など、尊敬すべき予想家の方の回顧を読んだ方が手っ取り早い‼
そして私の書くことがかなり限られます!!)

それでも後方で脚を溜めてメンバー最速上がり34.0秒を出した1着チェルヴィニアと2着ステレンボッシュは、
一昨年1着馬スターズオンアースとは上がりタイムは0.3秒劣りますが、勝ちタイムは0.1秒遅いだけ、
昨年の1着馬リバティアイランドとは同じ上がりタイムですが、勝ちタイムが0.9秒遅いのですが、
2着のハーパーとは上がり34.8秒でも走破タイムは0.1秒上回っています

ルメール騎手はスターズオンアースハーパー、そしてチェルヴィニアに騎乗して、
馬の状態や天候やペース、多種多様に左右されることが多いのに、
3年連続で2:24.0付近で好走しています

念のためもっと過去を振り返ると、アーモンドアイ2:23.8、スターズオンアース2:24.1
もうルメール騎手はオークスを完全に掌握していますね、ええ

馬選びや位置取りさえ間違えなければ、ルメール騎手ならオークスで2:24.0付近で走らせることができるのです

※好走した馬で唯一の例外はアカイトリノムスメで、それでもタイムは2:24.6でした

なんか普通にこんな事書いてますが、後にこんなことができる騎手って現れるんですかね?

素晴らしい騎乗技術が観られて幸せなことである反面、穴党にとってルメールの144秒はこれほど不幸なことはありません!


☆オークス攻略法=ルメール騎手の近くにいればいいだけ!?

昔ペリエ騎手を始め、外国人騎手が「武豊騎手をマークすることが勝つことへの近道」というニュアンスのことを聞いたことがあります

体内時計が正確な武豊騎手の後ろや近くにいれば、下手をこかないからでしょうけど、全く間違っていないと思いますよね

オークスを何勝もし、しかも走破タイムまでほぼ同じなのですから、
オークスの攻略法は道中ルメール騎手の近くにいることなのは間違いなく、
ソウルスターリング、アーモンドアイ、リバティアイランド、そして今年は1,2着の位置取りは近く、
しかも相手も大体人気どころですから配当も堅くなるのですが、そう簡単にいかないのも3歳牝馬、未知の距離のオークスです

穴を開けている馬はさらに後方から追い込んだり、折り合いが決まって前で粘ったり、
ユーバーレーベンのように奇襲のような捲りが嵌ったりするなど、
一味違ったことをやってきそうな馬を探すとおもしろそうですが、それが簡単に見つかれば苦労しませんが(苦笑)


☆川田騎手のエスコートに乗れなかった津村騎手

堅い決着で順当に決まりましたので、穴党の私には上位の馬に特に触れる意味があまりなく、
高評価馬のミアネーロとジョーカーのサンセットビューについて触れたいと思います

ミアネーロはスタートから掛かっており、それが最後のスタミナ切れになったのですが、
同じ1枠の川田騎手騎乗のクイーンズウォークが馬場の真ん中に持ち出したのに対し、
ミアネーロはずっと内埒を走ることになったのですが、有力馬が真ん中より外の枠に固まったせいか、
内枠で手ごたえが良さそうな馬がどこにもいないんですよね

暴走と大逃げの2頭がいたから、それを避けるために真ん中に持ち出したとも考えられますが、
川田騎手は内を通るコーナー利よりも、強い馬と併せることで粘りを引き出す作戦だったのかなと思うのです

もしミアネーロがバッチリ折り合ってれば、川田騎手の位置や動きに併せられたのかなと思ってしまいます

ミアネーロ自身が折り合えなかったことを読めなかった私は非常に甘く、
今回上位に好走した馬の騎手はみんな折り合いを付けるのがうまい騎手だったことを思い知らされました


☆ランスオブクイーンとサンセットビュー、恵まれたのはどっち

人気薄で頑張ったのが先頭集団で5着に粘り込んだランスオブクイーンと、
後方で脚を溜めて上がり3位の脚で7着まで追い込んだサンセットビューです

前者は半兄がランスオブプラーナ(父ケープブランコ)で、毎日杯で逃げ切った粘りがこの馬にも受け継いでいました
ただ父の影響か、その後はあの粘りはどこへやら、それ以降はあの粘りを見ることはありませんでした
次走が本当に大事です、まずは軽い相手で長い距離を使ってほしいです

後者はフローラSで追えなかったところがあったことで、後方から大外に回して、とにかくノビノビ走らせたかったのでしょう

この馬はスピードが遅く、エンジンの掛かりも遅いので、いい脚を長く使える舞台で買いですが、
そういう舞台はあまりなさそうなので、買い時が悩ましいでしょう


☆東京優駿(日本ダービー)1週前追切注目馬

結局今回も深夜まで回顧記事を書く羽目になりましたが、
ようやく東京優駿(日本ダービー)の1週前追切注目馬について発表します

日本ダービーの1週前追切注目馬は、シンエンペラーです


ダービーということで、速いタイムで攻めて勝負を賭けていて動きのいい馬が多いです

2週連続で栗CWで熱心に併せ馬を行い、皐月賞を勝ってもさらに攻めた追切をやってきたジャスティンミラノを筆頭に、
まだ折り合いに不安がありますが、間違いなく皐月賞より動きは良くはなってますしアーバンシック
今まで栗坂路中心でしたが、ついに栗CWで長めに一杯に追う熱意のこもった追切をやってきたサンライズジパング
中間は全て併せ馬で攻めて、美DWで上がり35秒台、22秒台を馬なりで軽く出しているシックスペンス
1戦ごとに栗CWでの追切タイムが出るようになり、しかも折り合いも成長しているシュガークン、
皐月賞は無念の除外で、その悔しさをぶつけるような栗坂路や栗CWでどちらも好タイムを連発しているダノンデサイル

この6頭、特にシックスペンス、シュガークン、ダノンデサイルも充分注目馬に値する中で、
それでも推したいのがシンエンペラーなんです‼

追切タイムは出るものの、併せ馬だと圧倒できないシンエンペラーが、
ついに同厩舎で一緒にダービーに出走する併走馬ミスタージーティ相手に、
これまで手応えで負けていたこの馬を圧倒する動きをみせました‼

これまでこの馬をかなり評価してきた贔屓目もあるとはいえ、
デビューしてからこれまで幼稚園児や小学生と例えられてきた幼さが徐々に解消された証なら、
皐月賞からダービーの間で一番成長したのはこの馬だと思っています‼

ただまだ私の頭の中には堀厩舎の2頭が気になって仕方がないのです
今週の追切でどんな動きを見せるのでしょうか


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今回も読んでいただき、誠にありがとうございました
また次回の記事でお会いできますように

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