グローバリストの本質

宇宙は、右脳的なモノと左脳的なモノで成り立ってる。

これは、「宇宙は、陰と陽の要素で成り立っている」ということを、単に言い換えたものです。

フラクタルの森での考え方、そのモノでも有ります。
大自然の法則、その力がどのように働いているのか理解はできないけれど,一つの大きな法則が有るようです。その法則は、人間に与えられている右脳と左脳で物事を考えるという構造にも現れている。どうやら、世界はこの二つの視点で成り立ち、この視点の割合の違いで二つのグループに分かれる。

グローバリストと反グローバリストの対立が問題にされているが、それを分けている要素そのものです。人には様々な考えの違いが有るけれど、その違いを生み出している元を考えると、このフラクタルの森で使われている図表が簡単に示してくれます。

人の思考と行動、言い換えると、思いと行いは、「世界」の中にある「課題」を見て、「考え(思い)」、「行動」して、「結果」を得ています。
グローバリストに組する人たちは、どこを中心に見ているかというと「行い」の部分、左脳的表面的なものを中心に見ている。
それに対して、反グローバリストに組するような人たちは、その程度によって違いはあるでしょが右脳的な見えにくいモノを見ています。その違いに影響を与えているのが「世界観」、いつ・どこで・だれがに対する認識、時間、空間、人間をどのように見ているかです。
思想と宗教、これをどのように認識しているのかで違ってくる。

少なくとも、どのような課題でも、この陰と陽、思いと行いで成り立っています
ところが、左脳的な見えやすい行いと結果ばかりを見る人たちが多いということ

右左脳につながっている両目の構造を見ると、その構造は、無限大マークとそっくりです。
右脳(左目)が、感覚的、情緒的なモノを司り、陰であり、思いの部分
左脳(右目)が、知覚的、論理的なモノを司り、陽であり、行いの部分
このように整理できます。

この図が、ある意味、フラクタルの森に有る中心的なモノです。
これを中心にして様々な課題を「なにを」に入れて考えると色んな事が分かってくるでしょう。

物事を論理的に考えるなら、この図のように整理して考える必要が有る。
世界をどのように見て、その課題をどう見て、どう判断したかで、具体的な行動とその結果が出てきます。
それに影響を与えているのが世界観、思想宗教です。この世界観に問題が有ると右脳的な部分の影が薄くなってしまい、左脳的な人間になってしまうのです。要するに、頭が良くて結果を出しているような人たち、勝ち組と一般に言われているような人達です。これがグローバリストと言われ、その価値観で世界を支配しようとして全体主義となり社会に混乱を起こす。

右脳的なことと左脳的なことに分類して整理しながら考えることが、この現代社会で起きている様々な蛇行現象を収める決め手になると考えています。

このように図示して考えると、多くの人に陥りやすい傾向性が有ることが分かります。どうしても左脳的な見えるものにこだわってしまう事です。
自らが得ることが出来る結果にこだわり、評価にこだわり、お金にこだわる。見えやすい「行い」を中心に見るということ。

もちろん、左脳的な所ばかり活性化する理由は「世界観」にあり、唯物論で無神論、無宗教の為です。程度問題も有りますが、その為に信仰しているものが、自分であったり、自分に利益を与えてくれる存在であったり、それを左右するお金であったりするのです。
これは、自己中心で利己的で結果至上主義だとも言えるでしょう。

グローバリストたちがなぜ世界で紛争を起こし戦争ばかりを起こすかと言うと戦争が一番の経済効果を生むからです。全体主義になり、プロパガンダで国民を暗示にかけ、地球温暖化が気候変動の元だとか、活断層が地震の元だから原発を停止させたり、様々なことを言って恐怖をあおり、自分たちがそこから利益を生み出そうとするのです。意識的、無意識的に関わらず、自分たちが何らかの利得を生む方向に進むのです。

この左脳的な所ばなり見る傾向性が、蛇行するとどうなるかというと、これは左翼思想につながっていくのです。まさに蛇行現象です。
行いの前に有る「思い」のぼやけている部分を埋めようとして、人間として本来持っている「優しさ」「素晴らしさ」を表現しようとします。
本来、神仏の子なのでこの部分を無視できないからです。

結局、そうなってしまうのは、その人たちの思想宗教、世界観が唯物論、無神論であるために起こること。神仏の存在(自分を越えた崇高なる存在)を認めていないから、自分の中にある素晴らしい思いを基に、自分が思っている正しさだけで見てしまうからです。だから、的を外し社会貢献だと言いながら人々を苦しめていくのです。

政府、財務省の蛇行現象が良い例です。
優秀な人達なので、社会貢献したいと思って居るのでしょう。
その結果として、財政均衡を目指すのは理解できますが、この結果至上主義、要するに左脳的な所ばかりを活性化させると問題なのです。

世界の実情を見れば、どの国も色んな事件や事故が起こり財政赤字を増やしていきます。これは社会が成熟していく過程で仕方のないことで、財政赤字が増えても本当に社会の為になっていれば、経済は成長していきます。
経済はそれほど成長しなかったとしても社会は安定し、プラススパイラルの流れに入るでしょう。その循環で経済規模が大きくなることで、税収も増え、インフレも進み、借金も相対的に少なって行くでしょう。
しかし、それらの施策が社会の役に立っていなければ、赤字を増やし、借金を増やすばかりで一向に経成長しなくてやがて信用を失うことになります。
反省は、成長するために不可欠な事であり、その右脳的な所、思いの中に愛が、人々を真に幸福にしているのかという検証が大切なのですが、ここを忘れがちというか、無視しがちなのがグローバリストたちです。
要するに、今だけここだけ自分たちだけ、金だけでで動く人たちです。

今、その方向で世界中が動いてしまっているようです。
要するに反省が成されていないということです。反省が成されないために右側の「行い」である左脳的な所ばかりで対策を考え、右脳的な社会貢献、経世済民ということを忘れています。
要するに、それが国民の為になるのかということを考えていないのです。
国民のことを考えることが出来なくて、税収を増やすことばかりを考え、国民を苦しめています。

問題は単純な事なのです。
この蛇行現象で、社会保障を充実させようとして努力しますが、ただ、それがバラマキになり役に立たないのに、その為の資金を得ようとして、さらなる増税です。マイナススパイラルの流れに入っている。
プラススパイラルにもっていくためには、この右脳的なモノと左脳的なモノを同時に活性化しなければなりません。

グローバリストに組する人たちは、左脳的(知性、理性)には優秀です。
ところが右脳的(悟性、感性)には欠陥が有ります。
左脳的に優秀な人たちは頭が良いけれど、右脳的に優秀な人達は心が良いと言えるでしょう。

どれほど頭が良くて、巧妙な策略が練れたとして、現れている成果に邪悪なモノを含んでいると、必ず悪しきことが起きてきます。
それは、悟性の奥に在る真理に関して無知であるか、もしくは、それを意識的に無視して、悪魔信仰に走っているからです。

神仏の思いは、全体的にバランスが取れている。
たとえ、左脳的な所に欠陥が有ろうとも、やはり大事なのは心です。
イエスの言葉にも有りますが、心清くなければ天国の門は開かれないということ。
両目で見ているのです。



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