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「言葉」が突破口になる

どうしても前に進まず、にっちもさっちもいかないとき。悩みが晴れないとき。その突破口になるのはなんだろう。

ぼくにとってそれは、「言葉」であることが多い。

下の画像の二つの連続するポストで自分が無意識に、「考え方に出会う」という言葉を連続して使っていることに気づいた。どちらのケースでも、ある考え方に出会って、自分が変わった、ということだ。

上のポストで言えば、もともとぼくは「髪は頭から何万本と生えていて、それぞれの場所に毛根があり、一本一本の髪の流れがある」という考えに囚われていた。つまりたとえば、横の髪は顔の横側から始まる。その考えに囚われていると、ぼくのイラストのようなデフォルメ絵の場合に矛盾が生じすぎる。わけがわからなくなる。

そんなときに「つむじから全ての髪が生えていると考える」という言葉に出会った。

そうか、デフォルメ絵はデフォルメなのだから、考え方もデフォルメすればいいのだ。イラストにおいて髪は、つむじから全部生えていたっていいのである。この言葉に出会ってからいろんなイラストを見直すと、多くがこの法則に従っていることに気づく。この考えは、現代におけるイラストの基礎だったのだ。

この言葉を発した「さんけ」というイラストレーターさんの教え方が非常に論理的かつ言語化が上手いので出会えた言葉だった。こういう出会いに、ぼくは震える。

「言葉」に触れることは、こうして自分の行き詰まりに突破口を示してくれる。

だから本を読んだり、動画を見ることはやめられない。

ベストは自分で「言葉」に気づけることなんだけれど。

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