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【無料公開回】旅行ビギナー 世界の旅 075日目【ジョージア】シグナギ→【アゼルバイジャン】シェキ

ジョージアのシグナギをあとにして、アゼルバイジャンへ向かう日がやって来ました。シグナギは前日の夜中にものすごい土砂降りだったので、相当心配しましたが、朝になったら快晴で本当に安心しました。昨日調べてみたバスステーションから、このミニバスに乗って、まずはツノリという麓の街へ向かいます。30分ほど載って1ラリでした。

ツノリの降車バスターミナルで、今度は国境近くのラゴデキへ向かいます。ドライバーさんと話したら、終点のラゴデキを越えて、国境まで行ってくれるとのことで5ラリてお願いしました。街から国境までの区間どうしようかと思っていたので、めちゃくちゃ助かります。

ラゴデキから国境まで、1時間くらいで着きました。道中周囲は山と緑だらけでした。なんか、最終的に高速道路の入り口みたいなゲートに着きました。そこの高速道路の料金所みたいなところへ行き、パスポートを提示して、カメラで写真を撮られ、出国スタンプを押してもらって終了です。うそやん!簡単すぎやん!
そのまま歩いて橋を渡ると、もうそこがアゼルバイジャンです。うそやん!(再)

この先をずーっと行くと、アゼルバイジャン側の入国管理局になります。パスポートコントロールで、パスポートを出しカメラで撮影されます。アルメニアは行ったのかとしつこく聞かれます。げのは、待つている間にめちゃくちゃイケメンの係官から、雑談風にアゼルバイジャンは初めてなのか、どこの街へ行くのか、何日間滞在か聞かれ、返事し終わったら「Welcome to アゼルバイジャン」とニッコリされ、もうそれだけでアゼルバイジャンへ来たかいがあったと思いました。イケメンは正義。
荷物をX線検査にとおしてから、入国管理局から出ると、待ち構えていたタクシー運転手と交渉開始です。最終的にシェキという街へ行きたいのですが、そこまで行く値段が3,000円以上の提示だったのでバカ!と思って国境最寄りの街、バラカンへ行ってもらうだけにしました。なぜかタクシー運転手がバラカンを越えてまだ行こうとするので、おうちの人に注意されました。注意されたらバラカンからシェキへのバスがないからその次の街へ行ったほうがいい!と言い張るので、値段聞いたらまたさらに倍を言い出しました。おうちの人激怒。あまりに怒られて、ゴツいタクシー運転手は、ショボーンとしながらバラカンへ戻りました。

バラカンでは、また乗り合いバスを探さなければならないのですが、その前に銀行で現金を引き出す必要があります。とりあえずしんどそうなおうちの人を途中で待たせて、現金を引き出しに行って来ました。戻ってみたら、なぜか小学生のアゼルバイジャンキッズにワラワラ囲まれているおうちの人がいました。たぶんキッズは20人はいたと思います。めちゃくちゃ面白い図…近くの英語を学んでいる学校の生徒さんたちで、外人と話したくて仕方ないようでした。この子たちは、めちゃくちゃ助けてくれて、最終的にシェキ行きのバス乗り場までみんなで付いてきてくれたのです。何なのこの天使たち…ありがとう…

シェキに着いて、無事にSIMカードを入手し、

ホステルを確保しました。

腹ごしらえに行きます。えっと余談てすが、アゼルバイジャンはバスのことをブスって発音します。天使なキッズに囲まれながらブスブス言われ続け、やっと到着した目的地では、店が

ブスだのブタだのひどい街です。(嘘 この店では、店員さんにアゼルバイジャンのメニューお願いしますと言ってみました。そしたらもうオススメアゼルバイジャン飯を教えてくれるわ、さらにずーっと面倒見てくれました。まず最初は
アゼルバイジャンのスピーバ生ビール2.5マナト

前菜のサラダてす。生野菜は2マナト、トマト和えサラダは1マナトです。

次に来たのはパンです。

店のお兄さんがおもむろにパンをちぎって、皿に入れていきます。その後テーブルにあった、粉をかけ、これを食べるんだよ、と教えてくれました。

食べてみました。

「ゆかりやん!!」

完全にゆかりご飯の素の味がする!てもこれは立派にアゼルバイジャンの食べ物で、スマと言うんだそうです。スマのあとに来たのは、熱々の土焼きポットに入ったピティというメニューです。ポットの中の油をまた新たに千切ったパンの上にかけました。そのパンは、かけた油と一緒に食べます。ちょっとびっくりするくらい美味しい…さらに油がなくなったポットの中身をこんな風にかき混ぜてくれます。

またゆかり発動です。
かき混ぜ終わったやつがこれてす。
肉とひよこ豆の絶妙なハーモニーでむしゃむしゃイケます!うまーい!!

更にもう一品来ました。ヒンジャルというメニューです。

ラザニアの生地に、スパイシーなそぼろが載ってるんですが、めちゃくちゃ美味しいいいいい!!!我々があまりにむしゃむしゃ食べるので、店員さん、あとから来たシェフもニコニコして見ていました。これで合計15マナトでした。安い…想定外のアゼルバイジャン料理の美味しさに、アゼルバイジャン肥えしそうてす…

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