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ゲンロン・シラス コミュニティマーケットとは?〈第14期友の会総会紹介記事〉

みなさまこんばんは。ゲンロン・シラスのスタッフ遠野よあけです。
今日はゲンロン総会の紹介記事の更新です。

■「ゲンロン・シラス コミュニティマーケット」とは?

みなさまは「ゲンロン・シラス コミュニティマーケット」をご存じでしょうか?
まだくわしく知らない、という方もご安心ください。この記事でくわしくご紹介いたします。

今月30日、一年に一度のお祭りイベント、「ゲンロン友の会総会」が開催されます。

その第1部(昼の部)会場にておこなわれる即売会企画、それが「ゲンロン・シラス コミュニティマーケット」です。
ゲンロン総会自体は今年で13回目と大変長く続いてきましたが、コミュニティマーケットは昨年の総会からはじまった企画で、今年で2回目の開催となります。

企画を一言で言えば、「友の会会員とシラス配信者の方が出店する即売会(フリーマーケット)」となります。
職業も趣味もさまざまなゲンロン友の会会員や、シラス配信者の方々が、思い思いの制作物をもちよってブースを出店するのです。

実際に会場で売られる制作物は、昨年を例に挙げると、文芸評論誌、パフェ研究本、漫画の複製原画、演劇上演DVD、お菓子、音楽CD、鎚起銅器など、非常に多様です。昨年の写真からも、その多様さが伝わってきます。

昨年のコミュニティマーケット会場風景。会場壁沿いに各ブースポスターが並ぶ。
同じく昨年の会場風景。作品販売/購入の様子。

■今年はどんなブースがでるの?

昨年の参加ブース数は28でしたが、今年はさらに出店者が増え、35ブースの参加となります。
どんな方々が出店予定なのかは、こちらの総会特設ページに詳しく書いてあります。

今年はどんなブースが出店するのか、ぜひチェックしてみてください。

シラサー(シラス配信者)ブースとしては「菅浩江(ネコ乱・MAIA)」「竹内真彦の三国志ラビリンス」「なかいしんごの平安サブカルチャーに恋して」「ホルダンモリのモンゴルの野を駆ける」「六畳書房 五反田出張所 ~あかりとゆりえ~」「笑の内閣のタカマニズム宣言」「大槻香奈の芸術お茶会」の7つが参加。

友の会会員の方のブースのジャンルもさまざまです。文学、生成AI、SF、伝統工芸、クッキー、カルチャー、パフェ、ぬいぐるみ、ロシア、記念碑、 鎚起銅器、などなど。

昨年好評だった、ゲンロンスクール卒業生有志によるSF×マンガ合同ブースも出ます。
そしていまだ全貌が明かされないプロジェクト「クジラ」のブースもあるらしいです…!

■コミュニティマーケットには「ものづくり」の楽しさがある

実は、コミュニティマーケットの面白さと楽しさの根幹は、各ブースでいろんな作品が買えることではありません。
ものづくりの醍醐味にはいろいろな種類がありますが、そのひとつは、完成したものを売ること/買うことを通じて、日常ではじぶんと接点のない誰かのことを知ることができる点にあると思います。作り手は受け手のことが知れるし、またその逆も同様です。

会場では、職業も趣味もことなるたくさんの友の会会員さんやシラサーの方々が、自分で手を動かして制作した作品をお客さんに販売します。そして出店者とお客さんは、販売/購入した作品を通じて、あるいはその場で生まれる交流から、その場所がなければ知ることのできなかっただろう相手の人となりや背景にほんの少し触れることができます。
そうした体験は、いまのSNSでは希薄化してしまった、ある種の人と人とのつながりを感じさせてくれるでしょう。

コミュニティマーケットには「ものをつくる/ものを買う/ものを売る」というものづくりを通じて得られる面白さ楽しさが凝縮しています。

ものづくりに関わるのが好きなみなさま、ぜひ当日の会場に遊びに来てくれたらうれしいです。(遠野よあけ)


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