「おいしい関係」

皆さんはじめまして、ゲンソクと申します。

自己紹介に書かせていただきましたが、とあるYouTubeチャンネル内で、完全なる個人的な趣味で脚本を投稿させていただき、配信者の方にそれを演じてもらっております。

そこのリスナーの皆さんから、ちょこちょこリクエストいただいたので、台本をここにアップしていきたいと思います。

ということでお待たせしました。妄想劇場、開演です。　

(ブーーーーー)

劇場内の、妄想の録画、撮影、本気で真に受ける行為は犯罪です。

法律により10年以下の懲役、1000万円以下の罰金、または飲食店で、女性の写真と疑似デートしてる男が、常に隣に座る刑が課せられます。不審な行為を見かけたら、劇場スタッフまでお知らせください。

「No More 妄想泥棒」

ここから本編が始まります。

【第1話:恋のテンパイ気配、伝わってるの…？】

(松ヶ瀨)「BOSS、ただいま戻りました。トップ取れず申し訳ないです。」

(瑠美)「最後のリーチ、たかやちゃんぽかったねー！あの展開で2着はすごいすごい！」

(松ヶ瀨)「そ、そうっすかね。それではBOSS、よろしくお願いします。行ってらっしゃいませ。」

(瑠美)「あいよー！」

(チャーチャッチャッチャー♪)

(実況) 「今日も瑠美は表情が豊かですね〜！こっちまで楽しくなってきますね！」

(解説)「今日は入場の時から楽しそうでしたからね。瑠美さんらしさ出てますね。」

(瑠美)「お疲れ様でしたー！たかやちゃんごめーん！参加してたの最初の2局だけだったよ〜！」

(松ヶ瀨)「いやー、しょうがないっす。でも今日も顔で魅せてくれましたね…か、可愛かったっす…」

(瑠美)「ちょっと〜！そんな怖い顔して可愛いこと言わないでよ〜！キュンキュンするじゃん！じゃあ帰るね！お疲れさま〜！」

(帰り道)

(瑠美) 「ったく…松ヶ瀨の野郎…ちょっとドキッとしたじゃねぇか…ふふっ。あれ？ゆうすけ…」

(しぶ)「とてもラス引いた後の表情には見えませんね、美人Mリーガーさん。瑠美、お疲れ様。」

(瑠美) 「それ嫌味ですか？（笑）私はいつもこんな調子だよ。それにしても体調大丈夫なの？」

(しぶ)「ちょっとしんどかったけど、瑠美の楽しそうな表情見てたら、少し元気になったよ。」

(瑠美)「もう！どいつもこいつもドキドキさせんじゃねぇよ（笑）」

(しぶ)「でも何か…胸は苦しい。隆弥は瑠美といつも一緒にいられる…そんな隆弥が羨ましいなって思ってさ。」

(瑠美)「ゆうすけ…」

(しぶ)「隆弥は瑠美と出会って本当に変わったよ。社交的になったし、いい男になった。だから俺も瑠美のそばに居れたらな…」

(瑠美)「そっか…ありがとね。でもたかやちゃんは自分で変わったの。でもあの見た目でお洒落な料理作るのはズルいわ（笑）」

(しぶ)「そうだな（笑）なぁ瑠美…あのさ！俺ら…また…あの時みたいに…」

(瑠美)「元気そうな姿が見れてよかった！こんなとこ見られたら、ゆうすけのこと好きな女子達に妬かれちゃう（笑）愛する娘が待ってるから…帰るね。」　

(しぶ)「おっ、おう！俺も今日は…その笑顔が見れてよかった。またな。」

(しぶ)「はぁ…うまくいかないもんだな。」

「ドンッ！」

(しぶ)「痛ってぇ…！おー！たかやん！お前、手加減しろよー！完全に肩外れたわー！」

(松ヶ瀨)「大袈裟だよ。しぶにぃ…ねだるな、勝ち取れ。」

果たして、この恋の行方は…

次回「教えてよ、恋のアガり牌」