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アラフォーになった私が学んだ26の事

挫折から生まれる成長-感謝とやさぐれの間で

はじめに



私自身が日々の仕事の中で学んだことや、先輩や同僚からいただいたアドバイスをまとめたものです。私自身も何度も挫折や絶望を味わいましたが、そこから立ち上がり前に進むための言葉をいただいたことで、少しずつ前進していくことができました。そんな私の経験から生まれた啓発文のまとめです。

第一章 考えてみる



挨拶の効果



仕事に入る時の挨拶はその人の今日のモチベーションや仕事に対する姿勢がよくわかります。
人間不思議で、歳を重ねると、声のトーンや表情でそういう事がわかるようになるんだなと思います。
逆に、挨拶だけで他者から今日のあなたのコンディションを悟られる事あるので要注意。
上司の立場の人は特に気をつけた方がいいです。挨拶は一発で空気が変わります。

「おはようございます」
「こんにちは」
「お疲れ様です。」

一日で一番使う言葉。
体と顔を向けて柔らかい表情で軽い一礼を添える。
それだけで今日の仕事は上手くいくと思います。


「悩む」より「考える」。「停止する」は危険



「悩む」と「考える」は違います。悩むとは、感情に支配されている状態であり、先に進めないということを意味します。一方で、考えることは、冷静に判断し、前に進むために必要なアクションを決定することを意味します。

考えることが重要である理由は、この局面をどう乗り切るか、何のためにやるのかを明確にすることができ、前進することができるからです。このように、行動と思考は協業して成果や成長につながります。また、精神を鍛錬することにもなります。しかし、思考停止は危険です。目的や感情がなくなり、全く意味のない時間を過ごすことになります。ですから、常に考えることを心がけ、行動に移せるような処置を取ることが大切です。

プレッシャーは選ばれたものにしか与えられない。



プレッシャーは、誰にでも等しく与えられるものではありません。それは、選ばれた人や団体、課題や目標に対してのみ、存在するものです。
プレッシャーは私たちにとって非常に重要な役割を果たしています。
私たちは、プレッシャーの下でのみ、自分自身の本当の力を発揮することができます。プレッシャーの下で、私たちは、自己超越を達成し、自分自身を成長させることができます。

また、プレッシャーは、私たちが目標を達成するために必要なものでもあります。私たちが選ばれたものに対してプレッシャーを感じることは、私たちがその目標を達成するために、より多くの努力や集中力を必要とすることを意味します。それによって、私たちはより一層、目標に向かって邁進することができます。

総じて言えることは、プレッシャーは選ばれたものに対してのみ与えられるものであるということです。そのプレッシャーの下で、私たちは自己超越を達成し、成長し、目標を達成するために必要となる努力や集中力を持つことができます。プレッシャーを恐れるのではなく、それを受け入れ、乗り越えていくことが私たちの成長や成功につながるのです。

「私は正しい」は争いのもと、大事なのは相手を理解すること



「私は正しい」という考え方は、争いや摩擦の原因になることがあります。相手を理解し、その背景や考え方を考慮することが重要です。

以前の私は日常の仕事で他者に対して「なんでそんなこともできないのか」と思ってしまうことがありました。
会社のルールやマニュアルを学び、経験を積んだことで、自信を持って「私は正しい」と自負していました。

しかし、正論や正しさを突きつけることで、相手との溝や摩擦が生まれることがあると気づきました。相手にはその行動に理由があり、その背景を理解することが相手を苦しめることを避けるためには必要です。例えば、その人が任された仕事が時間通りに終わらなかった場合は、他の仕事をフォローしていたり、相談されたりしていたかもしれません。その理由を理解せず、正論を突きつけることは相手にとって受け入れられなくなることがあります。

相手が行動した理由を理解することが、コミュニケーションを改善するために必要です。
行動にはいつも背景があり、理由があるため、相手の立場や考え方を理解してあげることが、溝や摩擦を避けるためには大切です。

「イレギュラーはレギュラーである」



「イレギュラーはレギュラーである」とは、いつも順調にいかないということです。
忙しいときには、クレームやトラブル、システムの異常など、様々な問題が起こる可能性があります。しかし、それらを全て予想して対応することはできないため、イレギュラーな出来事をレギュラーとして扱うことが必要です。つまり、どのような状況でも落ち着いて、冷静に対処することが求められます。

また、イレギュラーな状況が同時に起こることもあるため、それを覚悟しておく必要があります。しかし、これらの状況で自分自身を見失ってしまってはいけません。忙しさに追われる中で、自分が何のために、誰のために仕事をしているのか、自分の目標は何かを見失ってしまうことがあるため、これらを常に意識することが大切です。

以上のように、イレギュラーな状況でも、冷静さを保ち、自分自身を見失わずに、自分の目的や目標に向かって仕事を続けることが重要です。

評価されてるのはあなた(上司)であること



「評価されてるのはあなた(上司)であること」とは、上司が部下を評価するということは、その逆も同様に成り立つということを指します。部下が上司の言動を見て、上司を評価することができるということです。部下にとって、上司はリーダーであり、指導者でもあります。そのため、上司の言動や態度にはとても敏感に反応します。

上司が部下を評価する際に重要なのは、客観性と公正性です。部下が持つ能力や適性を正しく見極め、的確な評価を行うことが必要です。また、評価の結果を部下に適切に伝え、改善点を共有することも大切です。部下たちは自分たちが評価されていることを理解しており、自己啓発につなげようとする姿勢があることも覚えておくべきです。

上司と部下の関係は、お互いがお互いを評価しあうものであり、仕事の成果に直結しています。上司が常に公正に、そして部下の能力を最大限に引き出せるように振る舞い、時には自らも学び、成長することが求められます。

継続は呪いなり



「継続は呪いなり」という言葉は、「継続は力なり」という言葉の反対の意味を持ちます。ただ、長期的な視野で見た場合、継続することは成功するための重要な要素となります。

しかし、継続的に行っている活動が、目標達成に関して何の進歩をもたらしていない場合、その活動は間違いなく無駄になってしまいます。また、変化が必要な場合には、継続して同じ行動を繰り返しても前進することができません。

そのため、目的に応じて有効な継続をすることが重要になります。必要な時には、アプローチや方法を変更することも必要です。常に自己評価と改善をしながら、より効果的な行動をとるように努めましょう。継続することが目的ではなく、自身の成長や目標達成のためのアクションを取ることが大切となります。

ただ、無意味な継続は時間やエネルギーの浪費になってしまうため、何のために、誰のために継続するのか考えながら、必要な継続を心掛け、より効率的に目標達成に向けて行動していきましょう。


行き当たりばったりは



色んな分野の先輩や上司から、あと先考えずに、行き当たりばったりの仕事は良くないぞ、と教えられてきましたが、必ずしもそうは思わないです。
思いっきりやってるから。
理論的、評論的、理屈ばっかり言ってる人はなぜか人がついてこないです。
あの時、あの瞬間、いまもですが、そこを精一杯やっている感覚は素晴らしいです。
成功も失敗もどっちでも良いと思います。 

思いっきりやる 

でなきゃ、
思いっきりはいつ出すの?
社会に自分の力を放てるのは最高です。
そういう考えを持ってるから部下・後輩には場当たり的でも良いから今日できることを全力で楽しんでほしいと思います。
だから私は上司に嫌われるのかなと思います。
上司からしてみたら、自分よりあいつのチーム作りの方が皆んなが楽しそうだな、
と思わせてるかもしれません。
でもそれで良いのです。部下が上司を超えないと会社にとっての成長が止まりますから。

以前こんな事がありました。
自分の部下が、自分より良いチームを作っていました。
彼は知識・経験・人望にも溢れていて、
「あ、もう私を越えてるんだな」
と、思いました。
そんな彼から、あなたを目指してます
と言われて嬉しかったのです。
だから、次の場所を探すことにしました。

リーダーとは?



リーダーとは、仕事を一緒に乗り越える仲間であり、肝心な場面にいつもそばにいる存在です。大勢のスタッフがいる中でも、リーダーは最後の砦となり、何があっても大丈夫という安心感があります。そしてその懐の深さにも心を癒され、自分自身が疲れている時も、リーダーがいれば何とかなると思えます。

そんなリーダーと一緒に働くことで、自分自身が誰かに貢献している実感を持ち、自己成長にもつながります。また、自分自身にとっては身勝手かもしれないですが、確実に誰かの役に立っていると感じることができます。

このような経験を通じて、自己啓発にもつながります。人と一緒に働くことで、相手を思いやること、チームプレイの大切さ、貢献することの喜びなどを学ぶことができます。そして、自分自身の成長にもつながる経験を積むことができるのです。

自信はタダ



根拠はなくても自信は持てる。
なんでそんなことが言えるのか。
それは、自信というものが実際の能力や知識とは必ずしも一致しているとは限らないからです。つまり、自分が本当にできると思っていても、実際にはできないことがあるし、逆に自分ができないと思っていても、実際にはできることがあるということです。

また、根拠があることは大切ですが、根拠がないことでも自信を持つことはできます。それは、自分が信じることや目指すことに対して、自分自身が強い意志を持ち、自信を持って行動することができれば、その結果として成功を手にすることができるからです。たとえ目標が高かったとしても、挑戦し続け、自分の限界に挑戦することで、新たな可能性を広げることができます。

もちろん、ただ単に自信だけで行動することは危険です。自分の能力や知識の不足がある場合は、しっかりと学び、訓練を積んで、スキルや知識を高めることが必要です。しかし、自分自身を信じ、自分の行動に自信を持って前進することは、どんな状況でも成功を勝ち取るための重要な要素です。

ミニコラム
o 号泣する女



ある日、女性従業員との面談で号泣されました。
人間関係が上手くいっていないようでした。
「私だけナゼこんな目に」
「私はここまでやってきたのに」
「悔しくて悔しくて」
全部、可哀そうな自分と私以外が悪い、という話です。
記憶と感情が強烈だったのを覚えています。
とても鮮明に人からされた嫌な事を悲劇のヒロインみたいに話します。

話を聞くことに徹していましたが、
同じ話が3周目の時に
「あなたはこれからどうしたいのか?」
が気になって聞いてみたら
自分を不幸たらしめた人を辞めさせてほしいと。
困りました…
出来るわけがないだろう。と。

もう一度聞きましたが、
「あなたはどうしたいのか?」
「…。」
なかったです。
2時間後、彼女は
「話したら少し楽になりました。」
と言って席を離れました。

話を聞くというのもそうですが、受け止めてみる。
これが大事なんだと、思いましたね。


二章 スキル


ゼロメンタルのすすめ



自分の精神状態で1番穏やかな状態をゼロメンタルと名づけています。
この状態が望ましいのは、アイデアとか良いイメージが湧いてきやすいからです。
いたって冷静、平常心で論理的な思考状態にある。
これは誰にでもありうる状態。
メンタルがプラスマイナスに大きくブレても、ゼロメンタルに戻すには精神の鍛錬が必要だと思っています。

以下2つの鍛錬

①感情を客観的に見る鍛錬
嬉しい時、喜びの感情が溢れている時、これがずっと続けば良いと思います。
逆に怒りや悲しみの感情は早くなくなってほしいと思います。
感情は時間によって変化するものです。
だから、長く同じ感情でいることはありません。その原理があるから客観的に見れます。

あ、今イヤな感情だな、の時にあえて自分から離れてみる。
「いけない、今苛立ってるな」自分でどんな感情かを知ること。

30秒くらいイスに座って目を閉じてみる
静かに深呼吸してみる
吐いた空気に悪い感情が流れるイメージ
あれこれ原因考えない、自分の世界で起こった事だから自分で変える。

謙虚な自分に感謝する。

そういう鍛錬が一つ。

②ゼロメンタルの状態を作る鍛錬
言葉を穏やかに
所作を丁寧にする

過激や奇天烈があって、自分の気持ちが高揚してもブレた言葉や大げさなリアクションはしないと決める。

それに、言葉と所作は同じ空気感の人と繋がりやすいものです。
罵る言葉、怒りは同等以上に跳ね返る
暴力行為も跳ね返る
だから、自分が望む世界観の言葉・所作を使うように意識する

そういう鍛錬

以上二つ。

ただ、ゼロメンタルにするのは目的ではないです。
私の理念の一つに

精神は鍛錬なしでは堕落する

という考えを持っています。

私が考える「精神を鍛える」というのは色んな経験を自分に与えて、精神を揺さぶること。
精神を揺さぶって、ゼロメンタルに戻れるということは、成長している事だと思います。
メンタルダウン、もしくは高揚してマナー・コンプライアンス違反をする人は少なくありません。
生活習慣にも影響がある。片付けをしない、ルーティンワークができない、金銭感覚、食欲感覚、時間感覚がズレる。
だから鍛えないと堕落します。

ゼロメンタルは強靭な理性でもあるんです。

【感情】

精神を揺さぶる事は感情の起伏であります。
感情と理性があるから人間は面白くできていると思います。
でも、私は感情が怖い、もし怒りすぎて誰かを傷つけてしまったら
悲しみすぎて自分の心に穴を開けないか
楽しみ過ぎてハメを外さないか…

そう考える事があります。

自分の感情に自分を支配されたくないと思います。

だからゼロメンタルを実行しているのかもしれません。
その時は自分でいられると実感しています。

ゼロメンタルにすぐに戻そうとするのは良くないです。
それをすると感情が反発してきます。
感情は不思議で、『今は悲しむ時です』『今は喜んで良いのです』と教えてくれるし、いつも正しい感情をくれます。
言葉は自分を欺く事ができます。
悲しいのに、言葉では嬉しいと言える
感情は逆らえない。鈍感、敏感はあるが、湧き上がる感情はウソがないです。

だからその時は、無理して自分にウソをついてゼロメンタルに戻す必要はないのです。
感情を感じる。負ならば落ち着くのを待つ、良い感情はしっかりと味わう。

そしてゼロメンタルにゆっくりと着地する。
自分の帰る心の着地点を知るというのは大事だと思います。

ジャブコミュニケーション



私は仕事で一日にコミュニケーションする人数はだいたい40、50人くらい。
社内調査で自分のコミュニケーションが従業員から評価されていると聞いたから嬉しいです。
気にかけてくれる、だとか話を聞いてくれるという声がなぜ上がるのか。
10年も同じようなことを違う場所、人、組織で評価もらってるから、これは強みだなと思い、考えてみました。

コミュニケーションで意識していること

ジャブを2回打つ

これをやる事で本題に持っていきやすくなり、依頼ごともスムーズになる。何より相互に円滑で安心できます。

①全員に良い挨拶をする(ジャブ)
自分の良い状態を相手に伝える
今日も私は良い感じですよ。
同時に相手の状態を察する
あ、今日ちょっとななめかな、とか

②点で終わる話をする(ジャブ)
だいたい1分以内、そこで完結させる。
天気、売上、今日はどんな日にするか、小話

必ず話や感情を引っ張らないようにしています。
生産性がない事で全くかまわないです。

で、ちょっと予告編を入れとく、去り際に。
そういえばあれやったかな、
後で例の件ちょっと教えて、とか

1分会話するだけで、挨拶の時から見えなかった感情、体調、意欲などがわかります。
で、次の段階

③本題に持ってく、クロージングする
ジャブ2回打ってるのでストレートみたいなものだが、そんな強くなくても良いです。
相手に合わせた本題の入り方ができるのでスムーズにクロージングしやすくなっています。

私はすごく相手の感情・表情・空気感を話し方で見ています。
それに全て合わせる必要はないが、ジャブコミュニケーションを2回打つことで、こっちの出方、話すタイミングを作れます。
一人になった時か、静かな場所か、歩きながらでも良いか、昼過ぎかな、とか。

関わりが深いミッションならば
仕事の話から入ることもあるが

誰だっていきなり本題から迫られたらちょっと圧迫されてしまうので準備、空気を作るのは大事だと思います。

ジャブコミュニケーションをする理由は効率もあります。
挨拶と1分話をするだけで優先的に3回目のコミュニケーションは誰とするのかはなんとなくわかります。

それに何人いようが、同じ空間で働くなら何かしらの問題、課題抱えてるので必ず吸い上げる事

話しかけてあげるほど生産性ややる気に繋がる事があります。
あ、自分にも声かけてくれるんだ、気にしてくれるんだ、って気持ちにさせます。

ジャブコミュニケーションはコミュニケーション下手な人ほど有効だと思います。
私は話は下手、いつもニコニコしている人間ではないです。出来れば一人で仕事したいタイプだが、絶対に他者との関わりは必要になるので、これはスキル、もしくはツールとして活用しています。

ジャブコミュニケーションだけで終わらせてもかまわない。
本題や生産性のある話をしなければ、と思ってしまうが、実は挨拶と1分話だけで従業員のモチベーションはアップしてる事あるので。

会話の内容よりは声のトーンと態度を良く振る舞うのが大事

声のトーンは絶対にあげる事
態度は自信をもつ、自信はタダで備わる
ハッタリ自信で良いです。

その日その場で問題・課題は解決しなくていいです。
相手に共感する事が大事、その要素を発見できるのがジャブコミュニケーションだと思います。

いつも相手にとって話しかけやすい存在でありたいですね。


1番の説得力はやっぱり実行



ビジネスにおいても、やはり「実行力」が非常に重要になってきます。指示を出すだけでなく、自ら行動に移すことで、周りの人たちに強い影響を与えることができます。

良いチームを作るためには、リーダーが前線に立って率先して行動することが必要です。それは、大変な経験かもしれません。しかし、その先には、仲間たちがあなたに続いて、力を合わせて戦ってくれる姿が待っています。

他人を説得するためには、実践している姿勢が不可欠です。言葉で語るだけではなく、自分から行動に移すことが、周りの人たちを動かす最大の説得力になります。

自分が率先して行動を起こすことで、周りの人たちも同じように行動することができます。これが、組織の力を引き出す上で、非常に重要な要素だと言えます。

つまり、リーダーである以上、自分がやらなければ、周りの人たちにもやらせることはできません。自分自身が実践することで、周りの人たちを動かし、組織を大きくすることができます。




肝心な時に肝心な所にいる人



人生には、肝心な瞬間が多々あります。
スポーツにおいては、その瞬間が試合における決勝ゴールの瞬間や、最後の一投など。
仕事における肝心な瞬間は、契約成立や業績不振時における危機的局面などです。

そんな肝心な時に、たまたま肝心な場所にいることはとても重要。
この能力には、二つの側面があります。

まず、肝心な時にそこにいること。これは「運がいい」というのとは少し違います。
「運がいい」というのは、偶然に何かが起こることをいいます。
でも、肝心な時に「たまたまそこにいる」能力は、偶然に起こることを待つことではなく、自分自身がその場において能動的に動くことを想定しています。

次に、肝心な時に必要なスキルを持っていること。
現場にいることができても、必要なスキルを持っていなければ役に立ちません。
このスキルは、事前に習得することができるし、あらかじめ訓練を受けておくことで、肝心な時に必要な行動を取ることができます。

成果や成功の為にはこういう事を考えておくのも大事ですが、肝心な時はワクワクしますね。面白い事が起きたり、迫られる選択を楽しみましょう。

ベテランほど率先垂範しよう



職場において、ベテランとなるほどやがて若手や後輩たちの教育や指導に従事することが増えてきます。しかし、指導に当たるにあたって自分自身が率先垂範(自分自身が率先して模範となる行動をとること)し、他者に模範となるように示すことは非常に重要です。

まず、ベテランが自分自身が担う仕事や役割に対して真剣に向き合い、熱心に取り組む姿勢を見せることで、若手や後輩たちにモチベーションを与えることができます。自分たちの上司や先輩が真剣な姿勢で仕事に励んでいると認めることで、若手や後輩たちも自ずとその姿勢を見習おうという気持ちになるでしょう。

また、ベテランが常に自分自身に厳しく、常に向上心を持って努力をする姿勢を見せることで、若手や後輩たちに自己成長を促すことができます。

自分たちの上司や先輩が常に自己成長を目指していると知ることで、自らも成長しようという意欲が湧き上がるでしょう。

さらに、率先垂範によりベテランが自らが求めるレベルに仕事をさせ、自らの情熱や責任感を示すことができれば、部下や後輩たちの期待に応えることができます。それにより、自信を深め、表彰や昇進等で報いられることもあり得るでしょう。

ベテランになることは、ただ長く働いたことだけではありません。ベテランが自ら率先し、手本となることでチームのみならず、会社全体を支えることができます。自らが担う仕事に熱心に取り組み、若手や後輩たちが見習うべき姿勢を示し、努力を続けることが最も大切です。


面倒くさい仕事に価値があったりする



「面倒くさい仕事にも価値がある」ということはよく言われることですが、それは確かに真実です。つまり、面倒な仕事も、それをやり遂げることで、自分自身が成長し、価値のある経験を得ることができるのです。

また、成功への近道はなく、成功するためには努力が必要です。成功した人たちは、苦労を重ねて、失敗を繰り返しながら、ようやく目標を達成することができたのです。そして、成功するためには、自分が何をしたいのか、自分の目標を明確化することが必要です。自分が何を成し遂げたいのかを明確化することで、その目標に向けて、自分自身を鼓舞することができるのです。

つまり、面倒な仕事には、価値があるということを忘れずに、自分自身が成長するために、その仕事に真剣に向き合うことが大切です。また、成功には努力が必要であり、自分自身の目標を明確にし、それに向かって努力することが重要です。

圧倒的なイエスマンのメリットとデメリット



人間関係において、ついつい相手に合わせてしまうことはありませんか?
そんな「イエスマン」について考えてみましょう。

イエスマンは、「はい、そうですね」と相手に同意することが多く、目的の達成よりも相手との関係を優先する傾向があります。そのため、相手との揉め事を回避することができ、コミュニケーション能力が高いとされます。

しかし、イエスマンは時として、正しくない選択になることもあります。
自分自身の意見や考えを尊重できない傾向があります。また、常に相手に合わせるために、自分の価値観を曖昧にすることがあるため、自己肯定感が低くなってしまうこともあります。

イエスマンにならないためには、相手に理解してもらいたいことを積極的に伝え、相手に同意することよりも、自分の意見を尊重することが大切です。相手との関係が良好であることも大事ですが、自分自身の意見や考えも大切にしましょう。

教育とは、指導とは?



教育とは、指導とは?
私は人に何かを教えるのが苦手、下手です。

会社では教育者へなれ、指導者になれなど、よく言われます。

教育?指導とは何か?

説教とか人を操作するような響きに捉えてしまうのが良くないですね。

質問には何でも答えることなのか
考えさせるように指導することなのか

エラい、立派な人です。

でも、そんな人にはなれません。
なろうとも思いません。

教育・指導は何のためかを考えた時

自立させること

現場で思ったのは

自立するためのきっかけを作ること

じゃないかと思いました。

私の経験では
誰かここまで教えてくれた人はいなかったと思います。全部、己で学んできました。
ただ、そこにきっかけをくれる人はいました。

これが不思議で、人生や仕事で飛躍する時はきっかけになる人は必ずいるものです。
その人は手取り足取り教えてくれる人ではないし、教育者だとも思っていません。

応援してくれる人。

自分も誰かの成長のきっかけになれる人間にはなりたいと思います。

何か困った時にそばにいてあげて、一緒に考えたり、乗り越えてやれる人間の方が良いです。

年齢経験関わらず、その人にとってプラスになる人間。

今自分がこの年齢、リーダー的な立場に立った時、やっぱり昔の自分が受けたやり方だと確実にうまくいかないと感じます。
私らみたいなのを教育者というのなら、他者の思考をもっと自由にさせることも必要だと思います。

絶対に他者を支配や操作はしてはいけない。

人のもつ独創性、感性を活かして、それを実行、実現させることが大事。

それは、その人にとっての自立ではないのかと思います。


仕事中における「笑い」の大切さとは



仕事に集中し、気持ちを高めるためには、緊張感を持つことも必要ですが、長時間の労働やプレッシャーによってストレスが蓄積されることがあります。そのため、仕事の合間や休憩時間に、軽い笑いに包まれるひと時を過ごすことで、心身共にリフレッシュすることは大事ですね。
笑うことでリラックス効果が得られるため、気分が改善され、創造性や生産性も向上することが期待されます。

また、笑いはコミュニケーションにおいても非常に重要です。お互いの笑いを共有することで、同僚や上司との信頼関係が深まり、チームの士気や結束力も高まります。
また、笑いを通じて、意見や意図をやわらかく伝えることができ、コミュニケーションの円滑化につながります。

もちろん、仕事の中でも明るさや笑いを求めることは難しいけど、休憩時間には軽いジョークや面白い話などによって、一時的にでもマイナスな感情や緊張感を解消することができます。また、クリエイティブなアイデアを出すためにも、ストレスを減らし、リフレッシュすることは大きな意味を持ちます。

そこで、仕事中に笑いを取り入れることができるよう、お互いに笑いを共有する場を設けたり、ジョークや風刺的なアイデアを出し合ったりすることが大切です。そうすることで、緊張感とリラックス感のバランスをとりながら、より効率的に、かつ楽しみながら仕事に取り組むことができると思います。


「やってる感」がもたらしてくれたもの



仕事やプライベートなどで多くの課題や活動をこなしている時に
「やってる感」を得ることがあります。例えば、忙しく働きながら頑張っている感じや、何かに没頭している感じなど。

「何の手応えもないけどやってるな」

一見、生産性がないようにも思えますが
その「やってる感」は単なる感覚だけでなく、実際には様々な効果があります。

まず、「やってる感」がもたらしてくれる効果の一つは、モチベーションの向上。
もしも、自分がなにかをやっている感じがしない場合、つまり何も成し遂げた感じがしない場合、やる気が低下してしまう可能性があります。
しかし、何かをやっている感じがあると、自分が成し遂げたことに対して自信を持つことができ、次のチャレンジに向けて意欲が高まります。
また、やっている感覚を得ることは、ストレスを減らす効果もあると思います。
例えば、多忙であるという感覚は実際のストレスよりもストレスを軽減する可能性が高く、やることがない状態と比べると、ストレスを感じることも少なくなります。

さらに、やっている感覚を得ることは、自己肯定感を高めることにもつながります。
達成感を得ることで、自分に自信を持つことができ、自分に対してポジティブな影響を与えることができます。

「やってる感」は、単なる感覚だけでなく、自己モチベーションの向上やストレス軽減、自己肯定感の向上など、様々な効果をもたらしてくれます。

生産性や手応え感じない時は、自分にそう思わせておきましょう。

ミニコラム
アルバイト面接にて



いつものアルバイト面接の時のこと

学生さん、男の子、見た目ちょっと気弱な感じ

志望動機は?サークル何やってるの?
とか質問する度に緊張してるのか

「わ、わたしは…お、御社の服が好きで…」
ガチガチだったので、

「少しリラックスしましょう。全然良いんですよ、自分の言葉で、キミらしさを教えて下さい。大丈夫ですから」

と伝え、ひと呼吸おいてみました。

「さぁどうぞ」

彼の細い目が少し開き
「俺は、ここの服が好きなんすよ、ぶっちゃけ他のブランドは眼中にねぇっす。ここでNo.1になりてぇッス!」



びっくりしたぁ…
さっきの感じは何?そしてキミは誰?
違うよ、そういうことじゃないのよ…


「キミ、土日は働けるのかい?」

「自分の時間あるのでムリっす」

なぜここへ来たのか…。

「ご縁がありましたらまた連絡しますね、では」

「最短で明日から来れますから!」

どこで手応え感じたのか…?

若いってすごいな。

三章 振り返ってみる



「マイナスをゼロにするチカラ」と「ゼロをプラスに変えるチカラ」



「マイナスをゼロにするチカラ」と「ゼロをプラスに変えるチカラ」のどちらが大変かという問いに関して、そもそも両方のチカラには意味があります。しかし、一般的にはゼロをプラスに変えるチカラの方が難しいとされます。

マイナスをゼロにすることは、現状を改善することに注力することで、特定の問題に対して正確な分析と対策を行うことによって実現できます。つまり、現在の状況を改善するという目標に向けて努力することが必要です。一定の成功は比較的容易に得られやすく、結果が見えやすいため、ベーシックなアプローチで取り組むことができます。
一方で、ゼロをプラスに変えることは、現状を超えることに注力することを意味します。それには、前例のない新しいアイデアや考え方、技術の開発などを取り入れる必要があるため、より創造的で革新的なアプローチが必要です。また、成功が見えにくく、失敗する可能性も高いため、リスクを取る覚悟が必要です。

つまり、両方のチカラには価値があり、状況によっても異なりますが、一般的にはゼロをプラスに変えるチカラの方が難しいとされます。しかし、社会の発展は、新しいアイデアやコンセプトの実現によって進展するため、ゼロをプラスに変えることが非常に重要であると言えます。


「成し遂げる」と「選択する」は同じ事



「自分は人生で何を成し遂げたか」
40代に突入前に考えてしまった。

振り返ってみると、
意外と色々成し遂げていたように感じます。
自分が思い描いた状態になっていました。

だから
「これから何を成し遂げたいのか」
これが次のテーマになります。

でも、「成し遂げる」発想がもともと自分には無いことにも気づきました。
「絶対にこれを果たす」
みたいな生き方のタイプではないから。
そして次の世代に何か残そうとか、生きた証がどうのというのは、性分ではない。

ただ、穏やかな毎日を過ごしたい
家族に安心と安定の日々を送ってもらいたい。
そういう思いが今までは強かったんだと思います。
でも、気づいた事があります。

人生は自分で選択できる

だから私にとっての
「成し遂げる」と「選択する」は一緒だと思いました。

自分は何を選択するのか
いや待てよ

選びたい放題じゃないか
選択は無限にある

だからといって大きい事やご立派な発想なんて浮かばないです。
これは過去の選択の習性だと思います。

選択する時に大事にしている事や背景、理由は必ずある。

私の場合は30代は「安定」だったと思います。
最近は「冒険」を重要視している傾向にあります。

40代手前にもなると、多くを経験してしまっていますね。
だから新しい経験・場所・感情・人に出会いたいと思うようになってきました。。

次は何を選択するのか。
成し遂げるとは選択の積み重ねです。
だから、もっと選択したいと思います。
40代は冒険。

人生はまだまだ楽しめますね。

絶望経験は大事だと思う話



何も気力なくなって人生に絶望する瞬間は大事です。
私はある。たくさん…

その時に、もう一つの人生を考えてしまいます。
本当はこうなりたかった。これをやりたかった。のような。

車、バイク、家、風呂、大型テレビ、家族で家焼き肉、大きいベッド、子ども部屋、冷蔵庫、食洗機、子どもの習い事、週末の飲み会、単身赴任、キャンプ、サウナ仲間、外食、家族旅行、ショッピング、映画、子どもとゲーム遊び、親戚付き合い、年賀状、帰ったら夕飯がある生活、住宅ローン、仕事、出世、誕生日のお祝い、禁煙

絶望は強烈な感情です。
そんな時にもう一つの人生を嘆くようにつぶやいた。それがこれです↑

底辺にいた人間だからこそ、まともな人生に憧れてしまいました。

変な言い方ですがら良い絶望感で満たされていて
「あ、でもここが底辺か、これ以上絶望してても飽きるな。底見えたから次行くか」
と考えました。

今は全て実現しています。
当時は実現すると思いませんでした。

絶望感の反動?
絶望感に対して強い反発心があったんだと思います。

生きてやる。
絶望を運んできた死神みたいのがいて、お前に支配されてたまるか
と、めちゃくちゃ反発しました。

「あの時の絶望感」
誰しもが持ってると思いますが、もうあんな思いはしたくないけど、感謝できる経験です。

感謝に勝る能力なし



私の中で感謝の「あいうえお」があります。

「ありがとう」
「いつも助かっています」
「嬉しく思っています」
「えぇ!そんなことまで」
「おかげさまで」

この言葉は最強ですね。
褒めるのは好きではないけど、感謝を伝えるのはすごく良い事だと思います。

でも、日常的に出来てるかっていうと、出来てない。

腹立つ事があって好きになれない人がいました。
あぁ、これ良くないな。好き嫌いを作ってしまうのが良くないと思いました。
そこで、自分の中で「感謝祭」企画をやってみました。

相手に感謝する理由を考える。
冒頭には
「この人がいるおかげで」をつけて想像する
ただそれだけ。

これがすごい良かったです。
穏やかな1日になります。

答えを持ったらそこでお終い、問いを持ったらそこが始まり



仕事において好奇心を持つことは、必ずしも即座に答えを探すことではありません。もちろん、答えを持っていることは良いことです。ただ、答えに至る道程で問いを持ち続けることが重要です。答えを探す過程で問いを持ち続けることで、探究心や好奇心が刺激され、ひらめきや新しいアイデアが生まれることがあります。問いを持つことができる人は、いくつかの視点から物事を捉えることができ、より多角的な視点から物事を分析することができます。

一方、答えに執着する人は、答えが出るまであまり時間をかけたくなく、適当な答えを見つけたらそこで問題を終わらせようとしてしまいます。これは「即断即決」の姿勢ともいえます。しかし、これでは問題点や課題点を見落としてしまうことがあります。答えを持ったら、そこで問題に対する探究心や好奇心が薄れてしまい、自分で考えることが少なくなります。結果として、自分にとっての最適解を見つけることができなくなり、成長や未来への展望が失われてしまう可能性があります。

したがって、仕事においては、答えを持ちつつも、問いを持ち続けることが必要です。問いを持ち続けることで、自分自身の考え方や行動パターンを見直し、自己成長を促すことができます。答えを持ったらそこで終わりとせず、問いを持ち続けることで、自分自身の考えを深め、実力を高めることができます。適切な問いを持つことで、直面した課題に対し、より正確にその本質を理解し、より適切なアプローチを提言することができます。

しゃがんだ分だけ、高くジャンプできるよ



人生には山あり谷あり、誰しもが挫折を経験することがあります。挫折感から立ち上がることは簡単なことではありませんが、挫折してしまったときこそ、次に必ずやってきてしまう壁を超えるための重要な経験となるでしょう。

実際、一度頂点に立ったところにも再び行くことが難しいこともあります。しかし、もし挫折してしまったなら、これを前進するために大きなプラットフォームの一つにしてください。挫折して座り込んでしまった分だけ、再び前進するために走り出す時にスタートラインが上がります。つまり、しゃがんだ分だけ高くジャンプすることができるということです。挫折を経験した人たちは、自身のミスに耐えることが必要になる時もあります。これは悪いこと以上に、心に深いショックをもたらすことがあるかもしれませんが、そこで重要なのは"成長する"ことです。挫折から立ち上がるためには、自分のミスを認め、次回には同じミスを繰り返さないように改善することが重要です。

挫折を経験することはつらいことですが、辛いときは簡単に諦めないことが大事です。挫折を経験した人が"再出発"することができれば、また新たな"成功"を納得感を味わえることができます。

あとがき



読んでいただきありがとうございます。もし、何かしら勇気づけられるエピソードや言葉があったなら幸いです。
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