カメとピューマとフラミンゴ

ふとテレビに流れた音楽に心打たれた。歌詞が特に。
あぁそうか、そうなんだよなぁ。心が軽くなった気がする。

アニメーションで流れてたから物語みたいで分かりやすかったのもあるけど、カメとピューマとフラミンゴが登場する。

●亀は日々何もしないでのんびりここにいる。
亀は違う生活を思い描く。
(ピューマみたいに駆け回りたい、フラミンゴみたいに飛びたい)
ああなりたい、こうなりたいばかりでこんな自分が嫌いで硬い甲羅の中に閉じこもる。

●ピューマはみんなに勇敢だと言われる。自分じゃわからないけど。
確かに集団じゃなく単独で行動する。高く遠く跳ぶ。獲物を追いかけ早く動く。その姿を見てたら貫禄あるって思うかも。
でも、みんな自分の顔を見て怖がっていることを分かってる・・・
(あぁ、あのフラミンゴみたいにスリムで鮮やかな美しさがあったらなぁ。亀のようにゆったり自然を感じる感性があったらなぁ)

●フラミンゴは派手な体で集団行動。旅を重ねバタバタの日々。
指揮者に従って和気あいあいと贅沢に過ごす生活。
ひとりじゃないけど引っ越しばかり。
穏やかに暮らす亀がうらやましい。
自由行動に憧れる。
ピューマはいつも威風堂々でいいな

●●●ぼんやり分かった。誰かになりたかったけど、やめとくんだ僕がいいよ。
「自分ではない他の誰かに憧れて、その誰かは誰かに憧れ、それが僕なのかもと思えるなら、自分のことをやっと好きになれるかな」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~「自分ではない他の誰かに憧れて、その誰かは誰かに憧れ、それが僕なのかもと思えるなら、自分のことをやっと好きになれるかな」
というのが響いた。
自分にはない他の人が持っているものをうらやましいと思っていたけど、他の人から見たら自分も何かを持っているんだなと。

最近嫉妬に苦しんでいた私だったけど、
「自分にも何かがあるんだな」と自分で思えたこと。自分で自分を認めることができた気がする。
そしてこの音楽が目に留まって気づいたということもうれしいことだ。

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