生活主義道徳

道徳科は、大きく2つの潮流がある。
一つは価値理解に重きを置いた、系統主義の道徳。
もう一つは、子どもたちの生活とつながる学びに重きを置いた、生活主義の道徳。

わたしは今まで、系統主義の道徳に偏った授業をしてた。
最近研究しているのは、生活主義の道徳。
子どもたちの生活から繋がる価値理解と、いかに子ども自身が論をつくるか。

今日の道徳では、かなりの場面を子どもたちに委ねてみた。
発言内容自体は、もう少し深めたかった思いもあるけれど
子どもたちは結構満足したようで、授業後、板書を写真に撮る子がたくさん。

子ども自身が満足する授業。
やったという達成感のある授業。
これが何より大切で、深まりは教師の自己満足のような気がしてしまう。
わたしの思いは、授業後の帰りの会とか、朝とか、語る場で語ればいいと切に感じた。

できるだけ、シンプルに
子ども自身が学びを深められるように
わたしは、そんな授業を子どもたちと一緒につくりたい。

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