多子世帯の大学授業料無償化について思う事

冬至ですね。今日の日本列島は寒くて、地方で働いていた同僚から雪の写真が届いて冬本番といったところでしょうか。

多子世帯の大学授業料無償化が発表されました。
以下は時事通信からの引用です。政府は22日、少子化対策の「こども未来戦略」を閣議決定した。  
3人以上の子どもがいる多子世帯について、2025年度から大学授業料を無償化するなど教育費の負担軽減策を盛り込んだ。所得制限をなくし、従来の制度よりも踏み込んだ内容となった。  
現行では、年収380万円未満の世帯を対象とした授業料減免や給付型奨学金の制度があり、24年度から年収600万円までの多子世帯にこの対象を広げることが決まっている。  
今回まとめた授業料無償化は、3人以上の子どもを扶養し、大学など高等教育機関に通う学生がいる世帯が対象。短期大学や高等専門学校、専門学校も含まれ、所得制限は設けない。授業料支援の上限額は国公立大で年約54万円、私立大で約70万円とした。入学金も合わせて無償化し、最大約40万人を対象と見込む。 

このような事が記載されております。
わが家については子供が一人しかおらず、当然対象外となります。

子育てしてて感じることは、人一人育てるのは凄い大変と感じます。
周りには2人や3人と育てられてる方がいますが、ただただ凄いし、ありがとうという感じです。

子供育てるのはお金もかかりますが、労力と時間がかかります。
生まれてすぐの子供が馬のように立ち上げるわけでもないです。
人は成長が遅いんです
だからこそ長期間にわたって色々な事を諦めたりして子育てをしたりします。
最近では、非婚化や結婚しても子供を作らない夫婦も増えています。
自分の時間がなくなるとか、お金がなくなるとか、子育てできる自信がないとか色々と頭で考えちゃうのでしょうか?私はそれはそれでいいと思います。
子供を育てたい人は育てたらいいし、育てたくない人は育てなければいいと思っています。

ただ、子育てしている人間から言わせてください。
子育てはかけがえのない経験を与えてくれます。
私も、最初は自分が子育てできるか不安なこともありました。
もちろん大変なことも、辛いこともあります。そういったことも少しづつ慣れてきて、初めて親にさせてももらうといった感じでしょうか。

話はそれましたが、今回の記事で感じたことは、日本政府の少子化対策や子育て支援の対策は具体的すぎると感じました。

言い換えれば、お金出すから沢山子供産んでねみたいな感じに私は感じました。確かに対象の世帯はありがたいと感じるでしょう。
だけど、反対に子供のいない方や、対象外の家庭についてはこの対策がでたから子供産む決断をするでしょうか?そんなことはないと思います。

少子化の流れはもう誰も止められないと私は思っています。
そもそも教育費がすごくお金かかるのです。
政治家にお願いしたいことは、大学卒業しなくても、高卒でも一人でも多くの人が社会で安定している働ける環境を作ることを働きかけてもらいたいです。

私は大卒ですが、私立文系出身で、私立文系大学に通うことにどれだけの意味があるのか年を取ればとるほどわからなくなりました。
個人的には4年で400万円以上かけて子供に奨学金を背負わして返済させるシステムを辞めさす方が少子化には効果あると思うし、何よりも国民の幸福度があげるのではないかと思う。

私の親世代にみたいに、大学は純粋に研究や勉強したい人が行くところであり、なんとなくみんなが進学するから、つられて進学するものではないと思います。本当の意味での高等教育を目指していただきたいものです。

辛口になってすみません。



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