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犬のしつけはちゃんとしましょう!それって何をすることなの?

「犬のしつけ」と聞いて、みなさんならどんなイメージを思い浮かべますか?

ご飯を上げる前にお座りやお手をさせること?
吠えたり噛んだり、または散歩の時に引っ張らせないこと?
トイレをペットシーツの上でさせること?

などでしょうか?


私はいわゆる「犬のしつけ」という領域に対してサービスの開発や取り組みをしているので色んな人にお話を聞かせてもらうのですが、その中で興味深いことに気が付きました。

「犬のしつけ」というものは人によって定義が異なり、さらにしつけには段階があるということです。

お座り、お手、待てなどの芸が「犬のしつけ」だという人もいれば、吠えない噛まないまでをしつけだという人もいます。どこを触ってもいいようにボディコントロールができることと答える人もいます。

実際に犬の飼い主48人にインタビューしたところ、お座り、お手、待てをしつけと思っている人は85%でした。

それよりも先に進めて、吠えない、噛まない、引っ張らないなどは52%という結果でした。

ビックリしませんか!?私は結構衝撃を受けました!

「犬のしつけ」の定義が違うということは、みんなが目指すべきゴールが違うということになり、手段や解決策を探すとき、相談をするとき、犬友達同士で雑談するときに話が嚙み合わなくなるんですよね。

じゃあ結局、「犬のしつけ」って何?
何をすればいいの?

ってなりますよね。

私が考えるのは、大前提として人間社会で暮らしていくのが現代の犬の生活になるわけなので、飼い主以外の周りの人に迷惑をかけないこと。これに尽きると思います。
実際うちの柴犬さとはお座りもお手も待ても教えていません。呼び戻しだけできるようにしています。あと散歩の時に引っ張っていかないようにとか。

それでもお散歩に行くといい子だね、と言われますし特に困ったことが起きることもありません。

「躾」という言葉の意味自体は社会で暮らしていく上での規律やルールを教えることなので、社会というものを自分の家の中だけと捉えずに、犬が好きな人も苦手な人も、犬アレルギーがある人もいるこの人間社会全体を社会と捉えて、そこで一緒に暮らしていけるようなしつけをするのが一番良いのではないかと思います。


まとめ

Q:「犬のしつけ」って何?
A:お手やお座りを教えることだけではなく、人間社会で共存していくためのルールを教えることが大事だよね

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