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アメリカテック企業で正社員になりました

こんにちは。
先日、アメリカテック企業で契約社員として働いている話をしましたが、その後、正社員になることが正式に決まり、今日が正社員としての初めての日となりました。
1日目の感想として、noteに書いておこうと思いました。


先日の記事はこちら



先日の記事からの気持ちの変化

先日の記事では「正社員になることが決まっただけでもう十分」と言っていましたが、その後、面接が進み、正式に決まってからいろいろな手続きをしていく中で、気持ちに変化がありました。
決まったことの知らせを受けてから、正式に入社日が決まるまで、3週間程度あったのですが、日々じわじわとその喜びを感じていき、2年間契約社員として頑張ってきた自分自身をいたわり、労うような気持ちになりました。

同時に、上司が本当に喜んでくれて、「期待しているから頑張って」と何度も言ってくれたことも、「部下が正社員になることをこんなに喜んでくれるなんて」と感激すらしました。

いただいた条件もありがたい内容で、フルリモートで正社員で良い仲間と働けることを感謝するようになりました。

その3週間は自分へのご褒美のような気持ちを味わえる期間だったのです。

じんわりじわじわ

採用が決まった後の流れと手続き

具体的な手続きとしては、
1. オファーレターにサイン
2. バックグラウンドチェック
3. I-9の手続き
がありました。

オファーレターは、どんなパッケージ(給与含む)で雇用されるか、という内容が書かれており、同時に、遵守すべきコンプライアンスの内容にも署名をしました。

バックグラウンドチェックは、第三者機関のウエブサイトで過去の住所や職歴、家族の情報を入力し、犯罪履歴などを聞かれます。グリーンカードを申請するときのような内容だな、と思いました。
また、日本語での漢字の名前なども追加で聞かれました。

バックグラウンドチェックがクリアされると、入社日が決定され、それまでに間に、アメリカでの労働許可があるかどうかを証明するために、実際に証明する書類を持って指定された場所に行く必要があります。手続きは10分もかからずに済むのですが、実際に出向かなくてはならないので、ここは他の手続きと違いました。


正社員になった日


そして迎えた今日。
夫が「Full timeおめでとうー!」と言って起きて来てくれて、嬉しかったです。
入社1日目のオリエンテーションがあり、7年前に日本支社に入社したときのことを思い出しました。
とはいえ、先週からの仕事も、新しい仕事もあって、新入社員、という感じではありませんでしたが、社内情報の自分の記載内容が変わっていたりして、「今日から正社員になれたんだな」と実感することができました。

アメリカ企業で働いている以上は、正社員でも突然のレイオフなどがある可能性はありますが、契約社員は雇用期間が決まっており、契約更新されなかったらどうしよう、という不安が常に付きまといました。特に、アメリカで日本人として働いているけれど、これといった資格や経歴もない私は、次が見つかる保証もなく、夜眠れないほど不安になることもありました。その心配をしなくても良い、というのはありがたいことだと実感しました。
同時に、正社員であれば結果を残していくという責任が生じて来ますが、それに対して努力することは私でもできると思います。どういうことに対して頑張るのか(職を失わないためなのか、結果を残すためなのか)によって、ネガティブなエネルギーなのか、ポジティブなエネルギーなのかが変わってくると感じました。

ライフワークはどうするか

自己理解を終えて、ライフワークを見つけたと同時にこの正社員の話が起こり、忙しくなる中で、どう両立すれば?と思っていました。でも、今日に至るまでは「この正社員になっていくプロセスを味わいたい」と思い、ライフワークの方は少しお休みしていました。頭のどこかにいつもライフワークのことはありながらも、心が「今はこっちを味わいたい」と思っていたので、素直にそうしよう、と思ったのです。
きっと、少し落ち着いたらまたライフワークの方にエンジンがかかってくると思っています。
自己理解を通じて、こんなふうに自分を信じていられて心が思う方に進めばいい、と思えるようになりました。


結果が出るには時間がかかる


契約社員から正社員になったことで、「結果が出るには時間がかかる」ということを身をもって学びました。結果が出るまでの期間は本当に長く感じるし、辛かったけれど、進んでいる方向が自分に合っているのであれば、必ず結果はやってきます。
私の場合は、正社員という一つのマイルストーンでしかありませんが、ここからまた家族のために働こう、と思えるし、この環境を作ってくれた上司やチームの仲間に改めて感謝しています。


感謝しています

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